やあやあ、さむらいである。
“TRYラーメン大賞2024”は拝見されただろうか?
遅くはなったが、我輩の手元にも届き、答え合わせをした。
我輩が立てた予想であるが、醤油部門では『手打ち 蓮』、塩部門では『桜上水 船越』、味噌部門では『味噌麺処 田坂屋』、つけ麺部門では『Tokyo Style Noodle ほたて日和』と言ったお店が上がってくるが、総合の大賞では『Japanese Ramen 五感』や『麺 ふじさき』、『中華蕎麦 柳』辺りが有力候補に上がると思っていると言う予想を立てた。
新店部門の大賞の結果は、前回の記事で発表した通り、『桜上水 船越』であった。
2位には『Japanese Ramen 五感』、3位に『麺 ふじさき』、4位に上がったのは我輩が未訪問であった『麺庭 つむぎ』となり、5位には『中華蕎麦 柳』であった。
中々の的中率であったと自画自賛しているw
我輩的に驚いたのは、『手打ち 蓮』が一切取り上げられていなかった事である。
さむらい的には、今年オープンの中で5本の指には余裕で入るお店であると、お薦めするので是非とも行ってみて下され。
さて、本日であるが
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2021年に“百名店”に選出されると、2年連続で選ばれた
『中華そば 高野』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は青水無月も月末の頃。
本来は、時系列に沿って記事を更新しているつもりであるのだが、うっかり飛ばしてしまったので少し遡っている。
我輩の同級生の3回忌と言う事で、地元へ墓参りに行った帰り道。
となれば、近くの宿題店へ向かおうと選んだのが
『中華そば 高野』
であった。
都内住みである為、中々来れない地域とあって期待は高まるが、果たして。
中華そば 高野
まず、お店の場所であるが、横浜線の大口駅を最寄りとし、西口を出て左へ進み、少し進んだ雑居ビルにあるのだが、通り沿いに看板が出ているのでそこを入ると行列が見えてくる。
大口駅自体は何もない簡素な駅ながら、流石は百名店に選出されるお店だけあって、13:00過ぎの到着で、外には8人待ちと言う繁盛っぷり。
最後尾に着くとしばらくして店員さんから、順番で食券を購入して同じ所へ戻るよう、案内される。
券売機の前に立つと、左上には特製鶏の中華そば(1300円)が位置し、2段目には特製豚蕎麦(1400円)、3段目には特製鶏つけそば(1400円)、4段目には特製豚つけ蕎麦(1500円)が並んでいる。
簡単に言うと、鶏ベースの中華そばとつけそば、豚ベースの醤油蕎麦とつけ蕎麦がある。
ちなみに、鶏はそばが平仮名表記なのに、豚は漢字で蕎麦となっているのは、我輩の変換ミスではなく、お店の表記がそうなっているからである。
普段なら左上の法則に従う所であるが、こちらの『中華そば 高野』で頼まれているのが、ダントツでつけ麺系と言う事もあって、残すは鶏か豚にするかの2択となるのだが、この日の気分は豚ベースであったので、特製豚つけ蕎麦を選択し、もう一つのお薦めである和え玉もシングル(400円)で購入。
サイドメニューにこだわり卵のTKG(400円)や、吊るし焼き豚丼(450円)と言ったメニューがあったのだが、この時間で既にご飯が売り切れとなっていた。
しかし、数量限定と書いてある中華鶏おこわ(200円)はまだ販売中であったので購入し、お約束のビール(400円)もポチって、列に戻る。
並んでいる最中に食券が回収されたので、着丼は早そうであると考えていたが、いざ着席するとすぐに
『スーパードライ小瓶』
が運ばれる。
混雑はしているが、従業員の人数も多く、手際も良く
『中華鶏おこわ』
もすぐに運ばれる。
ビールのあてに食べたけど、もち米を使ったおこわとは違ったイメージであるが、普通に美味いw
これなら麺も早いだろうと待っていると、並び始めてからわずか20分で
『特製豚つけ蕎麦』
とご対麺出来たw
つけ汁には大判なチャーシューが2枚入り、煮豚とワンタン、味玉が沈み、九条ネギが盛られ、麺側には“TAKANO WARTER”と名付けられた昆布水に浸った麺に、穂先メンマ、三つ葉の上にはとろろ昆布が盛られている。
まずは、“TAKANO WARTER”に浸った
『麺上げ』
を行い、つけ汁には付けずにそのままで頂くと、しっかりと昆布水の出汁を纏った麺となり、これだけでも十分美味しいw
続いて、清湯形の背脂が浮いたつけ汁につけて頂くと、“TAKANO WARTER”と背脂が合わさり、少し濃いめの味付けではあるが、美味いw
次に
『吊るし焼きチャーシュー』
であるが、インパクトのある大きさで食べ応えもあり、ほのかに薫香が効いて美味い。
崩れてしまい、上手く写真が撮れなかったのだが、煮豚タイプの
『バラチャーシュー』
もつけ汁に沈んでいて、こちらはトロっと口溶けする程美味。
特製のトッピングには
『ワンタン』
も入っている。
我輩的にはとろろ昆布を麺と絡ませ、一緒に啜り上げると、より昆布の味わいが強くでて、濃いめのつけ汁とのバランスが取れて美味かったw
一通り食べ進めたタイミングで
『和え玉シングル』
が運ばれる。
これはポルチーニだろうか?とても芳醇なキノコのディップに鶏肉とレモンと言った感じで、これだけで完成された逸杯となっていてとても美味しい。
お腹に余裕があるなら是非とも頼んで欲しいw
総括
最後にスープ割りはあるのか尋ねると、“TAKANO WARTER”で割って飲むのが、お店のスタイルなのだそう。
もちろん、これはこれで十分美味しいのであるが、既に知っている味。
何と言うか、これだと何だか締まらないので、別の出汁の割りスープで割って締めれたら更に満足度が上がるのにな、と思った次第。
ただ、全てが完成された逸杯となっていて、とても満足度が高かった。
大口駅で何かの用事がある事は中々少ないと思うが、途中下車をしてでも食べる価値は十分にあるので、是非とも行ってみて下されw
帰りの電車でも思い出しながら、次は鶏つけそばを食そうと、再訪を誓うのであった。
本日はこれにて御免!
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