やあやあ、さむらいである。
我輩が手掛けている記事はジャンル分けされており、横浜家系ラーメンを扱う時は『さむらい流家系道』。
ラーメン二郎の時は『さむらい流二郎道』となっているが、これらは異なる点がある。
『さむらい流二郎道』では、二郎系と称されるインスパイア系は扱わず、ラーメン二郎の屋号が掲げられている直系のみを扱うのに対し、『さむらい流家系道』では横浜家系ラーメンに属すると思われるインスパイア系も扱っているのである。
横浜家系ラーメンを定義するのが難しいが、基本的に豚骨醤油ラーメンであり、海苔、ほうれん草、チャーシューがメイントッピングである事は必須としている。
店名に家が入っているお店も多いが、入っていないお店でも横浜家系ラーメンと判断すれば、『さむらい流家系道』で紹介する事もある。
何故こんな事を語っているのかと言うと、今回ご紹介するお店が横浜家系ラーメンか否かと言う論争に巻き込まれていたから。
と言う訳で、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は東京駅を最寄りとする
『家系ラーメン 革新家 TOKYO』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は水無月も初めの頃。
過去に、東京ラーメンストリート内で“ご当地ラーメンチャレンジ”と言う事で、100日置きに、ご当地ラーメンが入れ替わるイベント行っていた。
『支那そばや』から始まり、佐野ラーメンの『麺屋ようすけ』だったり、青森の『ひらこ屋』と言ったお店が入れ替わりで入っていて、我輩も全てのお店ではないが、ブログでご紹介して来た。
その“ご当地ラーメンチャレンジ”は無事に終わったのであるが、その入れ替わりで入っていたお店の跡地にオープンしたのが、『ソラノイロ』が手掛ける
『家系ラーメン 革新家 TOKYO』
であった。
『ソラノイロ』と言えば、ベジソバで一世風靡し、ミシュランにも掲載された事のある銘店で、同東京ラーメンストリート内にも『ソラノイロ・NIPPON』がある。
『ソラノイロ』が手掛ける横浜家系ラーメンと言うコンセプトでオープンしたお店であるが、果たして。
家系ラーメン 革新家 TOKYO
まずはお店の場所であるが、東京駅構内ではあるが、一度改札を出ないといけない場所にあり、一番近いのは八重洲南口となっているが、真反対になるので、丸の内口側からは改札を出ないようにお気をつけを。
東京ラーメンストリートは東京駅一番街と言う地下街にあり、その一角にお店を構えている。
お店に寄っては食券先買い制だったりと異なるが、こちらのお店はまず最後尾に並んで、案内されたら食券を購入するシステム。
この日は土曜日の20:30頃と言う時間帯であったのだが、11人の行列。
それでも回転は早く、15分程で食券を購入するよう案内される。
まず左上には一番人気とされる革新家スペシャル(1430円)が位置し、デフォのラーメンは950円となっている。
他にも芳醇ちーゆそば(1150円)であったり、限定20食の革新家特製つけ麺(1050円)と言ったメニューもある。
我輩はお約束通り、左上の一番人気である革新家スペシャルを選択し、横浜家系ラーメンにはマストと言っても良いライス(100円)とビール(600円)、おつまみに丁度良さげなキャベチャー(200円)を購入する。
壁沿いのカウンター席へ案内され、食券手渡し時に麺の硬さを普通でお願いする。
横浜家系ラーメンと言えば、麺の硬さのみならず、味の濃さ、油の量と言った好みをオーダー出来るのだが、こちらでは麺の好みは出来るが、味の濃さは卓上のカエシで調整、油の量は少なめは出来るが、多めは出来ないのである。
待っているとすぐに
『ビールとキャベチャー』
が到着。
ビールは麒麟の一番搾り小瓶となり、小瓶にしては高めな600円と言う値段設定ながら、特におつまみも付かず。
こればかりは、都心で土地代が高いから致し方なし。
その為のキャベチャーであるw
茹でキャベツに合わせるコマチャーシューが吊るし焼きなので、薫香感があって美味しいw
そろそろかなと言うタイミングで
『ライス』
が運ばれ、特に青ガッパのようなお新香とかはないが、しっかりと炊き上げられたお米で、こちらは国産米との事。
そして待ってましたと
並びから20分程でご対麺。
トッピングはチャーシュー2種が2枚づつ入り、小松菜、海苔4枚、味玉がのる。
まずはスープから頂くと、上品でマイルドな豚骨醤油で、真っ先に頭に浮かんだお店が、蒲田の『らーめん飛粋』であった。
それもそのはず、『ソラノイロ』が初めて横浜家系ラーメンを作るにあたり、カエシは『らーめん飛粋』に直伝されたものだと言う。
続いて
『麺上げ』
を行うと、明らかに酒井製麺に寄せた短めの中太麺。
こちらは自家製なのかな?お店のサイトには、香り豊かな国産小麦を使用した麺とある。
こちらは
『肩ロースチャーシュー』
となり、お次は
『バラチャーシュー』
で、どちらも吊るし焼きなのか薫香感を纏っているが、スライサーで切られた薄切りなので、わずかに感じる程度であった。
横浜家系ラーメンと言えば、ほうれん草のイメージが強いが、家系総本山の『吉村家』でもほうれん草であったり小松菜であったりと、時期や収穫状況に寄って変えているのだが、こちらでは小松菜を使用。
小松菜になると、シャキシャキとした食感が強く、苦味があるものも多いのでほうれん草派の方が多いと思うが、我輩は小松菜も好きw
海苔でご飯を巻いて食べたり、チャーシューで食べ、最後は完飲完食するのであった。
総括
味の感想は普通に美味しかったし、我輩はちゃんと横浜家系ラーメンであったと思っている。
先日リニューアルした『らーめん飛粋』に行った時に思った感想は、チェーン展開したからか、以前程の感動がなかった。
こちらのラーメンも同様に、チェーン展開した『らーめん飛粋』によく似た味と言う感想を持ったのである。
ただ、何故これが横浜家系ラーメンではないと言う意見が出るのかはわからぬが、修行していない真似事みたいな意見と言う事なのかな?
横浜家系ラーメンを知らない地方の人が食べて、これが横浜家系ラーメンかと思われる事を考えると、それもちょっと違う気もするがw
何はともあれ、美味しいラーメンである事には違いないので、お薦めであるw
本日はこれにて御免!
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