やあやあ、さむらいである。
世間では、山口県阿武町で起こった誤送金のニュースが頻繁に報じられているが、私見を述べたいと思う。
我輩が考えるのは、一番の被害者は誤送金された方ではないかと言う事。
そもそも、自治体の誤送金が有り得ない事案である。
自治体の事務的なミスで行われたとしても、これだけの大金が動くなら、人為的な確認が行われずに入金作業をした銀行も悪い(確認した上で入金したのなら尚悪いが)。
本来なら誤送金されたとあらば、すぐに返金に応じるのが当たり前であるが、もし借金だらけの方に振り込まれたとなったら悪い事を考えてしまう方もいると思う。
誤送金されなければ、手を染めずに済んだ犯罪ではないかと、我輩は同情している。
今の同じ立場で考えると、我輩は返金に応じるが、もし我輩が借金まみれであったらどうだったかと考えてしまう。
ご本人には罪を償い、返金する意思があるようなので、どうかこれ以上追い込むのは、止めて上げて欲しい。
今のウクライナであったらこんな事はニュースにもならないだろうなと考えると、複雑な思いである。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の1月に開店された
『魚介中華そば 西尾久さんご』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
とあるフォロワーさんの投稿で気になる新店舗を発見する。
それが、尾久駅を最寄りとする
『魚介中華そば 西尾久さんご』
であった。
美味しそうと言うのはもちろんの事であるが、金土日しか営業しておらず、自宅を改装して作ったような店との口コミも気になったのである。
自転車でもギリギリ行ける距離と言う事も有り、自転車でこちらのお店を目指すのであった。
魚介中華そば 西尾久さんご
お店は宇都宮線、東京上野ラインの尾久駅か、都電荒川線の荒川遊園地前駅としており、徒歩5分強と言った所。
我輩は自転車で訪問したのであるが、ご自宅のようなお店の横の駐車スペースが駐輪場となっていた。
しばらくは金土日の11:30~20:30(l.o19:30)のみの営業としており、行けるタイミングが限られているのであるが、通しで営業しているのでタイミングが合えば伺おうと思っており、伺った次第。
伺ったのは土曜の14:35頃であったが、待ちはなく、店内1組と言った状況であった。
入店時に先に券売機で食券を購入するスタイルで、我輩は煮干ラーメントリュフ風味(800円)と煮卵(100円)、かえだま(150円)にチャーシュー丼(300円)と言う、フルコースをを購入する。
残念ながら、酒類の提供はしていない模様であった。
お店は前評判通りの自宅を改良してオープンしたような店構えでカウンター5席のみの小じんまりとしたお店であるが、厨房設備を見る限りしっかりとお金を掛けており、片手間ではない本気度が伺えた。
お店はご夫婦(違ったらすいません)で営まれているようで、配膳を担当する女性従業員の方に食券を手渡すと、『かえだまは○分程掛かりますのでお声掛け下さい』との事であった。
申し訳ないが、この○分程と言う部分を忘れてしまったのであるが、確かラーメンのかえだまは2分程であったと記憶している。
先のお客人には配膳済みとあって、全ての作業が我輩優先でされていた中
『チャーシュー丼』
が先に配膳される。
コマ切れにされたホロホロ系チャーシューに、白髪ネギが添えられ、鰹節、刻み海苔が振り掛かっており、見るからに美味しそうであるが、実際に美味しいw
そして、間も無く
『煮干ラーメントリュフ風味煮卵』
が着丼する。
セメント色をしたスープに、煮豚チャーシュー3枚、鶏チャーシュー2枚、青菜、玉ねぎみじん切り、海苔、味玉がのっており、黒いソースのような物がトリュフオイルかと思われる。
特製トッピングか?と言う位のボリューミーなトッピングには驚きであり、これで800円はコスパ良過ぎであるw
まずはスープをレンゲですくい上げ、香りを確かめてみると、煮干系の強い香りは感じるもトリュフ感はあまり感じられず。
口に運ぶと見た目以上にあっさりとした清湯系のニボスープで、エグ味等は一切感じず、甘さが際立っていて美味しい。
続いて
『麺上げ』
を行うと、全粒粉が混じった低下水のパッツン系の細麺であったが、茹で加減はやや柔らかめ。
こちらの麺は、香川県の讃匠と言う製麺所から取り寄せているらしい。
こちらの
『チャーシュー』
はホロホロ系の煮豚となっていて、大きさによって枚数などを調整しているものと思われる。
鶏チャーシューは特段語る事はない、小ぶりなもの。
半分以上食べすすめた所で、かえだまをお願いする。
程なくして、麺が食べ終わるかと言うタイミングで
『かえだま』
が着丼。
麺は同じもので、ほぐしチャーシューが添えられており、150円なのに満足度は高い。
味付け等はされておらず、そのままスープへ投入し、最後は完飲完食するのであった。
総括
いつもは空丼の写真を載せているが、あまり綺麗な絵ではなかったので、割愛。
濃厚系のセメントスープを求めて伺ったならば、裏切り感を感じてしまう程、丁寧に煮干から抽出されたスープであった。
我輩の嗅覚がバカなせいか、正直トリュフは何処?と思っていたが、トリュフ感は薄くとも、美味しいのでご安心を。
『西尾久さんご』さんで特出すべきは、コストパフォーマンスが最強と言う点である。
ラーメンとかえだまを頼んでも、1,000円でお釣りが来るのであるから驚きである。
ご自宅を改造した店舗と言う事で、家賃が発生しないからこそ成せる技かも知れないが、値上がりばかりのこのご時世で、とても有難い。
金土日のみの営業ではあるが、お近くの方はコスパ最強の逸杯をお試しあれ!
本日はこれにて御免!
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