やあやあ、さむらいである。
先日、『SORANOIRO 本店』の記事を上げさせて頂いたのであるが、東京駅の『ソラノイロ ニッポン』の評価が良かっただけに、少々辛口評価となってしまった。
そんな中、いつも通り記事更新をTwitterで呟いたのであるが、その呟きに『SORANOIRO 本店』のオーナーであられる宮崎氏が“いいね!”をして下さっていたのである。
我輩みたいな末端のブロガー如きが、偉そうな事を言ってしまったが、そんな記事に対しても“いいね!”して下さるとは何と、寛大なお方なのだろうか。
我輩個人の切実な感想であるので、寛大に扱って頂き、誠に感謝している。
個人的に宮崎氏はめちゃくちゃ、尊敬しているので更なる躍進を望んでいる。
『SORANOIRO 本店』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 連日、暑い日が続いているが如何お過ごしだろうか? ここまで暑いと、どうしてもらぁ麺よりもつけ麺や冷やしらぁ麺、混ぜそばと言ったジャンルを選びたくなってしまう。 我輩も同じ気持ちでは有るが、記事の為にも基本的[…]
さて、本日であるが、いつも通り
『さむらい流ミシュラン道』
お届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、“ミシュランガイド東京2020”に掲載された全22店舗は制覇したので、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
目標であった“ミシュランガイド東京2020”に掲載された全22店舗は制覇したので、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日は2015年から3年連続でミシュランビブグルマンに選出された
『中華そば 青葉 中野本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は雁来月も半ばの頃。
今回、訪問させて頂いたのは我輩のらぁ麺史に名を刻んだお店の登場である。
そのお店と言うのは総武線、中央線の中野駅を最寄りとする
『中華そば 青葉 中野本店』
である。
今となっては都内近郊に20店舗を構えるチェーン店となっているので、ご存知の門下生(読者様)も多い事だろう。
こちらのお店がミシュランビブグルマンに選出されていたと知ったのはブログを書き始めてからの事であった。
ただ、こちらのお店と言うのは昔からの思い入れがある為、本日はその思い出話も交え、綴らせて頂こう。
中華そば 青葉 中野本店
まずお断りしておきたいのが、こちらの『中華そば 青葉』はチェーン店であっても、ほとんど味が落ちないクオリティの高いお店であると思っているので、わざわざ、中野駅に足を運ばなくてもお近くの『中華そば 青葉』で食べて頂いても良いと思っている。
我輩も生活圏で言ったら御徒町店でも良かったのだが、中野本店に訪れたのには我輩自身、強い思い入れが有るからであった。
実は我輩が若かりしき頃、勤め人をしていた時に中野区に住んでいたのである。
丸の内線の方南町駅であったので、中野駅からはちと、距離があるが自転車で行ける距離であった。
初めて食べたのは20年以上前で、酒を飲んだ帰りにふと、らぁ麺が食べたくなり、立ち寄ったのがこちらの『中華そば 青葉 中野本店』であった。
当時はまだ、雑誌にも取り上げられる前であったので並ぶ事もなかった。
この後、雑誌やテレビで取り上げられるようになると、夕方には売り切れと言った状況になるのだが、この時、時間帯もそこまで遅くはなかったと記憶している。
お断りしておくが、当時はインターネットも普及しておらず、ポケットベルから携帯に移行するかどうかと言った時代の話であるw
流行る前であったので普通に立ち寄れたのだが、酔っていたのにその時食べた味が忘れられず、後日酒を飲んでいない状態で再訪したのであった。
『永福町大勝軒』や、荻窪駅の『春木屋』と言った当時で行列の出来る店に通うようになっていた我輩は、素面で食べた時にここは絶対に流行るだろうと確信した。
むしろ、我輩が好きならぁ麺と言うのはこう言う味なのだと言う指標となった店なのである。
そんな思い入れのある店なので敢えて、『中華そば 青葉 中野本店』に訪れたのであった。
中野駅を降りたら、まずは北口側へ。
中野ブロードウェイに向かう、正面のサンモールと言う商店街を進んで行く。
立ち寿司屋の路地を右に入ると、次の左角に『中華そば 青葉 中野本店』がある。
中野駅から徒歩5分と言った所である。
パッと見、店構えは変わっていないが、昔と比べると店内は圧倒的に広くなっていた。
流石に20年以上の歴史の中で改装したようである。
店前に券売機(万券対応)があるが、メニューは至ってシンプルで、更に写真付きなので分かり易い。
中華そば(750円)とつけ麺(800円)の2種類のみで、トッピングも特製(180円)のみとなり、後は大盛(100円)があるだけ。
さすがに20年前と比べると若干の値上げは有るものの、それでもコスパは良い。
他の店舗はわからないが、ここは昔からご飯物もないし、アルコール類も扱っていない、潔い営業スタイルなのである。
暑過ぎてつけ麺に目を奪われるが、ここは久々に特製中華そば(930円)を購入し、店内へ。
昔と変わらないⅬ字型のカウンターであるが、昔と比べて席数は増えている。
作り手さんに昔の店主の姿はさすがになかった。
食券を渡し待っていると、5分程で
『特製中華そば』
が運ばれた。
トッピングはチャーシューが3枚ドンと置かれ、太メンマになると、海苔、味玉にネギと言ったお手本のような様相。
特製にする事で味玉とチャーシューが増量される。
少量のあらびき胡椒が最初から振り掛けられているのだが、店主は胡椒アレルギーなのに、マスクしながら毎回、胡椒を振っていたのを思い出したw
早速、スープから頂くが、動物系の中にサバ節が効いた魚介と合わせるWスープは健在である。
今となっては当たり前に使われているサバ節であるが、当時は珍しかった。
次に
『麺上げ』
を行うと、加水率が多めの中太麺が顔を出す。
少し、コシが残る位の茹で上げは相変わらずである。
チャーシューはムネ肉を使っていると思うのだが、噛んだ瞬間に口の中でパラパラとほどけていく。
この感覚と言うのは肉と言うよりもマグロのような感触に近い気がするのは我輩だけだろうか?
これも昔から変わらない。
我輩がもし、らぁ麺屋を営むなら、入れたい食材になるとがある。
使うならもちろん美味しい物であるのが絶対であるが、こちらのなるとはおまけではなく、美味しかった。
メンマは太めなのだが、仕込み作業で手で裂いているのが印象であった。
メンマ一つとっても色々な物があるが、こうやって作る物もあるのかと勉強になった。
昔は釣り糸みたいな糸で切っていた
『味玉』
であるが、スープに溶け込まない程度の半熟具合であった。
総括
店主の姿はなかったが、昔から食べて来た『中華そば 青葉』のらぁ麺で美味しく頂けたのであった。
先程も申し上げたが、こちらの『中華そば 青葉』はチェーン店ながらもクオリティが落ちないと言う印象が強く、何処で食べても本店に近い味を味わう事が出来ると思っている。
やはり、メニューを絞っている事もクオリティを保つ秘訣なのではなかろうか?
我輩が『中華そば 青葉』と出会った当時はミシュランがらぁ麺に注目する事も無かった時代であるが、ミシュランにらぁ麺のジャンルが生まれた2015年に名を刻んだのは流石としか言いようがない。
中野本店とは言わないので、お近くの『中華そば 青葉』を是非とも、食べて頂きたいと思っている。
本日はこれにて御免!
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