やあやあ、さむらいである。
家に引き篭もるようになって1ヶ月以上が経過しているが、未だに収束する気配はない。
東京の新型コロナの感染者が2日連続で二桁であったと言うので、このまま減少していく流れになってくれれば良いのだが。
何の気兼ねもなく、らぁ麺を食べに行ける日が早く訪れてくれる事を願うばかりである。
さて、本日も元気に
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
17店舗目となる本日は
『中華蕎麦 にし乃』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
新型コロナの影響で自宅で活動自粛をしていた我輩であったが、一つ行わなければならない事が有った。
それは確定申告である。
現在は2019年度の確定申告は期限を設けずに申告出来る事になったが、この時はまだ1ヶ月延長し、4月15日までとなっていた。
自宅でもインターネットで行えるはずなのだが、質問や不具合が有った時にその場で聞けるので毎年、書類を整え、税務署に行って確定申告を行っているのであった。
いつものようにごった返しと言う状況ではなかったが、入口で整理券を取り、入場制限を設けると言ったコロナ対策を行っていた。
ただ、待機場が密集していた為、我輩は外で待っていた。
1時間程で手続きを終え、向かったのは都営大江戸線や丸の内線の本郷三丁目を最寄りとする
『中華蕎麦 にし乃』
であった。
人が少ないであろう午前中に確定申告を行い、徒歩圏内で行ける店として選んだのが『中華蕎麦にし乃』だったのである。
11:30から営業開始の所、12:00前に到着したのだが、待ち客はなかった。
さすがに新型コロナの影響で客足が遠のいていると言う事なのだろうか?
とは言え、我輩が座るとカウンター席は全て埋まっていた。
中華蕎麦にし乃
自転車と言う手段も有ったのであるが、この日徒歩で言ったのには訳があった。
この日を迎える1週間程前からピロリ菌の除菌治療の為、1週間断酒をし、抗生物質を飲み続けていた。この日が治療を終えた日であったのだ。
ピロリ菌とは胃の中に生息する菌で、胃癌の原因とされる菌なのだが、その除菌治療を終え、やっとビールが飲める日であったのだw
食券を購入し、座る前に水とおしぼりをセルフサービスで用意してから席に着く。
食券を渡し、配膳を待つ。
こちらの店は以前にご紹介した『らぁめん小池』の2号店となっている。
『らぁめん小池』を紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 新型コロナウイルスが連日ニュースで騒がれているが、何処の業界も多大な影響を受けている。 飲食業は何処もかなりの影響を受けているだろうが、らぁ麺業界で見ると、日頃から海外の来客が多い店舗は甚大な被害を受けている[…]
チェーン店と言うよりも姉妹店のような位置付けなのだろうか?
屋号も異なれば、らぁ麺のビジュアルも若干異なっている。
まずは1週間ぶりのビールを心待ちにしていると
『スーパードライ中瓶』
が冷えた銅製のグラスであろうか?一緒に配膳される。
ちなみにこちらの『中華蕎麦にし乃』では、一番搾り中瓶か、スーパードライ中瓶の2種類の中から食券購入時に選べるようになっている。
最初の1杯は頑張って1週間断酒した自分への褒美とビールを一気に流し込んだ。
いやはや、美味いw
らぁ麺が着丼する前に飲み終えてしまうのではと思っていたが、思いの外早く
『中華そば』
が配膳された。
我輩が頼んだのは中華そばに肉ワンタン、海老ワンタンを3個づつ(420円)トッピングしたもの。
らぁ麺は中華そばと山椒そばの2種類のみとなり、どちらも850円なのだが、ワンタンは肉ワンタンと海老ワンタン、それぞれの個数を選ぶ事が出来、その他のトッピングはチャーシュー増し(300円)のみとなり、味玉は残念ながら、ない。
そして
『ワンタン』
は別皿で配膳されるのだが、皿は熱く冷めぬよう気配りがされている。
まず見て頂きたいのは中華そばのビジュアルである。
良く見るとチャーシューと青菜で漢字の“西”を表現し、なるとの“の”で『にしの』としているようには見えないだろうか?
『らぁめん小池』では薄切りのチャーシューである為、わざと変えているのではないかと、勝手に思っているw
スープを一口頂くと魚介の味が口に広がり、見た目以上に醤油のキレを感じる安定の美味さw
色は薄めに見えるが、タレには白醤油をベースにしているのか、味はしっかりしていてバランスは抜群である。
危うく、スープをガンガン行ってしまいそうになるが、味付き替玉(250円)も頼んでいるので残しておかねばw
こちらは
『麺をリフトアップ』
させて頂いた画像であるが、細麺で有りながらしっかりとスープを運んでくれる。
そして
『肉ワンタン』
と
『海老ワンタン』
のアップ画像も載せておくが、どちらも肉厚で美味く、特に我輩はプリップリの海老ワンタンが好みであった。
そして、『らぁめん小池』でも頂いたが、麺を半分程頂いたら口頭で忘れてはならない
『味付き替玉』
を頼む。
着丼したらまず、良く混ぜてからそのまま、頂こう!
スープに入れずとも、このままで美味い!
つけ麺のようにして楽しんでも良いし、半分程食べたら最後はスープにドボンし、一気にスープまで頂くのであった。
総括
いやはや、相変わらず美味い。
サイドメニューには唯一、マヨチャーシューご飯(250円)と言うのが有るのだが、替玉が食べたいが故にいつも頼まず終いであった。
お腹に余裕が有る方は頼まれると良いだろう。
しかし、替玉は必注であるw
山椒そばも食べた事が有るが、初めてのお客様は中華そばを頼むよう案内があるように、我輩も中華そばを薦めさせて頂く。
『らぁめん小池』とベースは似ているが、似て非なる物である。
じゃないと、ただの2号店でミシュランビブグルマンに選出されるはずがない。
更に昨年には京浜東北線の王子に『キング製麺』と言う、『らぁめん小池』が手掛ける3号店を出したのである。
ここも、麺が他とは違う自家製麺で勝負しているので必見である。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!