やあやあ、さむらいである。
前回の『麺処 ほん田』の東十条本店の最後の営業日に訪れた記事はお読み頂いただろうか?
本店としての営業は3月30日を最後に、4月に入ってからは
『ほん田が作る二郎系』
と言う、特別営業を行っていた。
行きたいと言う思いも有りながら新型コロナウイルスの影響で混雑しているならば自粛しなければならないと諦めていたのだが、大雨と言う事も有ってか、最終日で有りながら並びなしと言うツイートを確認すると、夕飯時前の今なら混雑を回避して行けるのでは?と、伺った様子を綴らせて頂いた。
しかし、驚いた事に4月13日の東十条本店の最後の営業を終えたわずか2日後となる、4月15日には秋葉原の新天地でのグランドオープンをサラっとやってのけたのであるw
告知無きグランドオープンに我輩を始め、多くのらぁ麺フリークが驚かされた事であろう。
これは早速、秋葉原本店へ訪問し、レポートしなければと思い立った訳である。
と言う事で過去にないが、まさかの同じ店の連投となる
『麺処 ほん田』
の秋葉原本店へ訪問した記事をお届けしよう!
訪問日
時は卯花月も半ばの頃。
まずは、4月15日に急遽
『麺処ほん田秋葉原本店』
のオープンを知ると、ブログの記事のネタになると思って最後の営業日に訪問したのに、こんなに早くオープンするとは思ってもいなかった我輩は、早急に東十条本店の最後の営業日に訪れた記事を書き上げたのであった。
『麺処ほん田東十条本店』の最後の営業日に“ほん田が作る二郎系”を食した前回の記事はこちらから。
やあやあ、さむらいである。 3週間以上前から活動自粛を決め込んでおり、必要最低限の外出に留めて来た。 家ではこうしたブログ記事の執筆活動や、サイトのメンテナンスと言ったテレワークに勤しんでいる。 大好きならぁ麺も我慢し、交通機関を利用[…]
なぜ、急遽記事にしたかと言うと、緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出を制限される中でのグランドオープンとあってご心配が多いと思う。
そこに訪れる方はどれ程いるのか?はたまた、店はどのように感染対策を行っているのか?と言った不安を抱えている方も多いのではないか。
我輩にとって、このブログ記事を上げる事は、テレワークとして行えるが、らぁ麺屋のレポートは実際に訪れないと記事にする事は出来ない。
その為、今必要としている情報をタイムリーにお届けするのは、情報発信者としての責務であると思い、行ってきたのでその模様をお届けするのである。
行きたいけど混雑が怖くて我慢している方。
どのような感染対策を行っているのか、気になっている方。
そう言った方々に伝わるよう、今回の記事を綴るものであり、外出を促す事を目的とするものではない事をお断りしておく。
引き続き、不要不急の外出は控えて頂くよう、お願い申し上げる。
麺処ほん田秋葉原本店
我輩が訪れたのは4月17日のグランドオープン3日目の事であった。
確実に食す為には売り切れなどがないようにと考慮し、14:00頃に伺う。
現在、昼営業は11:30~15:00までとなっていて、夜営業は18:00~20:00までとなってる。
定休日や、以前のような月曜は昼営業のみと言った、変則営業もあるかも知れないので訪問を予定される方はTwitterを確認するべし。
近所とは言えないが、交通機関での訪問は控え、自転車で訪問する。
店の立地は秋葉原駅の中央改札を出た目の前の線路のガード下で、自転車の駐輪所も渡った側に有り、道沿いにはバイクの駐車場もある。
ヨドバシカメラ秋葉原店の大型駐車場の入り口横でもある為、車での訪問も困らない立地。
ヨドバシカメラ秋葉原店の営業は自粛と言う事で休業となっていたが、駐車場は営業していた。
我輩が到着したのは14:00頃であったのだが、外の並びは15名程であった。
建物に沿って1m以上の間隔を空けて並ぶよう、従業員の方が定期的に出て来ては案内していた。
以前の東十条店では食券を購入してから列に並ぶスタイルであったが、こちらの秋葉原本店ではまずは行列に並ぶスタイル。
並んでいる順に、食券を購入するよう案内される。
案内しながら距離を空けるよう、整列させていた。
この日は建物に沿って並ばせていたが、現在は並び方が変わって角まで来たら折り返しで向かいの歩道沿いに並ぶようになっている模様。
秋葉原本店の券売機は以前からリニューアルされており、高額紙幣対応しているだけでなく、スイカやパスモと言った交通電子マネー対応の券売機となっているので、これは有難い。
食券を購入し、同じ列に戻る。
まずは、驚くなかれ。
なんと、一番安いもので
『醤油らぁ麺1100円』
と言う、値段設定である。
これには我輩も驚いたが、秋葉原徒歩1分と言う好立地なので、家賃も相当上がっているし、昨今は材料費のみならず、人件費や配送費と言ったものも軒並み上がっているので、値上がりは否めないと思っていたが、さすがに予想を大きく超えていた。
東十条店では120円であった味玉も150円となり、80円であった中盛りも100円で大盛りは250円となっている。
東十条店では1150円であった特製醤油中華蕎麦もこちら秋葉原本店では1500円になっていた。
しかし、以前提供していた手揉み麺はなく、味も変えて来ているようなので期待は膨らむ所。
食券を購入し、その場で食券を回収されたので大丈夫か、不安になりながらも列に戻ったのであった。
やっとこ、店内に入るも店内にも若干、待てる椅子が2席程ある。
