やあやあ、さむらいである。
もう少しまめに更新しないと忘れ去られそうであるが、こちらはまったりやっていくつもりである為、ご容赦下され。
前回は平日でも2時間待ちとか、平気で起こってしまう、『銀座 八五』をご紹介させて頂いた。
『銀座 八五』をご紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 出来る事なら"3日に1記事"位のペースで更新したいのであるが、『さむらい流スロプロ道』との両立と言う事で中々、難しい。 趣味の延長とは言え、こちらのブログも疎かにするつもりはなく、ネタの為にも日々、らぁ麺活動[…]
こちらの店は2020年に“ミシュランビブグルマン”に選定された店なのだが、今回ご紹介させて頂く店も2020年に初めて選定されたと言う、新参者である。
ミシュランをこれから極めようと言う我輩の方こそ、新参者なのであるがw
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も合わせて訪問し、取り上げていくつもりである。
2店舗目となる本日は2020年にミシュランビブグルマンに初選出され、麺が特徴的で有名な
『純手打ち 麺と未来』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は師走も大晦日も近い頃。
この日は既に仕事納めもし、年末休みに入った頃であった。
何処の店に行っても行列は避けられないであろう、年末休み。
そんな日に我輩がまず、行ったのは代々木上原であった。
こちらには移店したばかりの『Japanese Soba Noodles 蔦』がソフトオープンしたばかりと言う事であまり認知されておらず、並びも少ないのでは?と思い立ち、伺ったのであった。
しかし、“ミシュラン1つ星”をらぁ麺店として初めて獲得した店である。
到着したのはランチタイムのピークを過ぎた頃あいであったが、並びは目視出来るだけで50人はくだらない盛況っぷりで、半分以上は海外からのお客人であった。
巣鴨店の時は整理券で対応する程であったのが、並び順と言う事で流石の行列と言った所か。
2時間は待つであろう行列を見て、心が折れる。
こちらの店舗が2020年のミシュランに掲載されなかったのは恐らく、移店する事が決まっていたからではないかと推察する。
きっと来年度にはまた、掲載されるようになり、更なる行列が予想出来る為、平日に再訪を誓い、店を後にする。
しかし、せっかく代々木上原まで来たのだから何処か行ける店はないものかと頭をひねるが、小田急線の路線図を見てすぐに閃いた。
あるではないか、とっておきの場所が。
我輩が閃いたとっておきの場所とは代々木上原からも程近い、下北沢である。
こちらには“ミシュランビブグルマン”に初選出されたお店がなんと、2店舗も有るのである。
年末という事でどちらも混雑は避けられないだろうが、行ってみて空いてそうな方を選ぶ事も出来る。
また、週末と言った休日はベッドタウンにある行列店よりも、都心寄りのオフィス街や、繁華街にある行列店の方が、並ばずに済む事が多い。
平日から人が多い繁華街などの行列店は、行列を捌くオペレーションがしっかり出来ている為、休日になると人員を厚くしたりなど対策している場合が多く、見た目ほど待たずに済む事も多いのだ。
となると、今日みたいな年末と言う状況では下北沢のようなベッドタウンとも違う、繁華街はうってつけであると言える。
下北沢と言えば、ライブハウスや、古着のイメージが強い印象を受ける。
若かりし頃は我輩も古着を買いに来たり、友人のライブであったりと、訪れる事はあったが、らぁ麺を食べに降り立ったのは初めてであった。
電車の中で口コミなどを見て過ごし、駅に着いた時にはどちらの店へ行くかは決めていた。
そして今回、我輩が向かった先は『純手打ち 麺と未来』であった。
純手打ち 麺と未来
なぜ、『純手打ち 麺と未来』に決めたのかと言うと、らぁ麺の麺がとても特徴的と言う事で有名なお店であり、行ってみたい店であった。
特徴的な麺とはどのような麺なのか?
