やあやあ、さむらいである。
ちょっと、聞いて欲しい。
とんでもない裏切り行為があったのである。
こちらの『さむらい流二郎道』をご愛読下さっている方々はご存知だと思うが、我輩と一緒に“二郎巡り”をしてくれているらぁ友の話である。
ここまでで、前回の『ラーメン二郎 上野毛店』を以って、東京都23区内の直系である『ラーメン二郎』を制覇し、残すは遠方のお店と言う所まで来たのである。
“月の一度の二郎道”と言う事で、今後は足並みを揃えて臨まねばならない状況の中、未訪問であった『ラーメン二郎 八王子野猿街道店2』に行って来たと言うではないか!
確かに、その日だったら友人が車を出してくれるとお誘いはあったのだが、我輩はその日は外せない用があったのでお断りしたので後日になると思っていたのに、その日に行っちゃったのである。
更にである!
そのまま連食で、『ラーメン二郎 立川店』まで行ってしまったと言うではないか!
我輩のいない所でまさかの2枚抜きとは、流石に裏切り以外の何物でもない。
いくら『ラーメン二郎 八王子野猿街道店2』のお土産を野菜とセットでくれたとしてもである!w
本人曰く、この2店舗は勝手に行ってくれとの事なので、我輩一人で訪れた記事を書く事になるであろう。
果たしてこんな仲違いしている時点で、全国制覇など出来るのだろうか?
さて、こんな流れから本日は
『さむらい流二郎道』
をお届けしよう!
さむらい流二郎道とは?
“さむらい流二郎道”とは、『ラーメン二郎 三田本店』から始まった、全国数ある“ラーメン二郎”を名乗る店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“ラーメン二郎”と言う屋号は商標登録されており、二郎インスパイア系は“ラーメン二郎”を名乗る事は出来ない。
“さむらい流二郎道”では、二郎系と呼ばれる二郎インスパイアは取り上げず、“ラーメン二郎”で暖簾分けを許され、“ラーメン二郎”の冠を持つお店だけを取り上げていく。
“さむらい流二郎道”25店舗目となる本日は、小田急線の生田駅を最寄りとする
『ラーメン二郎 生田駅前店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は長月も初めの頃。
この日は買い物がてら、南町田のグランベリーパークに伺っていた。
決して近い訳ではないが、我輩はとある限定麺を食べる為に、お連れ様とは現地で解散する事に。
そのお店と言うのが
『ラーメン二郎 生田駅前店』
であった。
どうしても今年中に『ラーメン二郎 生田駅前店』の夏の風物詩となっている“冷やし”を食べたかったのである。
南町田は田園都市線なので全く近くはないのだが、中央林間まで行けば小田急線に乗り換える事が出来、夜営業に間に合うと思い、チャレンジする事に。
我輩の居住地からは、1時間は掛かってしまうので、こう言った機会がないと中々足が向かないと思ったからであった。
夜営業がどれ程混むかもわからんし、限定麺が売り切れている可能性もあり、ただ、そんなタイミングを計っている間に、限定麺が終売する事だってあり得るのだ。
とりあえず、なるようにしかならんと向かうのであった。
ラーメン二郎 生田駅前店
まずはお店の場所であるが、小田急線の生田駅を最寄りとし、北口を出て右へ進み、線路沿いを真っ直ぐ進むと、左手側に黄色い看板が見えてくる。
前回の伺った時は、平日とは言え14:30頃で中待ち3人と言う奇跡的な状況であったので、そこまでの混雑は予想していなかったのだが、甘かった。
平日20:20頃に店に到着すると、店先はおろか、隣の駐車場にまで行列が伸びているではないか!
ざっと数えて38人、中にも8席待ち席があるので、計46人待ち!
