やあやあ、さむらいである。
先日、緊急事態宣言下ではあったが、友人の結婚式に出席させて頂いた。
本来は昨年に執り行われる予定であったのだが、コロナ禍と言う事で延期にした経緯があった。
そして、今年こそはと予定していたのに、東京では緊急事態宣言が発出され、お隣の神奈川県ではまん延防止措置と言う状況。
延期にすべきか、中止にすべきか悩んだ結果、執り行う事に。
欠席される方も居る中、友人の晴れ舞台であったので、お酒の提供はなかったが、お祝いして来たのであった。
久々に地元横浜に行ったのでここぞとばかりに『家系総本山 吉村家』に行って来たw
礼服で一人、長蛇の列に並んだ訳であるが、久々に本物の家系ラーメンと言える逸杯を堪能する事が出来たのであった。
と言う訳ではないのだが、久々に本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日はJR中央線、京王井の頭線の吉祥寺駅を最寄りとする
『吉祥寺 武蔵家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は木葉取月も半ばの頃。
前回の記事で『Tombo』をご紹介したのだが、見て頂けただろうか?
『Tombo』をご紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 緊急事態宣言の地域が拡大されている中、今月末までとされていた地域も延長が検討されている。 我輩としても、緊急事態宣言下では不要不急の他県への遠征などは控えているので、普段のらぁ麺活動は自転車で移動出来る生活圏[…]
この日は吉祥寺に伺う用が有ったので、普段中々行く機会がない事も有り、連食したのであった。
お店は吉祥寺駅の南口を出て駅を背に真っ直ぐ進み、井の頭通りに出たら渡って右へ進みすぐの路地を左に入ると大きな赤提灯が下がったお店が見えて来る。
場所的には吉祥寺駅から井の頭公園の向かう途中にある。
『武蔵家』と言えば、かなりの店舗を構える大所帯の家系ラーメンなのだが、それは新中野系の『武蔵家』であり、こちらの『吉祥寺 武蔵家』はその新中野系の『武蔵家』とは、全く異なるお店となっている。
元は『六角家』の系譜で、元姉妹店となっており、20年以上、吉祥寺で営業を続けている老舗店なのである。
吉祥寺 武蔵家
店に着くと混雑した様子はなく、店内に先客は2人のみ。
券売機で食券を購入しようとするとPaypay使えますとの案内が。
らぁ麺屋と言えば券売機のお店が主流で、現金のみのお店がほとんど。
高額紙幣の両替問題や、キャッシュレス化が遅れている業界と言う課題の中、Paypayが使えるのは大変、有難い。
口頭で注文を告げると、テーブル席に案内される。
店員さんは海外の方であったが、流暢な日本語を使っていたので何のストレスもない。
我輩が注文したのは恐らく、お店の一推しであろう吉祥寺盛りラーメン(980円)に、家系ラーメンにライスは必須であると、ランチセット(180円)をお願いし、記事にしなければならない使命感から2杯目にも関わらず生ビール(400円)も注文するのであったw
合計金額1560円をPaypayのQRコード決済で会計を済ませる。
こちらのお店では家系ラーメンでは珍しくもあご塩ラーメン(730円)なるものも提供されている。
家系ラーメンと言えば注文時に“味の濃さ”、“麺の固さ”に“油の量”と言った好みを伝えるのが、家系流なのだが初めてのお店なので全て普通でお願いする。
これは、店に寄って味が濃かったり、茹で方が柔めであったりするので、次回訪問時に好みを自身で調整するのである。
店毎のデフォルトとなる基本の味を知る為で、家系ラーメン好きは皆そうやっているはず。
先に
『生ビール』
が運ばれたが、銘柄はスーパードライであった。
テーブル席なので、調理風景は見る事が出来なかったが、驚いた事に先程の海外の女性の従業員の方が麺を茹でていて、調理まで任されているようであった。
続いて運ばれたのが
『ランチセット』
のキャベチャと味玉であった。
通常のライスはつがるろまんと言うブランド米となっていて100円でお替わり無料となっているが、ランチセットの場合は一杯まで。
しかし、自分でご飯をよそうスタイルなので量はある程度、盛れるw
キャベチャをアテにビールを飲み進めていたのだが、このキャベチャが抜群に美味いw
ビールにも合うし、ご飯のお供にも最適であるw
平日の17:00までこのランチセットを頼む事が出来るので、ライスを食べたい方にはお薦めである。
むしろ、時間外だったとしても、単品で120円なので頼む価値有りである。
そして、待ってましたと
『吉祥寺盛りラーメン』
が運ばれる。
見た目から凄いインパクトではあるが、お世辞にもあまり美味そうには見えないw
家系ラーメンの代名詞である海苔は7枚、ほうれん草は大盛となっていて、3枚のチャーシューに味玉、真ん中に白髪ネギが盛られている。
スープから行きたい所だが、トッピングが凄すぎて何処から手を付けて良いのかと悩むが、チャーシューを海苔の方へ避難させ、スープを一口。
乳化っぽい白掛かったスープをすくい上げるとしっかりとした豚骨臭を感じるが、それ程パンチはなく、マイルドな味わいで少し物足りなさを感じる。
次に
『麺をリフトアップ』
すると、中太麺が顔を出す。
いわゆる、酒井製麺の短い中太麺とは違うが、これはこれでモチっとしてて美味い。
何処の麺か調べてみたが人に寄っては三河屋製麺所と書かれていたり、大橋製麺多摩と言う文献も見かけるので、不明としおく。
『チャーシュー』
は恐らくモモでパサついた食感のもの。
別に不味いわけではないが特段褒める程でもない、可もなく不可もなくと言った感じで、香りに燻した感じはない。
海苔でライスを巻いて食べたり、キャベチャを入れてみたりと楽しみながら完食するのであった。
総括
結果的に完飲していないので空丼は投稿せず。
評判は上々であった『吉祥寺 武蔵家』であったが、我輩の感想は近くにあるなら行く位であった。
色々な文献を見ると、『吉祥寺 武蔵家』の屋号で多店舗展開しているようなので、昔よりも味が落ちていたのかも知れない。
ただ、キャベチャは抜群に美味かったのでこれを目当てに食べに行くのは有りかな?と思っている。
どうか、創業時の味を守りつつ、店舗展開していって欲しいと願うばかりである。
本日はこれにて御免!
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