やあやあ、さむらいである。
最近、ダイエットの一環で、“プチ断食”と言うのを遂行している。
24時間の内、食べて良い時間を8時間に制限し、16時間の空腹時間を設けると言うダイエット法である。
食べて良い時間帯は食事制限はせずに、好きな物(らぁ麺でも可)を食べて良いと言うもの。
これに加えて適度な運動をする事で痩せてはいるのだが、少々食が細くなった気がする。
以前は特製トッピングのらぁ麺に、ご飯物、ビールと言った3点セットを食べても問題なかったのだが、最近は3点セットにしてしまうと激しくお腹いっぱいなのである。
最近の投稿でビールがなかったり、サイドメニューを頼んでなかったりするのはそう言った理由があるのだと認識して頂けると有難い。
これが、歳のせいなのか、“プチ断食”の成果なのかは定かではないのだが、温かい目で見守って欲しいw
さて、本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日は2017年にミシュランビブグルマンに選出されると2年連続で掲載されていた
『麺や 七彩』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は青水無月の半ばの頃。
この日は日曜日と言う事で行ける店が制限されているので、何処の店に行こうか考えていた。
と言うのも、コロナ禍の自粛営業の流れで、週末の土日を定休日に変更する店が増えた為である。
先日も、通常営業に戻っているであろうと勝手に思い込んで訪問した店で店内飲食は出来ず、持ち帰りのみであると断られたのであった。
ちゃんと調べて行かねばならぬと考え、向かったのが日比谷線は八丁堀駅を最寄りとする
『麺や 七彩』
であった。
この日我輩は、東京駅で降りて、八重洲口から歩いたのだが、八重洲口を背にまっすぐ、10分程歩くと着くので十分、歩ける距離となっている。
Twitterで見ると、営業時間は通常営業に戻ったそうで、平日は11:00~15:00、17:00~22:00となり、土日祝日は11:00~15:00、17:00~21:00となっていた。
到着したのは日曜、夜の20:00頃。
時間帯が良かったのか、外待ちはなく、店内も半分程が埋まる程度であった。
麺や 七彩
この店の最大の売りと言うのが
『注文を受けてから麺を打つ』
と言うもの。
手打ち麺を提供している店はあると思うが、注文を受けてから目の前で麺を打つ店と言うのはそうは聞かない。
食券を購入して手渡しする際に麺の量を聞かれ、並盛、中盛、大盛から選択出来る。
麺量はどれを選んでも金額は変わらないのだが、食券を買う時に驚いたのは前回訪問した時と比べると、全体的に値段が上がっていたのである。
過去の文献を見ると以前は820円であった喜多方らーめんが、現在は1100円となっている。
我輩如きはらぁ麺フリークとしてはまだまだなのだが、色々な店を食べ歩いているらぁ麺フリークの方々はらぁ麺屋が抱える
『1000円の壁』
と言うのは、大きな問題だと知っているだろう。
“1000円の壁”とは、食べる側の心理として『らぁ麺一杯の値段が1000円を超えてくると高い』と感じてしまう事を言う。
消費税の増税など、値上がりをするタイミングは有ったと思うし、原価が上がったり、人件費や物流コストが上がったりと、値上がりの理由は様々あるので、値上がりに対して反対と言う考えは我輩にはない。
ただ、金額を上げた事によって生じるのが、金額に見合った満足度を得られるのか、どうかではなかろうか。
むしろ、ハードルは上がるので楽しみが増えたのである。
我輩がこちらの『麺や七彩』に訪問するのは今回が2回目となり、前回は肉そば煮干しを頂いたのだが、チャーシューの量が凄まじかったので、今回は味玉らーめん醤油(1250円)を購入する。
冒頭で申し上げた通り、最近は少食気味なので追加オーダーはビール(570円)のみに。
ちなみに、らーめんは煮干し(1100円)、醤油(1100円)、塩(1100円)の3本柱とつけ麺(煮干し・醤油・塩各1100円)が有り、現在は季節限定で冷やし中華(1300円)や、冷やし麺(1300円)などもある。
残念ながら、案内された席は麺打ちしている場から一番遠い席であった。
食券を渡す際に麺の量を聞かれたので大盛をお願いする。
注文を受けてからビールが到着するまで若干の時間を要したが、無事
『サッポロラガービール中瓶』
通称“赤星”が到着。
注文を受けてから麺を打ち始める為、着丼までにはどうしても時間を要してしまうので、我輩にはビールは必須である。
遠くで麺を打っているのを横目に見ながららーめんを待つ。
麺を打っているのは若手の方で、こちらの店主である坂田氏の姿はなかった。
知り合いのように聞こえるかも知れないが、坂田氏が有名なだけであるw
待ちがなかったので10分程であったか、ちょうどビールが飲み終わった位のタイミングで
『味玉らーめん大盛』
が着丼する。
以前頼んだ煮干しと比べると、スッキリした見た目で表面には香味油が覆っている。
煮干しはもっと、黒々していて、魚粉感が凄いイメージ。
具材はチャーシューは2種類、珍しくも細切りのメンマに白ネギと言った感じで味玉は半分に割られた状態であった。
早速、スープを一口レンゲから啜ると、煮干しの良い香りが鼻を抜け、後からスッキリとした醤油が追ってくる。
個人的には煮干しよりも醤油の方が好みかも?
煮干しを頂いた時は濃く感じたスープであったが、今回は丁度良く、美味い。
早速、『麺や七彩』の最大の売りである
『麺』
を持ち上げてみる。
手打ち感満載で不均等なピロピロした手もみ麺。
麺は太く、うどんと言っても良い太さであるが、勢い良く啜ると
『で、あるか。』
発動であるw
モチモチしていて実に美味い。
また、不均等なのが良いのか、スープをしっかりとまとってくれ、口の中まで運んでくれる。
麺で言うと、我輩の大好きな『手打ち式超多加水麺ののくら』に負けず劣らずである。
やあやあ、さむらいである。 先月は月間30杯の"らぁ麺活動"をしていた我輩であるが、今月は8杯に留まっている。 "らぁ活"の範囲も自転車で行ける範囲にし、不要不急の外出を控え、用事が有る時のみに留めている。 家に居てもテレビを点ければ[…]
麺を熟成させる店もあるが、本当の意味で打ち立てを食べられるのは『麺や七彩』だけかも知れない。
チャーシューは2種類となっており、
『バラチャーシュー』
と、恐らく
『ロースチャーシュー』
となっていて、どちらも美味い。
肉そば(1470円)にしてしまうと少々、チャーシューが多く感じたが、2枚だともっと食べたくなってしまい、足りないw
次回訪問時は少々値は張るが、特製(1600円)にしてみようかw
ちなみに、味玉は半分に切られているので半熟具合はわかると思うが、写真を撮ろうとしたら箸から落としてしまい、撮り損ねたのであったw
総括
いやはや、美味かった。
初訪問の時よりもこの日の方が感動が大きかったので、醤油が口に合ったのかも知れん。
『麺や七彩』のらぁ麺に対する拘りは相当なようで、店主のTwitterを見ているとそれが良くわかる。
ちなみに、以前紹介した『麺みつヰ』の店主の修行元がこちらのお店である。
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らぁ麺を愛するなら一度は訪問すべき店となっているので、今回ご紹介させて頂いたのであった。
本日はこれにて御免!
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