やあやあ、さむらいである。
4月2日は、一粒万倍日と寅の日が重なるダブル開運日となり、兎に角何かを始めるには絶好日であった。
そんな4月2日に多くのお店が新規オープンしたのをご存知だろうか?
数多くある中で我輩が注目したのは、『麺処ほん田』の門下生達である。
まず、『麺処ほん田』で9年間勤め上げ、先日卒業を果たしたハ料理長が浜松町にオープンしたのが、『ハちゃんラーメン』。
既に多くの結果を残しているが、ミシュランビブグルマンにも選出されている『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀』の店主である岩田氏が池袋のアパホテルに『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店』をオープン。
沖縄で『麺処 わた琉』を営まれていた高橋渉氏が、金町に『ramen club トトノエ』と言う屋号で心機一転し、オープンさせた。
他にも上げたらキリがないので割愛させて頂くが、またしても宿題店が増えてしまったので、ダイエット返上して通い、記事にしたいと思っている。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の11月に開店された
『中華蕎麦 無冠』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は睦月も半ばの頃。
この日は目的のお店にしっかりと予約をしていた。
『ラーメン屋なのに予約?』と思われるかも知れないが、予約制のお店はある。
今回のお店は、以前ご紹介した中野坂上の『Japan ramen むかん』の2号店である。
やあやあ、さむらいである。 新型コロナが一気に感染拡大となっている昨今であるが、如何お過ごしだろうか? "毎日がラーメン"でフォロー下さっている方は、お気づきかも知れないが、ここ何日からぁ麺活動が出来ていない。 その理由は体調が優れな[…]
過去記事を読んでいない方へご説明させて頂くと、ときわ台(現在は静岡焼津へ移転)で食べログ百名店に選出された、『Soupmen』の創業者である小松崎氏が、2022年5月に中野坂上にオープンさせたのが『Japan ramen むかん』である。
こちらのお店が完全予約制で営業していたのであるが、当時昼時のみの営業で、1時間4名様のみの案内であった。
にも関わらず、何と食べログ百名店2022のラーメン部門に選出されたのだ。
そんな『Japan ramen むかん』の店主である小松崎氏が、五反田に支店となる『中華蕎麦 無冠』をオープンさせたのであった。
何より、我輩がこの『さむらい流らぁ麺道』で初めて記事で取り上げたらぁ麺店が、『Soupmen』だったのである。
こんな巡り合わせがあっては、取り上げるのは必然である!
オープンしてから恐らく、我輩の予定と掛け合わせた最短であろう日に予約を入れるのであった。
中華蕎麦 無冠
オープンして2週間程経った頃であっただろうか。
やっとこ行ける日が定まったのであるが、予約が出来るのは前日の21:00に翌日の予約枠が開放されるのである。
当時はオープンして間もない頃とあって、我輩のような小松崎氏のファンがこぞって予約を入れているタイミングで、すぐに枠が埋まってしまうのであるが、この時も攻略法は変わらない。
20:59にアラームを設定し、21:00になった瞬間に希望の枠に予約を入れるだけである。
無事予約を入れた訳であるが、安心して欲しい。
現在は予約制を撤廃して、並び順で営業している。
予約した時間に合わせてお店へ向かうのであるが、お店の場所は五反田駅を最寄りとし、西口を出てまずは右へ、桜田通りと言う目の前の大通りを渡って、左斜め進むと、左手にお店がある。
丁度予約時間に訪問すると、空席が2席用意されており、『何時にご予約のお客様ですね?』と確認され、先に食券を購入する。
とは言え券売機のボタンは、特製牡蠣塩(1000円)とビール(500円)のみであったので、それぞれを購入し、席に着く。
席に着いて先に運ばれたのは
『ハートランド中瓶』
であった。
『Soupmen』でも、『Japan ramen むかん』でもビールはハートランドであったので、きっと好みなのだろう。
我輩も好きなビールの一つであり、美味しいらぁ麺店でハートランドを扱っているお店が多いと感じている。
特におつまみは付いてこなかったが、これはお気持ちなので致し方なし。
カウンターには小松崎氏と、もう一人スタッフの方がおり、この日はご本人が麺上げをおこなっていたが、今後はこの方にお店を任されるのであろう。
そこまで広いお店ではなく、カウンター6席程のお店で、2杯づつ作っている様子。
中野坂上は1時間に4名の案内であったので、ゆっくり出来たイメージだが、こちらは30分置きであったので、食べ終わった客が出ると、次の予約客が入ってくるイメージで回っていた。
いよいよ
『特製牡蠣塩』
が運ばれる。
まずは茶色と言った珍しい丼に、白濁のスープ、メンマ、牡蠣とエノキのアヒージョ、バラ海苔、青ネギに、中心には薄切りチャーシューが盛られ、味玉の半玉がレンゲの上に。
如何にも小松崎氏らしいビジュアルであり、特製の名に恥じぬトッピングとなっている。
まずはスープから頂くと、しっかりとした牡蠣の風味が鼻を抜け、これぞ我輩が初めて食べて感動した牡蠣ラーメンであると、思い出したw
続いて
『麺上げ』
を行うと、中太麺が顔を出す。
『Japan ramen むかん』では蕎麦粉を混ぜた自家製麺であったが、こちらは三河屋製麺製の麺を使用していて、もっちり食べ応えのある美味しい麺でスープとの相性もバッチリであった。
次に
『レアチャーシュー』
であるが、これまたしっとりしていて美味しかった。
以前のよりも薄切り仕様となっているが、スープに浸っていないので、火入れされるリスクは最小限となり、レア好きには持ってこいの盛り方ではなかろうか?
『Japan ramen むかん』にあった牡蠣の剥き身はなかったが、牡蠣のアヒージョが復活。
こちらはそのままでも美味しいが、スープと混ぜる事で、より濃厚な牡蠣スープとなって美味しい。
また、卓上にはぶどう山椒があり、段階的に味変も楽しめるので最後まで飽きずに美味しく頂き、余裕の完飲完食であった。
総括
先程も述べたが、現在は予約制ではなく、並び順の案内となっている。
この時は大盛もなかったが、現在は大盛や、一部ご飯物の提供もしているようである。
執筆段階では特製牡蠣塩を提供しているが、暖かくなって来たので、もう少しでつけ麺にメニューを変更する予定らしい。
特製牡蠣塩を食べたいと言う方は急いだ方が良いだろう。
いつから変更かは、お店のTwitterを確認して下され。
本日はこれにて御免!
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