やあやあ、さむらいである。
我輩がこちらのらぁ麺ブログを始めたのが、2020年1月22日であった。
この日は天赦日と一粒万倍日と甲子(きのえね)が重なる日だったので、何かを始めるには一番良い日と言う事でこの日に初記事を投稿したのが始まりであった。
ブログを始めて1年4カ月が過ぎ、もう少し躍進している未来を想像していたのであるが、現実は厳しかった。
誰に認められる事もなく細々と続けているが、今まさに読んで下さっている貴殿が唯一、支えて下さっているのである。
我輩のらぁ麺ブログが日の目を見る事はまだまだ先の事となるだろうが、引き続き応援下さると嬉しい限り。
もっと、門下生(読者様)の皆様と交流したり、情報交換したいと思っているので、記事の感想であったり、近くに美味しいお店が開店したと言った情報をコメント下さると嬉しいのである。
節目ではないが何となく、日頃のお礼がしたくなったのであった。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の12月に開店された
『炭火焼濃厚中華そば 倫道』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は鳥来月も月末の頃。
昼間に身体が空いたので、気になっていたお店に出向く事に。
ゴールデンウィークを控え、3度目の緊急事態宣言が発出された後と言う事で、遠出は出来ないと近場で探したのであるが、面白い新店舗があったので伺う事に。
そのお店と言うのが、新橋駅を最寄りとする
『炭火焼濃厚中華そば 倫道』
であった。
こちらのお店は新橋駅のSL広場を背に右へ行き、大通りを渡ったら左へ曲がり、銀だこの路地を入ると路地の角に店が見えて来る。
外待ちはなかったのだが、外観を見ていると『炭火焼干物食堂 越後屋』、『しんぱち食堂』、『立ち食い焼肉 治郎丸』、『十割蕎麦 嵯峨谷』と言った繁盛店を手掛けてきたグループが新たに“炭火焼”をテーマにらーめん業界に参入したと言った心意気が外に掲げられていたのであった。
炭火焼濃厚中華そば 倫道
店内に入ると13:30と言う時間帯であったが、お客人はまばら。
先に券売機で食券を購入する。
高額紙幣も使える券売機で、メニューは左から鯖(850円)、鰯(850円)、鯵(850円)、鮭(950円)、茸マッシュルーム(950円)と言ったラインナップであった。
それぞれに+150円で定食に出来るようなので、初訪問と言う事も有って、左上の鯖さば定食(1000円)を購入し、トッピングで気になったトリュフ煮卵(100円)と更に、開店記念特別価格とされている和え玉(200円)を購入する。
調理場が丸見えとなる、空いていたカウンター席に案内される。
ちなみに、緊急事態宣言下であった為、ビールは頼んでないのだが、生ビールは400円となり、瓶ビールも500円で用意があるようであるが、銘柄までは確認出来ていない。
厨房に立つのはインド系と思われる海外の方がテボの前に立って仕切っていた。
盛り付けを中心に作業されている方は恐らく、日本人であったが、配膳をされている方も恐らく海外の方であった。
だからどうと言う差別的な見解はないが、一応お伝えしておく。
盛り付けを中心に作業されている方がお盆に別皿提供となるトッピングを盛り付けている。
丼にスープを注ぎ入れると、すぐさま茹でていた麺を上げ、麺線を整えている。
お待たせしましたと
『鯖さば定食』
が運ばれる。
手前にはかけラーメンが配置し、ご飯の他にはトッピングの別皿提供となるチャーシュー2枚、玉ねぎ、海苔に軽く油通しされた揚げネギと、ご飯のお供となる、胡瓜の味噌漬け、海苔佃煮が配置され、忘れてないよとトリュフ煮卵が存在感を示していた。
風味は思いっきり、焼き魚と言った感じでスープからも炭火焼感が伝わって来て、あたかも焼き魚を頂いているようであった。
スープを冷めさせないよう、別皿提供されているようであるが、他食材は温められた様子もなく、チャーシューも焙ってからの提供であったが、軽く焙っただけと言う、演出感が否めない。
ただ、我輩はこう言った演出はエンターテインメントとして面白いと思っているので、楽しんでいた。
続いて
『麺上げ』
を行うと、低加水の細麺が顔を出す。
良くある煮干系のパッツン系よりも少し、柔らかめに感じる茹で加減であった。
粗みじん切りされた玉ねぎは別皿で提供されようともやれる仕事はスープに投下するのみ。
煮干系でも、粗みじん切りされた玉ねぎは軽くスープで火を通され、甘味と辛味が融合された状態がベストなはずなのにその設計がされていないのが残念。
揚げネギも別皿で提供されているが、それ自体は冷え切っている始末。
こうなってくると、トッピングが別皿で提供されている意味が良くわからない。
『チャーシュー』
も軽く焙られてはいるが、冷めていてスープに浸さないと食べるのに躊躇してしまうレベルであった。
スープの温度を下げぬ為なら具材自体も温めた状態で提供されないと本末転倒ではないかのか?
冷めた具材をらぁ麺に入れても結局はスープの温度を下げるだけである。
反して、定食としての評価は高いw
ご飯のお供に胡瓜の味噌漬けであったり、海苔の佃煮であったり、何なら焼き魚の定食を頂いている気分でもあった。
トリュフ煮卵もそこまでトリュフを感じる事ない普通の煮卵。
麺を半分頂いた所で
『和え玉』
をお願いする。
揚げネギや魚粉と言った味付けもしっかりされていて、これ単品でも美味しい。
スープに漬けて食べても良いし、最後は全部投下して替玉としても良いが、残ったスープはザラザラとした焼き魚感だけが残り、最終的に本当にこれは美味しかったのか?と言う不快感だけが残ったのであった。
総括
いつもは空丼を上げているのだが、完食後の見栄えがあまり良くなかったのでメニュー画像とさせて頂いた。
美味しかったのだが、全体的な完成度としては疑問が残る結果となった。
演出としては面白いが、わざわざ、トッピングを分けているのに個々が冷めていたり。
業態としては面白いのに我輩の感想としては、もう良いかな?であった
本来であれば、他の味を試したいと言う狙いが有るのだろうが、そこに至らなかった。
敢えて、言うなら筍マッシュルームが気になるので、それだけは食べておこうかと言う位。
流行るかどうかと様子を見ていたら姉妹店と言う事で神田に
『炭火焼濃厚中華そば 海富道』
と言う、お店がオープンしているので、気になる方はお試しになっては如何だろうか?
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
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