店先に着くと、当たり前の如く行列が出来ていた。
10名以上の並びであったが、先程の『蔦』の行列からすれば耐えられぬ並びではない。
ここで焦って列に加わるのは早とちり。
店に寄って並ぶ際のルールが異なり、食券を先に購入して並ぶと言った店もある。
まずは店頭に掲げられているルールを拝見してから並ぶ。
特に食券の事は書かれていないのでそのまま、列の最後尾に着く。
並んでまでしてらぁ麺を食べたくないと言う方も多いと思うが、並んででも食べたいと言うらぁ麺好きにとって、この並びの時間もあまり苦ではない。
どのらぁ麺にするか、ネットの口コミを見て吟味したり、期待に胸を膨らませて待っている大事な時間なのである。
並んでから席に着くまでおよそ、30分程であったか。
特に食券はなくオーダーする形。
メニューも“塩らーめん850円”のみで、こちらにトッピングをしていく形であるが、“味玉100円”、“海老ワンタン100円”なのに、特製塩らーめんにすると海老ワンタン2個、味玉、チャーシュー増しとなっていて、+150円だと言うのだから特製を頼まぬ手はないのであるw
注文したのはお約束のビールと特製塩らーめんに、サイドメニューの炙り肉飯。
ビールはやはり
『ハートランドビール』
であった。
なぜ、やはりかと言うと、『美味いらぁ麺屋はハートランドが多い』と提唱しているからで、ここにも一軒見つけたのであるw
中瓶500円でチャーシュー切り落としのおつまみ付きと、お得感満載。
そして、しばらくビールを楽しんでいると、金色に輝いた
『特製塩らーめん』
が着丼。
まず、見た目からして素晴らしい。
三葉が香りだけでなく、色合い的にも映えている。
まずはスープから一口頂くと、鼻に抜ける魚介系の香り、少し濃い目の塩タレであるが、これまた、美味い。
香草が苦手な我輩であるが、三葉は何故か好きな香草で、これまたスープに合ってある。
そして、特徴的と言われる麺を持ち上げると
ビックリする太さなのであるw
見た目的にはうどんのようであり、むしろ、うどんよりも太いのである。
『これは、らぁ麺なのか?』と言う疑問が頭を過ぎるが、列記としたらぁ麺であるw
麺を啜ると口の中いっぱいになってしまうので1本づつ、啜る事にした。
我輩の中で麺を噛み落とす行為は邪道である。
麺を噛みしめるとモチモチとした弾力に驚く。
もち姫と言う銘柄の小麦を使用し、特別な製法で最大限のモチモチ感を出しているのだそう。
これだけ太いと粉っぽさが残りそうだが、全くなく、むしろ水々しい。
どう言った打ち方をしているのか、全く想像がつかないが、これが純手打ちの為せる業なのだろうか。
海老ワンタンの皮も手作りなのか、モチモチしていて、堪らんw
トッピングが安いからと言って手を抜いておらず、味玉も好みの半熟具合。
チャーシューも柔らかく、美味かった。
それと、サイドメニューで頼んだ炙り肉飯。
良い感じに炙られた香ばしい匂いが、食欲をそそる。
いやはや、あっという間に完飲完食であった。
しばらくはビールも入らないかな?と言う位お腹がいっぱいになり、大満足で帰路につく。
ご馳走様であった。
総括
開店して1年目で最高権威と称される『TRY(東京ラーメンオブザイヤー)』の塩部門の新人賞を取り、2年目には“ミシュランビブグルマン”に選定されると言う快挙を成し遂げた逸杯は流石の一言であった。
更にお得情報をお届けすると、“えこひいき常連証”なるものがあるそうで。
こちらは購入日から使用出来、購入日から1ヶ月間、特製を含むトッピングもしくは麺の大盛のいずれかが無料となる券で、それが月に何回使おうが金額は何と、200円だと言うのだから驚きである。
“月に2回”行けばプラスとなり、限定麺などを頼む権利を得る事も出来るので、お近くの方で通える方は絶対に“えこひいき常連証”を買った方がお得である。
こちらの情報は我輩が訪れた2019年12月末時点での情報である為、予告なくサービスを終了してしまう可能性もあるので、現地でご確認下され。
月曜は昼間のみの営業で醤油らーめんを提供しているのだそう。
月曜日は新台入替日と重なるので中々、タイミングが合わないが、醤油らーめんも食べてみたいので再訪を誓うのであった。
本日はこれにて御免!