やあやあ、さむらいである。
世間で話題となっているお店の多くは、何処のお店出身と言う肩書きがある事がほとんど。
中には修行経験なしであったり、ラーメン学校で学んだだけであると言った店主もいらっしゃるが、極々稀な事。
優秀な出身元のお店と言うのも数多くあるが、軒並み話題となるお店を輩出し続けているお店がある。
その一つに挙げられるのが
『丿貫』
であると、我輩は思っている。
煮干を軸としたお店で、ここ2年位の中でも蒲田の『NIBOSHI MANIA』、東十条の『La Maison du Ramen ビスク』、本郷三丁目の『麺庵 利休』など、挙げたらキリが無い。
それ程の優秀なお弟子さんを輩出する『丿貫』であるが、恥ずかしながら未だ未訪問であったので、改めて訪問を決意したのであった。
と言う訳で、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2019年に“百名店”に選出されると、5年連続で選ばれている
『丿貫 福富町本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は紅染月も初めの頃。
この日は昼間に横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅を最寄りとする、『らーめん 心麦』へ伺った日。
前々回の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 "2日に1記事ペース"に更新し始めて1ヶ月以上が経過したが、追い付いて来られているだろうか?w 今回みたいに言ってる側から遅れるような日もあったかも知れないがw 最近では物価高騰の影響で値上げされるお店が多[…]
その弘明寺駅にも『丿貫』の支店があったのだが、本店を知らずして比べる事は出来ないと思い、初回は本店を目指す事に。
昼間はそのまま地元である横浜を堪能し、お連れ様とは桜木町で少し早めの解散。
桜木町から野毛を抜け、一人お店へ向かうのであった。
丿貫 福富町本店
まずはお店の場所であるが、桜木町駅を最寄とし、東口から徒歩5分程の場所にある。
いつもなら細かい道順をお伝えしているのであるが、野毛の街が凄過ぎて覚えてないのが正直なところw
余談ではあるが、野毛を知っているだろうか?
飲み屋が多いと言うのは知っていたのであるが、その野毛を見てどうしようもない呑兵衛魂が疼いてしまったのであるw
まだ日が落ちる前だと言うのに活気に溢れた飲み屋が営業をしており、多くの呑兵衛達が酒を楽しんでいるのだw
“せんべろ”と言う、千円で酔えるお店が沢山あるらしく、テンションが上がってしまい、東京タワーですら撮らない我輩が、珍しくも街の写真を撮っていたw
そんな魅力溢れる野毛を抜け、お店に着くと店内は満席となり、聞けば予約が必要というでは無いか。
予め調べていなかった我輩が悪いのであるが、昼間は普通にラーメン屋として営業しているが、夜は日本酒を頼まない方の入店は不可と言うではないかw
現在は満席であるが、枠は空いているので空いたら携帯に電話すると言うので、電話番号を預け一時退店する。
とは言え、会計を進めている方がいたので、すぐに案内されるだろうと近くで待っていたら電話が来たので再来店するのであった。
改めて案内を見てみると、17:00~22:00の夜営業では、“日本酒と酒の肴を愉しみ、〆に煮干そばを愉しむ”と言う“新たな蕎麦前”を提案させて頂くお店との事。
麺類のみと言う方は11:00~14:30の昼営業にご来店下さる事をお薦めする。
日頃から酒は飲むが、ビールばかりで日本酒はほとんど飲まない我輩であるが、ルールに従って頼むとする。
しかし、1杯目はビール(600円)からと言う事で、お願いするとすぐに
『黒ラベル小瓶』
が運ばれる。
そのタイミングで『とりあえず』蕎麦前三品盛り(980円)を注文。
遅れて『とりあえず』の
『蕎麦前三品盛り』
が運ばれる。
いくつかあるメニューから選ぶのであるが、我輩が頼んだのは左からのしホタルイカ、金華サバの生ハム、福岡直送『夕焼け明太子』の炙り。
他に選べるものに梅水晶、イカの塩辛などがあり、数量限定で厚切り炙り肉刺し(1380円)と言ったメニューも。
残りコップ1杯になった所で日本酒を注文する。
日本酒は日替わりなのかな?
この日は川中島幻舞(1380円)、基峰鶴(880円)、百磐(880円)、白老(880円)、残草蓬莱(790円)の5種類があり、知識は全くない中で岩手の純米吟醸生酒である
『百磐』
を注文するのであった。
普段から日本酒は飲まないので良くわからないと言うのが正直なところではあるが、すっきりして飲みやすかったw
こちらがそろそろなくなろうかと言うタイミングで、いよいよ〆のそばを頼もうかとなるのだが、この日のメニューには煮干蕎麦classic(950円)と、伊吹いりこ蕎麦Rich(1100円)の2種類があったので、初見ではあるが、伊吹いりこ蕎麦Richを注文する。
茹で時間が短いようで、すぐに
『伊吹いりこ蕎麦Rich』
が運ばれる。
予想通りのセメントスープに、具材はネギのみのかけスタイル。
スープはドロドロの濃厚系ではあるが、動物は不使用と思われ、ザラついた食感がちと気になるものの、美味しいw
続いて
『麺上げ』
を行うと、恐らく自家製と思われる細麺が顔を出す。
こちらは煮干系に良くある低加水のパッツン系かと思いきや、ツルっとした食感であった。
ビールと日本酒を頂いた後だと言うのに、完飲してしまうのであった。
総括
やはり、有名店を輩出しまくっているお店と言うだけあって、ラーメンは本物であった。
ただ、〆のそばとは言え、チャーシューなどの具材までないのはいささか残念でならない。
更に、夜は和え玉の提供もないので、本気のラーメンを楽しみたい方は、昼営業に伺う事をお薦めする。
野毛で飲んだ〆に、もうちょっと飲んで〆たい方は夜営業に行ってみよう!
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