やあやあ、さむらいである。
ある程度、こちらの“らぁ麺ブログ”も形になって来た。
まだまだ、記事も足りないし、改善すべき部分も有るのだが、広告配信も始まったとあって、ランキングサイトに参加する事にした。
それは“にほんブログ村のラーメン”のジャンルである。
果たしてこれが、“らぁ麺ブログ”での正攻法なのかもわからぬが、1人でも多くの門下生(読者様)に我輩が感動した逸杯を紹介したいと思い、参加を決めたのである。
毎回、記事の最後にこちらのバナーを貼っているので
『食べたくなったぜ!』
と思われた門下生は是非とも、応援クリックをお願い申し上げる。
さて、それでは本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
7店舗目となる本日は
『ラーメン屋 トイ・ボックス』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は如月も半ば頃。
こちらのお店は今年に入ってから、既に2回訪問しており、過去を思い返すとミシュラン系の中では一番、伺っている店舗かも知れん。
我輩は何より醤油派なので醤油ラーメンを頂く事が多いが、何度も訪問しているとあって、塩ラーメンも味噌ラーメンもコンプリートしている。
どの味も高い評価を受けているこちらのお店であるが、そんな中でも際立ってお薦めしたいのは醤油ラーメンである。
地下鉄日比谷線は三ノ輪駅を最寄り駅とし、近くには都電荒川線の三ノ輪橋の駅もある。
どちらからも徒歩5分も掛からない好立地にあり、昭和通りとか日光街道と呼ばれる国道4号の大通りに面した場所に店を構えている。
今回はこちらの
『ラーメン屋 トイ・ボックス』
に初訪問した時の1年程前のお話をご紹介させて頂こう!
ラーメン屋 トイ・ボックス
まず、初めにこちらの
『ラーメン屋 トイ・ボックス』
であるが、今年で6年連続でミシュランビブグルマンを獲得したお店である!
初登場となっても翌年には掲載されないと言ったお店もある中、6年連続で選出されていると言う事は真の実力店であると言えよう。
業界最高権威とされている“TRY(東京ラーメンオブザイヤー)ラーメン大賞2020”の名店しょうゆ部門では堂々の第2位となっており、醤油ラーメンと言えば『トイ・ボックス』と言っても過言ではないのだ。
しかし、醤油ラーメンだけなのか?と言ったらそんな事はなく、“同TRY”の名店しお部門では第5位に君臨し、名店みそ部門では第3位となっている実力店なのである。
醤油ラーメンのみならず、他の味でも上位に名を刻んで居る名店は、ほんの一握りとなっている。
さて、そんな『ラーメン屋 トイ・ボックス』であるが、今年に入ってからも2回食しており、いつ訪問した時の話をしようかと悩んでしまう。
なのであるが、日は遡ってしまうが、我輩が一番衝撃を受けた初訪問した時のお話を綴りたいと思う。
こちらのお店は荒川区に位置している為、先日紹介した『RAMEN にじゅうぶんのいち』と競合しているお店と言う事になる。
我輩としては、どちらが荒川区1位を取ってもおかしくない実力店であると思っているが、食べログのユーザー評価は若干、『RAMEN にじゅうぶんのいち』の方が上回っているようである。
とは言え、口コミの数で言ったら『RAMEN にじゅうぶんのいち』と比べても、倍以上の口コミを集めている人気店なので食べログの点数だけでは語れない部分もある。
我輩の居住区は台東区とあって比較的、訪問し易い地域と言う事もあるが何より、美味いから通っているのであるw
先日上げた記事で『銀座 八五』を取り上げた記事はお読み頂けているだろうか?
