やあやあ、さむらいである。
我輩がらぁ麺活動を行う上でとても参考にしているのが、国内最高権威と称されるTRYラーメン大賞と言う雑誌である。
TRYラーメン大賞の“TRY”とは、『Tokyo Ramen of the Year』の略称で、東京で一番美味いラーメンを決めるべく始まった企画で、23年の歴史がある。
対象となる地域は、東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県のラーメン専門店が対象となり、中華料理店は非対象。
審査対象はTRY名店部門とTRY新店部門に分かれ、しょう油、しお、みそ、とんこつなど、細かいジャンルに分けられ、各部門のジャンルで順位付けされ、それぞれの大賞を決めている。
販売されるのは10月位なのであるが、TRY新店部門の対象はその年の“7月1日から6月30日”にオープンしたお店となっている。
と言う事で、“2023−2024”のTRY新店部門の対象となる新店舗は出揃った事になる。
本日は我輩的にTRY新店部門で入賞されるのではないか?と思ったお店を紹介したいと思う。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の12月に開店された
『手打ち 蓮』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は月不見月も半ばの頃。
ずっと伺いたいと思い、宿題店にしていたお店があったが、麺から手打ちで打っている関係で、店主の体調やコンディションで休業を余儀なくされると言った事もしばしばあるお店であったので、中々タイミングが合わずにズルズルと月日が流れてしまっていた。
開店から半年経っていないのに、聞こえてくる口コミは称賛の嵐。
食べログに至っては、そんなすぐに点数って上がるの?と驚いたのだが、半年を経たずして、気が付いたら“3.6”を超えていたのである。
もはや、テレビなどのメディアに紹介でもされたらまたしばらく行けなくなると、狙いを絞って訪問を決めたのであった。
最初に伺ったのは5月半ばであったのだが、美味しかったのはもちろんの事、塩も気になるし、更にオープンしてすぐに売り切れになるであろうメニューをどうしても記事にしたいと思い、出直しての再訪を決めるのであった。
手打ち 蓮
まずお店の場所であるが、都営新宿線の森下駅か、JR総武線の両国駅が最寄りとなり、ちょうど中間地点にお店はある。
我輩は両国駅から徒歩で向かったのであるが、両国駅の東口から出て正面の横綱横丁を抜け、大通りを渡って左へ進み、ファミリーマートを右へ。
真っ直ぐ進み、上に首都高が走る橋を渡ったら左手にお店が見えてくる。
この日はお連れ様と一緒に伺ったのだが、2回目なので迷う事もなかった。
初訪問の時は、昼の部限定20食のチャーシュー麺の醤油を味玉トッピングで食べたのであるが、締めて1340円であった。
我輩がどうしても記事にしたかったのが昼の部6食、夜の部4食しか販売されない、全部のせら〜麺が目的であった。
こちらは1430円と値段も上がるのであるが、数少ないワンタンがのるのである。
同じく昼の部6食、夜の部4食しか販売されない海老ワンタン麺(1130円)と言うメニューもあるが、兎に角杯数が少ないので確実に食べたい場合は開店前に並ぶしかない。
と言う事で、この日は初訪問からわずか2日後の夜営業に合わせ、17:30に到着したのであるが、先客は1人のみであった。
18:00の開店時には10人の列が出来ていたので、英断であったと思っている。
店内に案内され、我輩が購入したのは、もちろん醤油全部のせら〜麺(1430円)とビール(680円)を購入し、お連れ様は塩海老ワンタン麺(1130円)とチャーシュー飯(300円)も食べたいと言うので、購入する。
ちなみに、ビールはサッポロラガーか、アサヒから選べる。
席へ案内され、着丼を待っていると
『スーパードライ中瓶』
が運ばれ、これは嬉しいおつまみ付き!w
前回来た時におつまみ付きであったのは調査済みだったので、これは注文必須と思っていた。
サービスのおつまみとしては驚く内容で、メンマに至っては、ら〜麺に入るよりも多いのであるw
先頭のお客人のら〜麺の配膳と同時に運ばれたのは
『チャーシュー飯』
であった。
これは一昨日の訪問時は頼んでいなかったが、チャーシューが美味しかったので間違いないと思っての注文であった。
3杯づつ位作っているのかと思いきや、我々に運ばれたのは少し間を置いてからであったが、しばらくあいて
『全部のせら〜麺』
とご対麺する。
ビールと美味しいおつまみ付きのお陰で全く気にならなかったが、恐らくではあるが2杯づつの調理工程であると思われるので、回転率は左程良くないのかな?
チャーシューは部位の異なるのが2枚づつ、他にメンマ、青菜、海苔、味玉、ワンタン、ネギと言ったこれでもかと言うトッピング内容。
香味油が浮いたスープをまず一口頂くと、少し甘めのカエシで後味は生姜が効いたスッキリの動物系全開のスープとなっていて、美味い!
一昨日も感じたが、改めて
『で、あるか!w』
が発動したw
久々に出た『で、あるか!w』って何だよ!と思われた入門生(新規読者様)に向けて説明させて頂くと、我輩の発する美味しいの最上級版であるw
もちろんこれは、スープだけで出た感想ではなく、この
『麺上げ』
された麺を見て頂いて分かる通り、モチモチの手打ち切り出し麺が合わさってのもの。
Twitterを見ていると、この手打ち麺を作製するだけでも腰痛との戦いのようで、臨時休業を挟みながらではあるが、何とか営業を回しているような状況のようである。
続いて
『チャーシュー』
であるが、こちらの肩ロースの煮豚と
『モモチャーシュー』
の2種類が入っていて、前回はこのモモチャーシューはなかったので、日に寄って内容が異なるのかわからぬが、どちらも大変美味しいw
こちらの
『ワンタン』
は海老ワンタンとなっていて、自家製と思われる皮が厚手でモチモチとなり、美味い!
このワンタンの作れる個数が限定されるので、全部のせや海老ワンタン麺の杯数が少ないものと思われる。
実際に我々が退店する頃にはワンタンが絡むメニューは売り切れとなっていた。
一通り食べ進めた段階でチャーシュー飯も頂いたが、マヨネーズの背徳感を感じつつも、しっかり味付けの美味しいチャーシューを堪能出来る一杯であった。
総括
いやはや、一昨日食べてこれは相方にも食わせねばと、再訪問したのであるが、正解であった。
普段はほとんどトッピングをしない相方が、こちらのワンタンには納得の様子w
高いと感じる方がおられるかも知れないが、現在の物価高を考えるとコストパフォーマンスも良い、納得のトッピングであった。
改めて食べた感想であるが、これはTRYラーメン大賞のTRY新店部門に絡んでくるであろうと言う逸杯であった。
その説明を兼ねての前文の説明であったw
我輩が、ここは絶対にTRY新店部門に絡むであろうと思ったお店の一つなのであるが、現在は移転も止むを得ない状況のギリギリで営業を続けているようなので、今の内に訪問して食べておく事をお薦めする。
本日はこれにて御免!
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