入店すると入口で手の消毒を促され、しばらく店内で待たされる。
席には空席もあるのだが、テーブルのみならず、椅子も入念に消毒をし、やっとこ我輩もカウンターに案内されるのであった。
ここまで並び始めてから40分程が経過していた。
カウンターは5席と少なく、それでも隣同士が狭い。
今時期だけでも1席外した方が良いのでは?と言う距離感であった。
その他に2名席のテーブル席が3つ程あり、東十条店よりも席数は増えているようであったが、回転率は変わらずと言った所か。
従業員は見えない所も含めて、6名程の体制であったのでオペレーションが確立されればもう少し、回転率は上がると思われる。
席に着くと早速、瓶ビールが配膳されている。
以前はエビスビールの350缶であったが、こちら秋葉原本店では
『サッポロラガービール』
通称、“赤星”の中瓶であった。
東十条店と変わらず、『宜しければつまんで下さい』と言う、嬉しいおつまみ付である。
これは、中瓶500円でおつまみ付と言う事ならむしろ、お得であるw
以前なら席に着くとビールを飲み終える前に、らぁ麺が配膳されていたのだが、我輩に配膳されたのは着席してから更に次のロットであった。
食券を先に回収している意味があまりないなと言うのが正直な感想であった。
これもオペレーションが確立され、馴れてくれば改善されると思われる。
むしろ、食券を先に回収しているのに注文を間違える事無く、ちゃんとビールが運ばれている事に関心していた。
しかも、我輩にはお水が配膳されていなかったのが気になっていたが、ビールを全て空けようかと言うタイミングでちゃんと、お水を運んでくれたのにも感動した。
丁度、ビールをやっつけたタイミングで『お待たせしました』と
『特製醤油中盛り』
が本田店主自ら配膳される。
待っていましたとらぁ麺に目をやると、まずはこれでもかと言う肉感に圧倒されるw
匂いを嗅ぐと魚介強めな香りが鼻を抜ける。
以前の醤油や、魚介豚骨と言ったメニューにあったものとは明らかに違う、“別物”であった。
スープを一口頂くと、それは確信へと変わる。
まずは魚介出汁感強めの旨味たっぷりのスープが脳天を突き抜ける。
これまでの背脂は使わなくなっていたが、醤油のキレもばっちりで、すっきりとした中にコクがある感じ。
一言で言うと
『で、あるか!』
であるw
特製と言う事でトッピングは豊富なのだが、味玉に2種の豚のチャーシューが2枚づつ入っており、海苔3枚にメンマ、青ネギと白ネギ、そしてこれまでになかった鶏チャーシューが2枚と言う豪勢っぷりw
これまでと同様に吊し焼きされ、スモーキーな豚チャーシューは格別であったが、今回新たに投入された
『鶏チャーシュー』
であるが、これまた美味い。
良くあるしっとりとした胸肉と言うのとはちと違い、鶏皮が付いたもも肉と言った所であろうか、味もしっかりと濃いめに付けられていて柔らかく、これまた美味であった。
他の方々が上げたSNSの写真に寄って、鶏チャーシューが1枚の方と2枚の方がいるのだが、これはお待たせしたと言う店主のお心遣いなのだろうか?
もしくは常連と言う事でサービスしてくれたのかはわからぬが、嬉しいお心遣いであった。
そして、注目すべきはこれまたリニューアルした
『自家製麺』
である。
恐らく、以前は『松戸とみ田』が運営する『心の味食品』の麺を使っていたと記憶するが、こちら秋葉原本店では自家製麺での営業を始めたようである。
以前の手揉み麺はメニューにはなく、麺の種類は1種類のようである。
国産小麦と言った表記もなく、まばらに黒点が混じる位なので全粒粉入りと言った感じではないが、単純に喉越しも良く、美味いw
実は初来店であったのでサイドメニューの
『肉飯(300円)』
も頼んでいたw
東十条店でも人気であったスタミナ丼もあるのでご安心を。
しかし、これも値上げされており、スタミナ丼卵無しは300円で以前の卵有りのスタミナ丼は350円となっている。
最後に楽しみにとっておいた
『味玉』
を食し、以前と変わらぬドロリ系を確認して完飲完食するのであった。
総括
確かに大きく値上がりしたが、それも納得する仕上がりであった。
つけ麺も美味そうであったのだが、これも1200円と大きく値上がりしていた。
券売機やメニューには塩も有るようなのだが、オープンして間もない今はまだ、提供していないようである。
これまでの魚介豚骨はなくなってしまったが、新たに汁無し担々麺(1100円)と言う新メニューが出来ていた。
こちらは大盛りと言った注文は出来ないが、追い飯が付いてくると言う。
サイドメニューには担々丼(350円)と言う新メニューも。
つけ麺も汁無し担々麺も食べたいので、情勢が落ち着いたら再訪したいと思っている。
現在はオープン仕立てと言う事も有り、連日混雑している模様である。
我輩が入店する頃は昼営業を閉めようかと言う時間帯であったのに、我輩が並んだ時以上の行列が出来ていた。
行こうとした身内の話であるが、4月16日の13:45で20名程の外待ち。
4月19日の閉店間際となる19:45で15名程の外待ちがあったようである。
自粛期間とは言え、今は多くの方が訪問しているようなので、くれぐれも無理はしないで欲しい。
情勢が落ち着いてからでもこれだけ人気の『麺処ほん田秋葉原本店』さんは生き残って元気に営業してくれているはずである。
大好きならぁ麺を気兼ねなく食べられる日が早く訪れる事を願っている。
本日はこれにて御免!
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