“さむらい流ミシュラン道”を進める上で早めに取り扱わねばならないと思い、一番最初に紹介したミシュラン店である。
こちらの『銀座 八五』のご紹介は本文を見て頂くとして、この時に一緒に訪問したあっきー殿が東京に訪問され、初めて会った時に一緒に行ったらぁ麺屋が今回ご紹介する
『ラーメン屋 トイ・ボックス』
なのであった。
思い返せば1年近く前のお話になってしまう。
あっきー殿との出会いは縁有って、お互いにブログを運営する者同士と言う事で出会っており、出身は北九州の方なのであるが、東京に遊びに来られたと言う事で浅草を案内し、一緒に観光したのであった。
昼飯には浅草では有名でメディアにはよく取り上げられている洋食屋のヨシカミに伺ったのだが、こんなポタージュスープは飲んだ事がないと感動していたw
浅草のみならず、東京下町を案内して周り、気が付けば三ノ輪まで足を運んでいた。
あっきー殿が無類の焼肉好きであった為、三ノ輪で有名な焼肉店に向かったのであるが、予約がないと無理と断られてしまう。
野菜などは一切食さないと言うあっきー殿をもてなすにはどうしたものかと考えた時に思い出したのがこちらの名店、『ラーメン屋 トイ・ボックス』であったw
この時点では我輩も食べた事がなく、お薦め出来るかどうかもわからない状況であった。
らぁ麺はどうかと提案すると、九州のトンコツらぁ麺で育っているので、美味しい醤油らぁ麺などは食べた事がなく、食べてみたいと言ってくれたのである。
満場一致で『トイ・ボックス』へ向かうと、外には4~5名の外待ちの先客が。
さすがは有名店であると、並びに参加する。
程なくして我々の順番が訪れ、2人で頼んだのは特製醤油ラーメンであった。
まだ、昼に食べたヨシカミが腹に残っていたのだが、腹に多少の余裕が有れば食べられるのがまた、らぁ麺の良い所でもある。
もちろん、ビールを頼む事は忘れてはならない。
こちらの店の基本は
『スーパードライの中瓶』
(画像は先日の物)であるのだが、繋がりは不明であるが、川越の地ビールであるKOEDO(小瓶)も提供している。
ビールでこれまでに何度も交わしていた乾杯をし直す。
店の中を見渡すと、カウンターは8席程しかなく、狭い店内ではあるが、従業員は店主を含めて3人体制。
さすがは行列店であると感心していた。
店主の山上氏は顔が強面で若干、不愛想にも見えるが、常連さんとは気さくに話していたので極度の人見知りなのだと思うw
我輩からすれば昔ながらの頑固な職人が作る逸杯と言った印象であった。
頑固な職人がラーメンを作る姿をアテにビールを飲みながらラーメンを待つ。
正直に言ってこの時はこれっぽっちもお腹は空いていなかったのであるが、ラーメンの匂いを嗅ぐと、食欲が湧いてくるのが不思議である。
作っている姿で印象深かったのは鶏油の扱いである。
黄金色に輝いた鶏油を丼に入れ、タレを入れるとスープを丼に注ぎ入れる。
これがラーメンに使う香味油かと見ていると、麺を整え、素早くトッピングをし、配膳前にも鶏油2度掛けしていたのだ。
そして、我々の目の前に運ばれたのだが、まずはこの光り輝いた
『特製醤油ラーメン』
を見て頂きたい。
こちらのスープには川俣シャモと名古屋コーチンなどの、“5種類の鶏と水”のみで採ったスープに、8~9種類の醤油をブレンドしたこだわりの醤油タレで出来ており、仕上げには黄金に輝く鶏油と言った鶏づくしの清湯スープ。
これだけ鶏油を入れては脂っこいのでは?と疑心暗鬼でスープを一口頂いたのだが、脂っこさなど感じる事無く、兎に角、鶏の旨味が口に広がり、鶏出汁の良い匂いが鼻を抜けていった。
そして、匂いを感じた後に口に残るのは醤油のキレであった。
これが6年連続(当時は5年連続)ミシュランビブグルマンを獲得している名店の味かと、記憶に刻み込んでいた。
麺を持ちあげ啜ると、少し平打ちっぽい断面の麺で中々、長いw
一息で啜り上げるのは至難の業であるが、麺を噛み切るのはタブーとしている我輩からすれば規格外であるが、一息が無理なら二息で啜り上げれば良いw
どのように計算されているのかわからぬが、麺はしっかりとスープを絡めて運んでくれ、小麦と醤油と鶏のハーモニーをかもし出すのだが、これがまた美味い。
この日は腹がいっぱいであった為、頼まなかったが、サイドメニューである
『コロコロチャーシューご飯』
もお薦めの逸品である。
作り方を見ていると、こちらの看板でもある、ガリシア豚を使ったチャーシューをサイコロ上に切り、タレを掛けてフライパンで焙っていた。
それだけで店内にはタレが焦げた匂いが充満し、食欲がそそられるのである。
具材は特製となると、ワンタン、味玉、ガリシア豚のチャーシューが2枚となり、ここに鶏チャーシューも加わるでのある。
着丼してから二人で『うんうん』と頷きながら無言で食し、お腹が一杯だと言う事を忘れ、スープも完飲するのであった。
総括
今回の話は初めて、我輩が『ラーメン屋 トイ・ボックス』に訪問した時のお話であった。
それ以降も我輩は何度も訪問しており、塩ラーメンも味噌ラーメンも堪能している。
一通り食べて言えるのはやはり、醤油ラーメンが一推しであると言う事。
もちろん、他の味も美味しいのであるが、まずはこちらの『ラーメン屋 トイ・ボックス』に来たら、醤油ラーメンを食べてほしい。
これが6年連続でミシュランビブグルマンに選出された逸杯であると感じ取れるだろう。
本日はこれにて御免!
ランキングに参加中である!
『行ってみたいぜ!』と思われた門下生(読者様)は