やあやあ、さむらいである。
町中華ファンの門下生(読者様)の皆様、お待たせ致し申したw
先日宣言した通り、時系列を無視し、前倒しで記事を更新させて頂こう。
前回の町中華道でご紹介したのが、8月20日に更新した本駒込の『中華 兆徳』の記事であった。
『中華 兆徳』をご紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 ずっと伺いたいと思っていた町中華で、新富町に『築地 やよい軒』と言うお店があった。 創業40年の歴史があり、看板メニューは野沢菜と豚肉を炒めた具材がのるやよい麺。 その『築地 やよい軒』が一時閉店すると言う[…]
この時の記事の冒頭で触れていた、『築地 やよい軒』の話題を覚えてらっしゃるだろうか?
本日はその時触れていた『東京築地 やよい麺』に訪問した記事となる。
と言う訳で、本日は
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。
様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は2022年に7月にリニューアルオープンされた
『東京築地 やよい麺』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は長月も初めの頃。
以前の記事で、近々訪問すると予告していたお店があった。
そのお店と言うのが、新富町駅を最寄りとする
『東京築地 やよい麺』
であった。
こちらの『東京築地 やよい麺』であるが、前身は『築地 やよい軒』と言う、1982年創業の40年以上の歴史ある町中華であった。
5月を以って、閉店したと言うニュースをネット記事で拝見し、宿題店としていたのに伺っていなかった事を深く反省したのであった。
老夫婦で切り盛りしているお店と言う前情報はあったので、さっさと伺っていれば良かったのであるが、間に合わなかったのである。
しかしその後、若い店主に味を引き継ぎ、名前を『東京築地 やよい麺』に変更して、7月にオープンしたと言うではないか。
そうとなれば今度こそ、さっさと行っておこうとなったのである。
この日は築地での用事を済ませた帰りであったので、徒歩で向かう。
新富町駅の2番出口から徒歩3分と言った立地であるが、築地駅の4番出口から徒歩5分程の距離にある。
混雑が予想される昼時と言う事もあって躊躇したが、訪問すると予告した以上、早く伺うべきであると並び覚悟で伺うと、13:00着で外待ちはない状況であった。
東京築地 やよい麺
ビルの地下に位置し、階段を降りると店の外に券売機が設置されており、先に食券を購入する。
こちらのお店の看板メニューは店名の通り、やよい麺であり、それが券売機の左上に位置していた。
前の店舗では850円であったが、値上がりしたようで、この度950円に。
他は汁なしやよい麺(950円)に、やよい丼(950円)と言った三大看板メニューがあり、数量限定の冷やし鳥中華(1000円)と言ったメニューもあった。
少し下に目をやると、みそラーメン(950円)、タンメン塩(950円)、もやし麺(950円)、坦々麺(1100円)、麻婆麺(1100円)と言った町中華っぽいメニューもある。
我輩は初訪問であったので、最初から頼むメニューは決めており、それはもちろん、やよい麺である!
それに小ごはんセット(100円)と、生ビール(550円)を購入する。
入り口に立っていたご老人に食券を手渡すと、空いていたカウンター席に案内される。
どうやら、こちらのご老人が元店主で、現在は配膳等の持ち回りを担当している様子。
案内されたこの席が、兎に角狭いw
コロナ禍なんだからもう少し余裕を持って、間隔を空けて欲しい所。
周りを見渡すと、テーブル席なんかも相席で案内されており、稼働9割と言った感じで、兎にも角にも回転率を重視される営業スタイルのようである。
すぐに
『生ビール』
が運ばれる。
生ビールはアサヒの樽生かな?
ランチビール(350円)と言うのもあったが、この類いのものを頼んで満足いく量だった記憶がなかったので、敢えて550円のジョッキにしたw
太麺と聞いていたのでゆっくり飲めるものと考えていたが、間髪入れずに
『やよい麺ライスセット』
が運ばれる。
これまた、作り置きの野沢菜炒めに、麺も茹で置きしているものと思われる。
恐らくはランチタイムの混雑時だからこそとは思うが、どうだろうか?
見た目は、濁ったスープに豚肉と野沢菜をピリ辛で炒めた野沢菜炒めがのり、薬味の白ネギが少々と言った感じ。
お世辞にも“美味そう!”とはならないビジュアルであるが、だからこそ、町中華の良い雰囲気は十分に感じられる。
スープは豚骨系主体で、魚介、乾物も感じ取れる醤油ベースでピリ辛感がスープにも移っていた。
続いて
『麺上げ』
を行うと、ゴワゴワした二郎系のようなタチバナ製麺所製の太麺が顔を出す。
啜り上げると、ビックリする位硬めの茹で加減。
もしかして、茹で置きではなく、茹で時間がただ短いだけかも知れんが、柔麺派である我輩の口には到底、合うはずもなく。
硬麺派の人に寄ってはこれが堪らないとなるのかも知れないが、正直に言って粉っぽさが出ていて、芯も残っており、全然美味しくない。
こちらの
『豚肉高菜炒め』
は見た目通りのピリ辛仕様で、辛いものが苦手な我輩にとっては、大辛レベルで汗が吹き出て止まらないw
実は我輩は幼少期から汗っかき体質で、辛い物を食べると汗が吹き出るので、汗をかきたくないと言う理由から辛い物を敬遠してきた。
そのせいか、食べる事は出来てたはずの辛い物が、この歳になって苦手な物に変わっており、激辛を食べている動画を見るだけで汗が出てくる程に。
正直、そんな奴が頼んではいけない物を頼んでしまったようで、汗を拭きながらの作業が入る為、箸の進みが遅いw
そのお陰か、硬過ぎた麺も食べられる程度の硬さになり、辛さをごはんとビールとお水で中和させながら食べ進め、何とか完食するのであった。
総括
いやはや、ご馳走様であった。
食べるのが遅くなってしまい、回転率を下げてしまって申し訳ない思いであった。
以前は、定食や餃子、チャーハンと言ったメニューもあったようなのであるが、現在は無くなり、町中華感は大分薄れてしまった。
それでも、やよい麺だけは残したいと言う思いから、現在の提供スタイルでの営業継続を選択したのだろう。
柔麺派であり、辛い物が苦手な我輩は、再訪する事はないと思うが、伝統のやよい麺を食したいと言う方は、是非とも足をお運び下され。
本日はこれにて御免!
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