やあやあ、さむらいである。
ゴールデンウィークが終わり、気が付けば夏日となり、最近では早くも梅雨を思わせるような雨模様。
って言うか、2023年になって既に5ヶ月が経過しているとか、時間が経つのが早過ぎやしないか?w
歳を取ったせいなのか、日を追う毎に早くなっていくのである。
そして、美味しいらぁ麺を求めて色々なお店をメモしては訪れているはずなのに、全然追い付かない。
更にはブログ更新もままならず、どんどんと月日が流れてしまい、訪問時と時差が生まれてしまっているのである。
昨今では、物価高の影響で値上げするお店も多く、あまり日が空いてしまうと、値上げされていたなど、誤った情報を提供してしまうリスクもある。
そんな訳で、大変にはなるであろうが、少しばかり更新頻度を上げようと考えた。
あくまで考えただけなので、“4日に1記事ペース”が主軸となるが、たまに“3日に1記事”であったり、1日置きであったりといった更新も考えている。
ここで告げる事で後には引けないように、と言った作戦であるw
しばらくは変則的な更新が続くかも知れないが、楽しみにお待ち下されw
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2023年の1月に開店された
『桜上水 船越』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は夢見月も初めの頃。
この日は月に一度あるかどうかの、西側へ遠征出来る用事がある日。
毎度、何処へ行きたいか悩むのであるが、この日は迷いがなく、絶対に今日行こうと決めていたお店である。
そのお店と言うのが、渡なべスタイルご出身であり、何番目のお弟子さんとして、渡辺寿庵氏に認められている
『桜上水 船越』
であった。
渡なべスタイルと言うのは、高田馬場駅を最寄りとする『渡なべ』や、『神保町 可以』などを運営している法人で、その創業者と言うのが大のラーメン好きである渡辺寿庵氏であった。
Twitterでは日々のラーメン備忘録を投稿されていたり、Youtubeでは食べたラーメンの感想と言った事だけでなく、限定ラーメンの事や、臭い豚骨スープの作り方を科学的に分析すると言った面白い動画を投稿されている。
もちろん我輩はYoutubeを拝見しているが、渡辺寿庵氏は我輩など比にならない程のラーメンオタクであり、クリエーターである。
そして、お弟子さんのお店も繁盛店が多く、ミシュランにも選ばれた事のある『GOTTSU』や、『五ノ神製麺所』、あと『麺創庵 砂田』も渡なべご出身であった。
そして、10年以上勤務し、5番目のお弟子さんと認められている船越氏が、満を持してオープンさせたのが、『桜上水 船越』であった。
我輩としては、早くもTRYラーメン大賞の新人部門候補間違いなしと、期待しての訪問であった。
桜上水 船越
お店は、店名の通り京王線の桜上水駅を最寄りとし、北口を出て右へ進み、突き当たりを左、甲州街道を右へ進むと右手側にお店はあり、駅から徒歩5分程の場所となっている。
この日は平日の13:00を回った時間帯であったが、店前には13人の行列が出来ており、口コミを見る限りはこれが当たり前の光景のようであった。
待つ事およそ60分程で、店内へと案内される。
着席前に先に券売機で食券を購入するシステム。
お店のお薦めはワンタンメン塩(1200円)となっていたが、左上の法則では塩中華そば(900円)が位置していた。
初訪問と言う事もあって、お薦めであるワンタンメン塩に味玉(120円)をトッピングし、唯一のサイドメニューであるごはん(100円)とビール小瓶おつまみ付き(400円)を購入。
ビールは自身で冷蔵庫から取るシステムとなっていて、銘柄は
『サッポロ黒ラベル小瓶』
となり、後から嬉しいメンマのおつまみが提供される。
らぁ麺を待つ繋ぎとして、小瓶くらいの量が丁度良いと考えており、これにおつまみ付きと言うのに、400円と言うのが嬉しいw
このおつまみのサービスと言うのが飲兵衛としては重要で、この具材を先に味見出来る事で、期待値が計れるのである。
メンマは若干のそぼろをまとっており、これがまた良いアクセントで期待値急上昇!
オペレーションは店主と配膳の2人体制となり、カウンターは8席であったが、営業形態によって増減させている模様。
そろそろ我輩の番と言う直前に
『ごはん』
が運ばれる。
何の事はない白米であるが、炊き上がりは艶があって、これだけで仕事の細かさが伝わってくる。
そして、待ちに待った
『塩ワンタンメン味玉』
が運ばれる。
見た目は白湯と清湯の間と言った感じの白濁としたスープに、ワンタン、チャーシュー。メンマに味玉、豪快に小口切りされたネギ。
まずはレンゲでスープを頂くと、少し粘度のあるスープとなっていて、動物系全開のうまうまスープ。
前述の通り、白湯でも清湯でもない中間のスープとなっていて、これまで食べてきたどのらぁ麺とも被らないオリジナルが溢れた逸杯。
次に
『麺上げ』
を行うと、手揉みが加えられた中太麺が顔を出す。
麺は三河屋製麺製となり、スープの持ち上げも良く、相性バッチリ。
これでもかと言う量の
『肉ワンタン』
は大振りで食べ応えもあって、スープとも良く合っている。
チャーシューは
『吊るし焼きチャーシュー』
と
『バラの煮豚』
の2種類が入っていて、どちらも美味しかったが、特に燻製感を感じる吊るし焼きチャーシューが我輩好みであった。
総括
いやはや、美味かったw
我輩の試算では、やはりTRYラーメン大賞の新人部門に名を連ねるであろうお店であった。
流石は、渡辺寿庵氏に船越先生と呼ばれるだけある逸杯であったw
連れが醤油を頼んでいたので醤油も食したが、こちらは魚介系と合わせたスープとなっていて、美味しかったが、軍配はやはりお薦めされている塩であった。
お店の営業形態は仕込みの状況に寄って、昼営業であったり、夜営業であったりと変えているようなので、事前にTwitterで確認する事をお薦めする。
遠征し、並んででも食べる価値のある逸杯であると、強くお薦めささて頂く!
本日はこれにて御免!
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