やあやあ、さむらいである。
前回更新させて頂いた記事で“さむらい流家系道”として、『輝道家』をご紹介させて頂いたのであるが、お読み頂いただろうか?
『輝道家』をご紹介した記事はこちらから
その文中で、『食堂 七彩』で“三関の芹”を稲庭中華そばで頂いたと書いた所、『食堂 七彩』の“三関の芹”の記事も読みたいと言うお声を頂いたのである。
そういえば、『食堂 七彩』も過去には食べログ百名店にも選出された事のある銘店であったと思い出し、記事にさせて頂く事に。
リアル門下生(読者様)にそう言ったお声を頂けると、読んで下さっている方がいるんだと言う励みになる。
過疎っているだけかも知れぬが、ご要望などありましたらコメントに残してくださると嬉しい限りである。
と言う訳で、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2018年と2020年に“百名店”に選出された
『食堂七彩』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は雪消月も半ばの頃。
この日は午後イチで身体が空いた事もあり、兼ねてより行きたかったお店へ遠征する事を決める。
基本的に東京の東側を中心に活動しているので、普段は中々行けない西側へと思った訳であるが、その中でも早々に行かないと食べられなくなってしまう逸杯があった。
その逸杯と言うのが、“三関の芹の稲庭中華そば”であった。
時期的に“三関の芹”の入荷が終わりそうと言う情報をフォロワー様から聞きつけ、早々に行かねばと思っていた矢先であった。
流石に遠いとあって、お店の最寄駅である都立家政駅に着いたのは14:30頃。
お店の場所は、都立家政駅の北口から徒歩3分程となっているが、15:00閉店と言う事でラストオーダーが終わってしまっている可能性もある。
我輩が降り立ったのは東口であったが、右手の踏切を渡り、そのまま真っ直ぐ進むと左手にお店があった。
ドキドキしながらお店を覗くと、ちゃんと暖簾も出ており、一安心。
後は“三関の芹”が残ってくれている事を願うばかりであるが、果たして。
食堂七彩
お店に入ると、店内には3組程の先客がいたが、時間的にも混雑している様子はない。
入ってすぐの券売機で食券を購入するスタイルであるが、高額紙幣対応であり、且つ交通系ICも使える最新式であった。
左上には特製喜多方らーめん(1620円)が位置し、喜多方らーめんは920円となり、二段目には塩らーめん、三段目には稲庭中華そば、四段目には稲庭中華そば塩、五段目に喜多方らーめん煮干しと、ここまで同料金となっていて、六段目はTOKYO味噌らーめん(970円)となっており、麺類の種類はかなり豊富となっている。
“三関の芹(300円)”も確認し、店主のおすすめは稲庭中華そば(920円)と“三関の芹”の組み合わせで、他のらーめんとの組み合わせは別皿提供になるとの事。
目的は“三関の芹”なので、ここは郷に入っては郷に従えと言う事で、稲庭中華そばと“三関の芹”を購入し、瓶ビール(570円)もついでにポチり。
遠征と言う事もあって、この後の連食も視野に入れ、サイドメニューは我慢する。
ちなみに、サイドメニューには白米(120円)、ちゃーしゅー飯(220円)、こだわり卵の卵かけご飯(400円)などがあった。
食券を手渡し、空いているカウンター席に着席。
先に運んでくれたのは
『サッポロラガービール赤星中瓶』
であった。
こちらの『食堂七彩』は、現在八丁堀で営業している『麺や七彩』の前身のお店となっていて、『麺や七彩』はこちらで創業し、現在の店舗へ移転してからは『食堂七彩』に名を変えて営業を続けているそうな。
ビールを嗜みながらお店のこだわりや、厨房の様子を拝見する。
麺は大鍋で茹で上げているようなので、麺の異なる注文によっては前後しそう。
ちなみに、『麺や七彩』では注文を受けてから麺を打つスタイルであるが、こちらの喜多方らーめんの手揉み麺は、松屋製麺所の麺を採用していて、稲庭中華麺は佐藤養悦本舗の乾麺を使用しているそうな。
麺を茹で上げたようで、そろそろかとビールを飲み干すと、お待たせしましたと
『三関の芹稲庭中華そば』
が運ばれる。
綺麗に揃った麺線にうっとりするが、何よりもインパクトが強いのが“三関の芹”となっていて、下には鶏肉となめこや山菜などが隠れている。
まずはスープから頂くと、なめこの影響なのか、とろみがついたスープは、出汁感のある酸甘旨が合わさった美味しい味わいで、これ好きw
続いて
『麺上げ』
を行うと、全粒粉のようなのが練り込まれた乾麺なので平打ちっぽい、中太麺が顔を出す。
麺はツルシコで絶妙な啜り心地となり、すいすい入ってくるw
そして、本日のメインである
『三関の芹』
であるが、正直に言ってまともに食すのが初めて。
そもそも、我輩は大葉以外の香菜系が苦手で、春菊は辛うじて食べられるが、パクチーは大の苦手。
混ぜご飯の香り付け程度に入っていたのは食べた事があるが、このまま食べて大丈夫なの?
そんな心配をよそに、食べてみるとシャキシャキの食感に良い感じに香りが鼻を抜け、無茶苦茶美味いではないか!w
思わず
『で、あるか?』
が発動してしまったw
ここでの『で、あるか?』は、“美味いけどそんなのありなの?”的なニュアンスであるw
特に根っこの部分が味わい深くて美味しかったw
スープに浸かっていた
『鶏肉』
や山菜なども稲庭中華そばと合っていて美味かったw
総括
“三関の芹”ももちろん美味しかったが、稲庭中華そば自体のポテンシャルも高くて驚いた。
『麺や七彩』でも同時期に“三関の芹”を提供している事があったが、ビジュアル的にこちらの『食堂七彩』の方が美味しそうであったので、来てみたが大正解であった。
ご紹介しておいて大変申し訳ないのが、現在提供していない事である。
“三関の芹”は11月から3月までとされているが、『食堂七彩』では2月から3月に提供されていたので、来年まで楽しみに待っていて欲しい。
本日はこれにて御免!
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