やあやあ、さむらいである。
こちらの“らぁ麺ブログ”は現在、“4日に1記事(中3日)”のペースで更新させて頂いている。
もう少し更新頻度を上げたい所であるが、体系維持の為にもこれ位のペースで、ギリギリ回せているような状況である。
そんな中であるが、緊急事態宣言が明けた事も有り、しばらく疎かにしていたメインブログの更新も徐々にであるが、再開し始めた。
知ったこっちゃないだろうが、今後はメインブログと“らぁ麺ブログ”を交互に更新して行こうかと思う。
つまり、我輩自身は“2日に1記事”で交互に更新していくと言う事である。
こちらの“4日に1記事”のペースを上げられない言い訳と思って下されw
どちらも見て下さっている門下生(読者様)へのご案内であった。
さて、本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日は2018年から2年連続でミシュランビブグルマンに選出された
『メンドコロ キナリ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は文月も初めの頃。
この日訪問したのは総武線は東中野駅を最寄りとする
『メンドコロ キナリ』
であった。
こちらのお店であるが、以前は駒込駅で『麺処きなり』として営業していたのだが、その時にミシュランガイド東京2018でビブグルマンに選出される。
その翌年にこちらの東中野に移転し、『メンドコロ キナリ』として新たなスタートを切ると、後にもミシュランガイド東京2019年のビブグルマンに選出されたと言う珍しい経歴のお店である。
駒込だったら住まいからも近くて良かったのだが、東中野となると中々遠くて行けなかったのだが、やっと訪問出来る機会を得たのであった。
東中野駅に降り立ったのはいつ以来だったろうか?
若かりし頃、ホテルで働いていた時は中野区民であったのだが、それでも東中野に行く用はなかった。
東口改札を出ると北側か南側の二択になるのだが、右手の南側方面へ進む。
駅の階段を降り、正面の通りを右手に進むと見えるのだが、駅から徒歩1分の好立地に店はあった。
訪れたのは平日の14:00前であったが、外には5名程の待ち客であった。
メンドコロ Kinari
我輩自身は駒込時代の『麺処きなり』も行った事がなく、初訪問であったので店主の経歴などを過去の文献で調べてみると、色々と知る事が出来た。
『麺処きなり』の時は共同経営者が居たのだが、その方はレシピを授けた後にご自身は別の場所で独立し、現在の店主が『メンドコロ Kinari』として味を守っているようである。
と言う事は味の要は相方に頼っていたと言う話になりそうであるが、そうなってくると味は落ちてしまいそうなもの。
しかし、2020年7月13日現在の『食べログ』評価は驚異的な“3.95”と言う高得点をマークしているのである!
これは実力なくしては決して、成し得ない偉業である事を我輩は知っている。
元々高かったのだが、特にここ最近で更なる高みに行った気がする。
並びながらそんな文献を見て、期待が高まっていた。
並んでいると店員さんが中から出て来て、先に食券を購入するよう、案内された。
券売機の前に立つと左上にはRa-men濃口醤油(780円)が鎮座し、隣にはRa-men塩(800円)が。
その下には+270円となるが、特製Ra-menがそれぞれ並んでいる。
更にRa-men山椒白醤油(800円)と冷製つけめん海老(980円)があったが、残念ながらこの日は冷製つけめん海老は売り切れであった。
売り切れと言うより、仕込みの関係かわからぬが、本日はありませんと言った案内が貼ってあった。
我輩は根っからの醤油派なので、特製Ra-men濃口醬油(1050円)を選択。
ビールも行きたい所であったが、サイドメニューの肉味噌ご飯(200円)が気になったのでこの日は我慢する事に。
ちなみに、ビールはハートランド中瓶かサッポロラガー赤星中瓶から選ぶ事が出来、どちらも550円であった。
テーブル席へ案内されたので残念ながら創作過程は拝見出来ず。
待っていると、最初に運ばれたのは
『肉味噌ご飯』
であった。
見た目はそぼろご飯と言った感じであるが、味付けは味噌と言う事で少し濃い目に見える。
麺が来るまでの間に早速、頂くと濃過ぎもせず、良い感じに味噌味が付いたそぼろに、ナッツの歯ごたえが良いアクセントとなって美味いw
200円でこのクオリティとは、かなり当たりのサイドメニューと言える。
ビールを我慢して良かったなと考えていると
『特製Ra-men濃口醬油』
が運ばれた。
小さなお盆で運ばれたのはRa-men濃口醬油と別皿に盛られた特製トッピング。
メインの丼にはレアチャーシューとその下に隠れた鶏チャーシューに穂先メンマ、青菜に海苔と言った感じで三つ葉が添えられている。
別皿に盛られた特製トッピングはレアチャーシューと鶏チャーシューが追加され、更にはレア目に仕上げられた鴨チャーシューと味玉にカイワレが添えられていた。
ビジュアルだけでワクワクする逸杯。
早速、スープを頂くと
『で、あるか…』
が発動したw
『で、あるか!』と言うよりは、『で、あるか…』と言った感慨深い優しい味わい。
味の表現が苦手な我輩であるが、頑張って表現すると鶏をベースとした清湯系のスープに乾物系と言った足し算のRa-menで、濃口とは言っているが、キレはあっても決して濃過ぎない旨味たっぷりな仕上がり。
そして、早速麺を
『麺上げ』
すると、麺は中細麺で三河屋製麺のものらしい。
一息で啜り上げると、パツパツ系のコシがある好きな麺。
中細麺でありながらしっかりと、スープを運び、良い仕事をしている。
完飲は約束されたが、どう食べ進めていくか配分を考えなければならない。
なぜなら、こちらの『メンドコロ Kinari』では和え玉を用意していて、現金でも受け付けるシステムなのである。
更に、和え玉も140g(200円)と、70g(150円)と選べるのだw
お腹の空き具合で半玉か、1玉行くかと言った選択が可能なのである。
和え玉の分も考えて、スープを飲み過ぎないように食べ進めつつ、他の具材を食べ進めるのだが、どれも舌鼓を打つレベルで美味いw
レアに仕上げた豚ロースチャーシューも美味いが、鶏チャーシューもしっとりとしていて絶品であり、鴨チャーシューはお代わりしたい程であった(鴨チャーシューだけ1枚)。
麺を半分ほど頂いたタイミングで和え玉を追加注文する。
頼んだのはもちろん、1玉140g(200円)であるw
お腹いっぱいかも知れないが、50円で倍量になるなら選択肢は1択であるw
麺を平らげ、半分の具材を平らげた所で
『和え玉』
が運ばれる。
ブロック状のチャーシューに岩海苔と少量のネギと言ったトッピングに魚粉が掛かっていた。
混ぜると底にはタレが沈んでいて、麺には色が付いて行く。
まずは、そのまま麺を頂くと混ぜそば感覚でも美味しく頂けるw
クオリティはかなり高いw
残ったスープにつけ麺風に頂いたり、楽しみながら最後はスープにドボンとして一気にかっくらうのであった。
最後に楽しみに取っておいた
『トロっと系味玉』
を平らげると、スープを完飲して店を後にするのであった。
総括
伝え忘れていない事はないだろうか?
ビールを頼んだらつまみが付くのかどうかわからぬままだった。
ビールを我慢した事で和え玉を楽しむ事が出来たが、次回訪問時はこの謎を解明するのである。
総じて言えるのはここ、『メンドコロ Kinari』の特製Ra-men濃口醬油は絶品であったと言う事。
遠くて中々、訪問出来なかった店であるが、再訪確定である。
西側にはまだまだ、未開拓な店が多数あるので、今後も攻め続けたいと思う!
本日はこれにて御免!
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