流石に諦めようと思ったのだが、店内の券売機を覗くと、まだスーパーソウスイランプは赤くなっていなかった。
スーパーソウスイとは、我輩が食べたがっている“冷やし”の事で、大体40杯程の用意があるそうなのだが、ランプが赤くなっていたら売り切れ御免と言う事なのだそう。
どれだけ待つのかわからない中、この地に再来する時間と手間を考え、売り切れ覚悟で待つ決断をする。
ちなみに、駐車場に並ぶ際は線路に顔を向けて並び、近所住民への配慮で、川側は見ないようにする特殊な並び方となるので注意。
ロット制と言う事もあって、前の団体さんよりも先に譲ってもらったりしながら、時間短縮して待つ事1時間強であったが、店内に入るとスーパーソウスイのボタンは、赤く点灯しているのであった…。
覚悟はしていたが、流石に悔しかったので、その日は暖かい小ラーメンを食べ、リベンジを誓うのであった。
40人以上の行列でも並んだ理由の一つとして、次の週は夏休みで丸々営業がないのも並んだ理由であった。
もしかしたらその夏休みの影響で並びが凄かったのかも知れん。
例年の流れだと、涼しくなったら終わるそうなので、いつでも行けるタイミングを見計らっていたのだが、気付けば月末に。
そして土曜日であるが、何とか9月27日の昼間なら行けると思い、混雑覚悟で行って来た。
すると、13:00着でまさかの中待ち1人と言う奇跡!
もちろん、スーパーソウスイも残っていた。
我輩は小ラーメン豚2枚(800円)とスーパーソウスイ(300円)のボタンをポチリ、困った時の生卵(50円)も購入する。
昨年までは100円だったスーパーソウスイは、今年から3倍の価格となったが、関係ないw
待ち席で待っていると、店員さんから食券を見せるようにと、確認タイム。
もし、麺の少なめや半分とか、硬めと言った要望があったら、この時に言おう。
同じロット内でも、まずは温かいラーメンからの提供となり、続々とコールタイム。
ちなみに、“冷やし”であるスーパーソウスイのコールは、アブラ以外は可能。
“冷やし”なので、アブラが固まってしまうからだと思われる。
いよいよ我輩のコールタイムが来たので、『ヤサイ・ニンニク少し』でお願いする。
そして、待ちに待った
『小ラーメンスーパーソウスイ』
と生卵が運ばれる。
スープも野菜も麺もしっかりと冷えており、豚だけ温かい。
まずはスープから一口頂くと、動物系だが、ただ温かいスープを冷やしただけではないスープと思われる。
けど何だろ?魚介ではないが、何処か和風な雰囲気は感じるものの、酸味もなく冷やし中華とかとは全く違うスープ。
液体油も浮いてはいるけど、固まらない不思議。
続いて
『麺上げ』
を行うと、冷水で良く締められた自家製の平打ちっぽい短めな太麺が顔を出す。
長めに茹でていたとは言っても、ラーメンの準備が終わるまで位なので、そこまで長くなく、歯応えもしっかりとしたパキポキ麺であった。
お次は
『豚』
であるが、こちらは煮豚タイプとなり、ウデ肉か肩ロースだと思うが、食感はパサパサ系であった。
『二郎』を食べているのにあっさりとしてい、ちょっと違和感を感じながらも、量だけはいつも通りw
麺が硬めなので、食べ進めるにつれ顎が疲れ始め、飽きも出て来た。
こんな時に重宝するのが生卵で、これを溶いてすき焼き風にして食べる。
もちろん、温かいラーメンの方がこの食べ方は美味いと思うが、背に腹は変えられないw
卓上の一味でも味変を加えつつ、最後に配膳されたとは言え、食べるのも遅いので、一番最後に食べ終え撤退するのであった。
総括
土曜日は逆に狙い目なのか、退店時は中いっぱいでも、外に1人待ちであった。
最後に、スーパーソウスイはいつまで食べられるのか店主に伺うと、『あんまり考えてなかったけど今月いっぱいですかね?』とお答え頂けたのである。
記事にするかどうか迷ったのだが、すぐに記事にすればまだ間に合う方も居ると考え、時系列を変えて今回の記事を更新した。
ちなみに、我輩の感想はと言うと、“1シーズンに1回食べたら満足”かな?w
気が付けば、直系の『ラーメン二郎』で一番食べたお店になったが、デフォも美味しいのでお薦めであるw
本日はこれにて御免!
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