やあやあ、さむらいである。
こちらの『さむらい流らぁ麺道』を開設して丁度、4ヵ月が経過した。
ミシュランガイド東京2020掲載店を実際に訪問して皆様にご紹介する『さむらい流ミシュラン道』も残す所最後の1店舗となったのだが、現在はテイクアウトの営業のみと言う自粛営業の為に未だに訪問出来ていない。
と言う事で営業再開を楽しみにしつつ、過去にミシュランガイド東京で掲載されたお店をご紹介させて頂く事にした。
と言う訳で本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日は2018年から2年連続でミシュランビブグルマンに選出された
『麺 みつヰ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
我輩が訪問したのは緊急事態宣言が出される前の4月上旬であった。
今後、行動が制限されると予見した我輩は記事にしようと思っていた店を巡っていた時期。
その候補となったのがミシュランガイド東京の2018年と2019年にミシュランビブグルマンに選出された
『麺 みつヰ』
である。
残念ながらミシュランガイド東京2020では掲載外となってしまったが、味も人気もミシュランに相応しいお店なのでご紹介したいと思い、訪問したのであった。
場所はつくばエクスプレスの浅草駅、もしくは銀座線の田原町駅を最寄りとし、合羽橋方面へ向かった西浅草にあって、歩いても5分と掛からない場所となっている。
通りから少し路地に入った場所となっており、隠れ家的な店なので、行列がない時は見つけるのは難しいかも知れない。
我輩は活動自粛中と言う事でこの日は自転車で訪問。
混雑する時間帯を避けようと14:00頃に到着すると、待ち客は“0”で有った為、すぐに入店する事が出来たのであった。
麺みつヰ
実の所、もっと早くに記事にするつもりでいたのだが、緊急事態宣言が出されると営業を自粛し、休業していたので記事にするのを先送りにしていた。
ゴールデンウィークが明けてから営業を再開されたようなので今回、記事にさせて頂く事に。
店内に入ると1席の空席があり、そちらに案内される。
店内は決して広いとは言えず、ご夫婦お二人で切り盛りしている。
その為、回転率は決して良いとは言えないので外待ちのお客人がいる際は結構、待たされる事をご覚悟下され。
席に着くとお膳に綺麗に並べられたお箸やレンゲが目に入る。
目の前にメニューが有るのだが、食券機はなく、口頭で女将さんに注文する形。
店主は黙々とらぁ麺を作っているので、間違っても店主に注文を通そうとしないようにw
メニューは醤油(800円)、塩(850円)、生姜そば(900円)の3本柱となっていて、おろしそば(400円)と言う麺量100gのサイドメニューもある。
我輩の一番のお薦めである醤油を頼み、トッピングに味玉(100円)とチャーシュー(250円)、それとごはん大(200円)を女将さんに注文し、前金制なのでその場でお支払い。
ちなみに現在はまだ、現金のみの対応となっている。
自転車であった為、ビールは我慢したのだが、こちらで提供しているのはエビスビール中瓶(500円)である。
注文の際に麺は細麺と手揉み麺のどちらにするか、尋ねられるのだが、この日は手揉み麺を注文する。
こちらのご主人は八丁堀の『麺や七彩』で修行したそうなのであるが、『麺や七彩』と言えば注文を受けてから麺を打つ事で有名なお店なので、きっと麺にも拘りが有るのだろう。
大体は2杯づつ作っており、多い時でも3杯と言った感じなので少しばかり待たされる。
しかし、店主の丁寧ならぁ麺作りを目の前で見る事が出来るので、アッと言う間にも感じられた。
麺を茹でる前に手で揉み揉みし、茹でている間にスープを作り、バラチャーシューをバーナーで炙る。
そして、運ばれたのが
『醤油味玉チャーシュー』
である。
綺麗なピンク色のロースのレアチャーシューが3枚入り、バーナーで焙られたバラチャーシューが2枚入っていて、味玉が奥に鎮座。
チャーシューはトッピングで追加しなくても2種類が1枚づつ入っているのだが、我輩はこのロースのレアチャーシューが堪らなく好きなのでいつもチャーシューを追加している。
チャーシューで隠れているが、メンマに
『蓮根』
と言った珍しいトッピングに、ネギは白髪ネギと刻みネギの2種類。
トッピングに蓮根と言うのは珍しいが、食感も良くらぁ麺にも良く合っている。
こちらは季節に寄って蓮根が取れない時期は、メンマだけの時もあるようである。
スープを一口頂くと、『う~ん、美味い』。
鶏ベースで和風出汁強めの旨味たっぷりのスープに仕上がっている。
スープで火入れされる前にロースのレアチャーシューを口に運ぶと、肉はしっとりしていてこれまた美味い。
そして、茹で上げる前にしっかりと揉み揉みされた
『手揉み麺』
がこちらである。
茹で加減は少し柔らかめで、加水率多目のモチモチとしたピロピロ麺となっている。
好みは分かれそうであるが、固めが好きと言う方は細麺もお薦めである。
サイドメニューに自家製ソースのカツ丼(400円)と言うのも有るのでそそられるのだが、ご飯にも
『鶏そぼろ』
が無料で付いてくるのでお薦めであるw
らぁ麺にソースカツ丼?と、思うかも知れないのだが、ご主人のご出身は福井県だそうで、ソースカツ丼やおろしそば(越前そば)は福井県のご当地ものなのだそう。
最後に我輩好みに仕上がった
『トロっと系の味玉』
を頂き、完飲完食してお店を後にするのであった。
総括
いやはや、美味かった。
おろしそばも少量なので、替玉感覚で頼んでも食べられる量となっているのでお薦めである。
緊急事態宣言下で一時期お休みをしていたが、現在は土日月は休業日とし、火曜から金曜までの11:00~15:00と言った昼営業のみで営業を再開されている。
営業再開をご存知ない方が多いのではないかと思い、先日金曜の昼時に行ったら10名以上の行列であった為、諦めたのであった。
やはり、混雑を避けるのであれば14:00頃を攻めるのがベストと思われる。
【追記】残念ながら『麺 みつヰ』は、7月31日を以って閉店し、次の店舗先も決まっていない状況となっている。
本日はこれにて御免!
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