さむらい流スロプロ道のさむらいがらぁ麺を語るブログ

【饗 くろ喜】3ヶ月の休業を経てメニューも全リニューアルからの完全復活!?『其の弐』

やあやあ、さむらいである。

最近、物価高騰で値上げに踏み切るお店も多いかと思う。

石油が上がればエネルギー関連が上がるので、電気代や物流費が上がり、ほとんどを輸入に頼っている小麦も値上がりをしている。

飼料も上がっていて、畜産業は大打撃となっており、食肉も値上がりは避けられないとなると、これまで通りの価格で提供する事自体、不可能なのである。

それでも未だに値上げをしていないお店があるとすると、利益を削っているのに他ならない。

我輩としては、美味しいらぁ麺が食べられなくなる方が嫌なので、しっかりと値上げをして利益を確保し、健全な営業を続けて欲しいと願っている。

ちなみに、過去に綴ってきた記事の価格と現在の価格が変わってしまっているお店も多いとは思うが、当時の値段は修正せずにそのまま掲載していくつもりである。

ただ、リニューアルなどをきっかけに再訪したお店は、改めて記事にしていきたいと考えているので、その時の値段を参考にして頂けたら幸いである。

さて、本日は

『さむらい流ミシュラン道』

をお届けしよう!

さむらい流ミシュラン道とは?

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“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、ビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”さむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。

2017年から2年連続でミシュランビブグルマンに選出され、2017年から5年連続で“食べログ百名店”に選出されている

『饗 くろ喜』

に訪問した時のお話である!

訪問日

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時は秋初月も半ばの頃。

入院されてずっと休業していた

『饗 くろ喜』

が営業再開されたと知り、訪問を決める。

膝の手術をされて、その後のリハビリやらで3ヶ月位休業されていたのかと思う。

復活後もしばらくは限定麺のみの営業で、スロースタートと言った感じであったが、7月半ば頃に昼営業のみではあるが、営業再開をブログで報じていた。

完全復活とまでは行かず、リハビリなどで休業する事もある為、不規則な営業とはなっているが、今回の営業再開を機にらぁ麺もリニューアルされたと言うので、早速訪問して来たのであった。

大将、退院、復活おめでとう!

饗 くろ喜

饗くろ喜外観

ご存知ない方の為にお店の場所をご説明しておくと、一番の最寄駅は総武線の浅草橋駅であるが、秋葉原駅の昭和通り口から徒歩7分程の場所にあるので、我輩はいつも秋葉原駅から歩いて向かっている。

この日は平日の13:00頃の到着であったが、外には9人の行列が出来ていた。

この時の営業では、“5人入れ替え制”を取っていたので、15分置きに5人案内されると言った感じ。

並んでいると、順番で食券を購入するようにと案内される。

『饗 くろ喜』と言えば、塩そばが有名ではあるが、我輩は以前食べた醤油そばがかなり好きだったので、申し訳ないが、醤油そば一択である。

全てのメニューをリニューアルされたと言う事なので、料金も一部値上げされていて、塩そば1100円となり、醤油そば1250円となっている。

高いと思われるかも知れないが、一応塩かけそばなら700円で食べる事が出来る。

前文でも述べたように、現在は物価高が高騰し過ぎていて、世界的なインフレに陥っており、そんな中でも日本は世界に比べて見ると、インフレ率は抑えられている方なのである。

なので、これ位の価格設定にビビっていては、海外旅行に行った時に、度肝を抜かれる事だろう。

らぁ麺一杯3000円が珍しくないはず。

我輩は値段にビビる事なく、特製醤油そば(1750円)を選択し、鴨と地鶏のあぶら飯(300円)に、名物焼売2個(350円)ビール(500円)を購入し、列に戻る。

もうすぐ店内に案内されるかと言うタイミングで食券を回収されるのであるが、その際に細麺手揉み麺かを選べると言うので、我輩は手揉み麺でお願いする。

およそ30分程で席へ案内されると、先に運ばれたのは

饗くろ喜ビールと焼売

『ビールと焼売』

であった。

ビールは変わらず、ハートランド小瓶となっていて、頼んですぐに出てくる焼売は相変わらず美味いw

焼売はしっかりと味が付いているので、最初の1個目はそのままで食し、2個目は酢醤油と辛子で頂くのだが、どちらの食べ方も好きw

ビールを飲みながら大将の動きを観察していたが、ブランクを感じさせない動きで作っていて、しばらくすると大将の手から

饗くろ喜特製醤油そば手揉み麺

『特製醤油そば』

が着丼する。

少し濃いめに見えるスープの上には鴨油が浮き、チャーシュー3種ワンタン肉団子味玉が入り、春菊と言った珍しい青菜も添えられ、その下には大根と角切りされた九条ネギに、太メンマが隠れていた。

スープを一口頂くと、最初にの香りが鼻を抜け、醤油の立った切れ味に後からが追って来る感じで美味い。

ちなみに、以前の器に美味しい醤油を吹きかける演出は、無くなってしまったようである。

次に

饗くろ喜麺上げ

『麺上げ』

を行うと、もちもちの中太麺が顔を出す。

こちらはもち姫チクゴイズミゆめちからと言った名だたる国産のブランド小麦をブレンドした自家製麺で、手揉み具合はそこまで強くなく、もちもち感を重視した仕上がり。

少し遅れて

饗くろ喜鴨と地鶏のあぶら飯

『鴨と地鶏のあぶら飯』

が着丼するが、こちらはイメージとちと違った。

ご飯の上には鴨と鶏のあぶらがのり、大量の胡椒が掛かっていて、スープを掛けたら絶対美味しいやつなので、後半に取っておく。

チャーシューはこちらの

饗くろ喜皮付きチャーシュー

『皮付きチャーシュー』

かな?これまた調理法の異なった

饗くろ喜肩ロースチャーシュー

『肩ロースチャーシュー』

と思われるが、どちらも脂身が多い。

そして、鉄板である

饗くろ喜鴨チャーシュー

『鴨チャーシュー』

は歯応えもあって、美味い。

色々なお店で鴨チャーシューを扱っていると思うが、ここの鴨チャーシューはワンランク上の存在であると思っている。

残念ながらワンタンの写真を撮っておらず、無くて申し訳ないw

最後は鴨と地鶏のあぶら飯スープを掛けて掻き込み、完飲完食するのであった。

総括

饗くろ喜空丼

本来は和え玉鴨(350円)も行きたい所であったが、この日はもう1軒伺う予定だったので、断念したw

何より、大将が楽しそうに調理場に立っている姿が見れて、とても安心したのである。

大将は、時折椅子に座りながら洗い物をしたりと、立ち仕事はまだ辛そうであったが、明るく『術後なんですいません』と言いながら笑顔で接客されていたのであった。

まだまだ不規則な休業であったり、昼営業のみと言うのが続くと思うので、“大将のブログ”をチェックして訪問される事をお薦めする。

大将さんのブログです。最近の記事は「饗くろ喜オンラインストア新商品…(画像あり)」です。…

本日はこれにて御免!

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