やあやあ、さむらいである。
“4日に1記事”ペースで更新出来ているのであるが、これ位のペースで如何だろうか?
本来であれば毎日でも更新したい位の熱量はあるのだが、食べに行けるペースが追い付かないw
日々の稼働でツモれなかった日や、休みの日を“らぁ活”の日にしている。
食べに行きたいと思っているお店は日々、増えるばかりで一向に追い付けない状態である。
更に、歳のせいか消化が遅い我輩は中々、連食と言うのは難しいのである。
猛者の中には昼時だけで2店舗、夕方から夜に掛けて2店舗と言った具合に連食当たり前で店を回り、年間800杯を超えるような猛者もいるのである。
同じ土俵で戦うには不利であるが、まずは小さい目標から達成していこうと言う事で始めた企画が
『さむらい流ミシュラン道』
であり、これを達成出来た時に一皮剥けるのではないかと、勝手に思っている。
と言う訳で、今宵はミシュランビブグルマンに選定された5店舗目となるお店を紹介させて頂こう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
5店舗目となる本日は
『RAMEN にじゅうぶんのいち』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は弟月も初めの頃。
この日、伺ったのは荒川区の“食べログラーメン部門で1位”に君臨し、百名店にも選出されている
『RAMEN にじゅうぶんのいち』
であった。
こちらの上の写真は我輩が過去に訪問した時に食した“特製醤油そば”である。
この時期と言うのは“ミシュランガイド東京2020”が発表された直後であった。
“ミシュランガイド東京2020”のラーメン部門で星一つ獲得したのが2店舗となり、ビブグルマンに選定されたのは20店舗。
そして、こちらの『RAMEN にじゅうぶんのいち』が3年連続で見事、ミシュランビブグルマンに選出されたのであった。
“醤油らぁ麺”が好きな我輩は、初訪問となれば基本的に、“醤油らぁ麺”を注文する。
しかし、こちらの『RAMEN にじゅうぶんのいち』が一番に推しているのは“醤油そば”ではなく、“塩そば”なのである。
2020年もミシュランビブグルマンに選出され、荒川区の“食べログラーメン部門で1位”となっているこちらの一番の推しである“塩そば”をまだ、食べていなかった事を思い出し、今宵は“塩そば”を食してやろうと向かうのであった。
RAMEN にじゅうぶんのいち
こちらのお店があるのは荒川区は尾久と言う地域。
最寄り駅となるのは都内最後の路面電車となる都電荒川線の東尾久3丁目から徒歩3分、もしくは、千代田線の町屋駅からであれば、徒歩8分の立地となっている。
我輩の住まいからはギリギリ、自転車で行ける程度の距離なのだが、極寒の中で自転車で行こうとは中々ならない距離でもある。
この日は野暮用で、近くまで自転車で伺ったので、半年ぶりに訪問したのであった。
こう言った郊外店と言うか、住宅街にある店は土日祝日は混雑すると思われるが、この日伺ったのは日曜日であった。
“ミシュランガイド東京2020”の発表直後と言う事もあり、並ぶ事も想定して伺ったのであるが、先客は1人だけであった。
開店直後と言う事もあったが、店主1人で切り盛りする、いわゆるワンオペ営業であった為、これはラッキーと思い、目的であった“塩そば”を購入する。
2名体制の時はカウンターを8席にして対応しているが、ワンオペの時は席を減らし、6席で対応しているとの事であった。
立地は決して良いとは言えない場所と言う事情もあるが、ワンオペの時に行列となれば、結構な時間を待たされる事になるだろう。
これはTwitterで何人体制で営業していると言うのを呟いているので、気にする方は要チェックである。
我輩が選んだのは“特製塩そば(1320円)”と、“炊き込みご飯(小240円)”。
もちろん、いつも通りビールと行きたい所であったが、自転車での来店であった為、ここは我慢する。
キッチンはオープンキッチンとなっており、我輩の為だけにらぁ麺を作って下さる店主の姿に、惚れ惚れしながららぁ麺を待つ。
その丁寧な仕事ぶりを見ていると、とても繊細に作っているらぁ麺である事が伝わってくる。
程無くして我輩の目の前に
『特製塩そば』
が運ばれるのであった。
見た目は少し濁ったビジュアルではあるが、鶏白湯と言うよりは鶏清湯のスープであり、表面に覆った鶏油と思われる香味油が光っていて、見た目から美味そうであるw
まずは、レンゲからスープを一口啜ると、鶏の香りが口の中から鼻に突き抜ける。
以前に“醤油そば”を頂いたのだが、その時は醤油が強めな印象であったが、それとは違った優しい味わいが口の中に広がる。
麺はどちらかと言うと、細めの中細麺となっており
細目ながらもしっかりと、スープを持ち上げてくれる。
遅れて
炊き込みご飯小も着丼。
特製と言う事でトッピングはチャシュー2枚、鴨チャーシュー2枚、味玉、海苔が増量されている。
以前伺った時より、若干の値上げが成されているようであるが、消費税が10%になったとあれば、それは致し方ない。
具材はどれも拘りを感じ、特に美味かったのはレアに仕上げられた鴨チャーシューの存在であった。
しっとりとしていて、弾力のある鴨チャーシューは噛めば噛む程、味が出てくる。
店内には我輩だけとなり、店主と談笑をしながら我輩が食べている姿を笑顔で見届けるのであった。
総括
“ミシュランガイド東京2020”が発表されてすぐの訪問であったのにも関わらず、並ぶ事もなく、店主と楽しい談笑まで出来るとは思ってもみなかったのである。
開店直後と言うのも有ったと思うが、このクオリティのらぁ麺を待たずに食べられるとはかなり、穴場的な店なのではなかろうか?
正直な所、炊き込みご飯は特段して言う事もなく、普通であったが、らぁ麺は美味かったのでお薦めであるw
本日はこれにて御免!