やあやあ、さむらいである。
お気付きの門下生(読者様)もおられるかも知れないが、“最近、町中華道やってなくね?”と言うお声を頂戴した。
確かに最近の投稿を見ると取り上げておらず、遡る事8月20日の『兆徳』以来投稿出来ていなかった。
『町中華道』を楽しみにされている方には、1ヶ月以上空いてしまい、申し訳ない思いである。
基本的には訪問した順となるように、時系列に沿って記事を綴っているのであるが、そもそも町中華への訪問が減っていたのが原因である。
その為、最近また町中華も攻めているので、近々時系列を無視してお届けしようと考えているので、楽しみに待っていて欲しい。
“今日じゃないんかい!”と言われそうであるが、記事にするまでに画像を編集したりと色々と準備が必要なので、もう少しだけお待ち下されw
なので、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は総武線の御茶ノ水駅を最寄りとする
『武蔵家 御茶ノ水店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は観月も半ばの頃。
この日は神保町での所用を済ませ、『神田勝本』で久々のつけそばを頂いた帰り道であった。
『神田勝本』と言えば、運営会社の破産手続きと言う混乱の中、休業を余儀なくされていたお店で、系列店は先に営業再開していたのであるが、『神田勝本』の営業再開は遅れていた。
色々あったようだが、7月末に営業を再開されたと知り、訪問したのであった。
そんな帰り道、神保町よりも乗り換えが楽になる御茶ノ水駅を目指していた所、とても威勢の良い掛け声で客引きをしている
『武蔵家 御茶ノ水店』
を通り掛かった。
こちらのお店は食べた事がなかったが、フォロワーさんが『武蔵家 御茶ノ水店』があるお陰で、わざわざ『ラーメン三浦家』に行かずに済んでいると言う投稿をされていて、気になっていたお店であった。
時刻は15:30頃で、店内を見ると食べているお客はいるが、営業中の看板は店内にしまってあったので、スープ調整の時間であったと思うのだが、威勢の良い掛け声に我輩が足を止めていると、営業中の看板を外に立て掛け、いらっしゃいませと気持ち良く迎えてくれるではないかw
ここまでされて、入らぬ道理はないと券売機の前に立つのであった。
武蔵家 御茶ノ水店
券売機の前に立って驚いたのは、このご時世でラーメン並が650円で提供されていた事である。
しかも、『武蔵家』と言えばライス無料を継続していての偉業。
世間はインフレや、円安による物価高に悩まされていおり、値段を上げずに営業を続ける事は、自身の首を絞める行為であるにも拘わらずである。
確かに、御茶ノ水と言えば有名な学生街なので、安くお腹いっぱいにさせたいと言う心意気は理解出来るのであるが、有難い事この上ない。
お腹はいっぱいであったが、せめてトッピングで売上に貢献しようと、左上に位置する極並ラーメン(1000円)を購入するが、流石に瓶ビール(500円)は断念した。
入り口脇にある冷水機でセルフでお水を汲み、席へ。
アイドルタイムと言う事で、店内には3組程であったが、厨房の様子が少しでもわかるようにと、カウンターの中心に着席する。
食券を手渡し、好みは全て普通でお願いする。
家系ラーメンでは、味の濃さ、麺の硬さ、油の量と言った好みをコール出来るのだが、最近の物価高の影響で、油多めを断るお店も増えて来ているので注意。
そう言えば、表には“ライス食べ放題”を謳っているのに、ライスの有無を聞かれなかったなと思いながら周りを見渡すと、入り口に大釜の炊飯器が置いてあり、セルフで盛るシステムのようであった。
お腹は一杯と言いつつも、家系ラーメンにライスはセットのようなものなので
『半ライス』
を盛って席に戻り、カッパの漬物は卓上にあるものを添えた。
厨房であるが、一段高くなっており、覗き見る事が出来ない作りであったが、作業工程を見る限り、麺はテボではなく、大鍋で茹で上げて、平ザルで麺上げを行なっている様子。
程なくして我輩の目の前に
『極並ラーメン』
が着丼するのだが、トッピングの量が圧巻過ぎるw
トッピングが多くてスープが良く見えないが、チャーシュー4枚にほうれん草も増量され、海苔は圧巻の8枚に、カットされた味玉も添えられている。
期待を込めてまずはスープを一口頂いた感想は
『ぬるっ!』
であった。
確かに、これだけトッピングが施されていたらスープがぬるくなるのはわかるが、それは提供する側も理解しているはずである。
家系ラーメンではありがちな、丼は温めてもトッピングは温めないと言う事か。
気を取り直して
『麺上げ』
を行うと、短めの酒井製麺の中太麺が顔を出す。
これは定番のお約束と思われがちであるが、『武蔵家』の多くは通常よりも若干、細めの麺を使用しており、こちらは少し太い麺を使っている。
とは言え、スープとの絡みが重要であると考えるが、若干ぼやけているようにも感じる。
そもそも、スープが軽く、新中野本店の濃厚さに比べると、全くの別物。
獣っぽさがない濃厚系なのは我輩好みではあるが、ちと、薄い印象。
続いて
『チャーシュー』
を持ち上げると、部位は肩ロースと思われるが、パサパサ系で美味しいと言うには味気ない。
味玉はスープに溶け込まない程度の半熟加減で、こちらは好評価。
2軒目と言う事もあって、完飲は出来ずであった。
総括
ご馳走様であった。
口コミによると、オープン前に並ぶと、トッピングをサービスしてくれるそうな。
只でさえ安いのに、トッピングサービスとか、どんだけコスパ良いんだよ!と驚きである。
我輩の評価であるが、接客も良く、コストパフォーマンスは最強クラスであるが、これまで食べて来た『武蔵家』の中では、下位の方となる評価であった。
家系ラーメンはその日に寄ってスープの出来も変わってくるので、たまたま我輩の行った日が薄く感じたのかも知れないので、ご留意下され。
本日はこれにて御免!
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