やあやあ、さむらいである。
先月は月間30杯の“らぁ麺活動”をしていた我輩であるが、今月は8杯に留まっている。
“らぁ活”の範囲も自転車で行ける範囲にし、不要不急の外出を控え、用事が有る時のみに留めている。
家に居てもテレビを点ければ新型コロナの事ばかりで、ストレスが溜まるばかりであるが、美味しいらぁ麺を知って和んで頂けたら幸いである。
と言う訳で、本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
16店舗目となる本日は
『手打ち式超多加水麺 ののくら』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は弥生も半ばも過ぎた頃。
3月半ば過ぎで世間が新型コロナ関連の話題に過敏となっていた頃、我輩は稼働は控えつつも訪問しておきたいらぁ麺屋には今の内に行っておこうと向かった。
その店とはJR常磐線は亀有を最寄り駅とする
『手打ち式超多加水麺 ののくら』
である!
何とも店の屋号のインパクトが凄いのであるが、その話題は後程、語るとするw
この店に訪問するのは今回で2回目であるが、以前は夕方営業も行っていたのであるが、現在は昼間の営業のみとなっており、更に最近では新型コロナウイルス対策として、日月を定休日としていたものが、土日が定休日と変更になっているのでご注意を。
この日は金曜日であったのだが、何とか混雑する昼時を避けようと向かったのだが、ギリギリの11:50頃に到着。
中の待ち席には3名の待ちがあり、外には11名の列が出来ていた。
ちなみに、現在は待ち席は3名から2名に減らし、カウンター席は7席から5席に減らしての営業に加え、列の並びも2m間隔をお願いして営業している模様。
そして、並ぶ際は先に食券を購入してから列に加わる仕組みなのでご注意を。
特製中華そば(1100円)、とり玉ご飯(270円)、ビール小瓶(380円)を購入して列に加わるのであった。
手打ち式超多加水麺ののくら
店内の待ち席まで来ると、食券を回収され、その時に醤油か塩かの味を伝える。
着席出来たのは列に加わった45分後の12:35頃であった。
着席すると、早速
『ハートランド小瓶』
と、良く冷えた清涼感のあるグラスが運ばれた。
正直に言って、らぁ麺を待つ上で一番丁度良いサイズが小瓶サイズであると、我輩は思っている。
しかも、名店はハートランド説を勝手に我輩が唱えているが、例に習っているw
店主がらぁ麺を作る姿を見ながらビールを飲むのがまた、堪らないのである。
麺を茹で麺機から上げると、換気扇の淵にザルを引っ掛けて湯切りをしている。
その間に手早くスープ作りから仕上げまで、1杯1杯丁寧に仕事をされている。
程無くして
『特製醤油中華そば』
が配膳される。
夏以来のお久しぶりであるが、相変わらずビジュアルから美しいw
特製にすると具材は、レアに仕上げた豚ロースのチャーシュー2枚、鶏チャーシュー、味玉に海苔が2枚と増量され、メンマ、白髪ネギにみじん切りのネギと三つ葉が添えられている。
見た目は少し、醤油が濃そうに見えるが、一口レンゲでスープを啜ると、
『ん~、美味いw』
魚介系を感じながら鶏と言った動物系も感じ、濃い色とは打って変わって丁度良い醤油のキレ。
相変わらずの完成度に舌鼓を打ち、メインの麺を頂く。
こちらの麺は店名にあるように“手打ち式超多加水麺”と言う自家製麺を使用しており
『このプリプリの中太麺』
を見て欲しい。
一口啜ると、食べた事ないプリップリの食感を楽しむ事が出来る。
季節に寄って湿度なども変わってくる為、加水率も細かく調整するだろうが、他店では聞いた事がない加水率55%だと言うのだから驚きである。
入口の右手に製麺機を置いた製麺室があり、どのように製麺しているのか気になる所であるが、製麺機で製麺し、仕上げは手打ちにしているのか、手打ち式と言うものがどのような手法なのかは定かではないのだが、ちゃんと手打ち感もある麺。
具材はどれも美味く、特にレアチャーシューはホロホロしていて絶品である!
着丼してすぐに
『とり玉ご飯』
も配膳されていた。
らぁ麺にも入っている鶏チャーシューを細かく賽の目に刻み、味付けされた卵黄が中央に載っている。
このまま食べても美味いが、中央の味の浸み込んだ卵黄を絡めて食べると、これまた格別であった。
サブでありながらある意味、締めのメインとなっている
『味玉も良い具合の半熟系』
の仕上がりであった。
創業してわずか1年でミシュランビブグルマンに選出された実力は本物であった。
『ご馳走様!』と、満足で店を出るのであった。
総括
店は店主と奥様であろうか?女性の二人でのオペレーションながら、てきぱきと無駄のないサービスであった。
現在は新型コロナウイルス対策を徹底しての営業となっている。
冒頭で述べた席を減らしての営業の他、換気の為に入口を開けたままにし、入口にアルコールを設置するだけでなく、各席毎のアルコールの設置や外待ちも2m以上の間隔を保つようお願いして営業している。
今後はお土産販売も予定しているとの事。
お近くにお住まいの方は利用してみては如何だろうか?
早く、通常の生活が戻る事を願うばかりである。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!