やあやあ、さむらいである。
6月29日、つまりは本日、東京駅に新たなラーメン激戦区がグランドオープンする。
東京駅と言えばかなりの激戦区となっており、一番有名なのが“東京ラーメンストリート”ではなかろうか。
“東京ラーメンストリート”と言えば、八重洲南口を出た先の東京一番街内にある有名ラーメン店が連なる区画。
『六厘舎』や、『ソラノイロ・NIPPON』と言った有名所を始め、“ご当地ラーメンチャレンジ”と言う試みで全国のご当地ラーメンを期間限定で出店していたりと話題が尽きない。
また、丸の内側にはKITTEに『松戸富田麺絆』を代表とした“ラーメン激戦区”と言う区画もある。
改札を出ずとも、駅構内で『ニッポンラーメン 凜 トウキョウ』や、『ラーメン 雷』と言ったお店に行く事が出来る激戦区なのである。
そんな中で、東京駅に新たなラーメンスポットとなる
『東京ラーメン横丁』
が本日、グランドオープンする。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の6月9日に“東京ラーメン横丁”で、6月9日より先行オープンしていた
『中華そば 長岡食堂 東京ラーメン横丁店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は皆月も月末の頃。
この日は日曜日であったのだが、出かける用事がある中で、身体が空いたのが15:00過ぎと言う、酷な時間帯。
只でさえ、日曜日で営業しているお店が少ない中、アイドルタイムとなれば通しで営業しているお店を探さねばならないのである。
そう言った状況の中で、丁度乗り換えで東京駅を降り立つとあって、東京駅なら日曜日だろうがアイドルタイムだろうが営業しているお店が多い。
と言う事で我輩が選んだのは、6月29日にグランドオープンを控えている
『東京ラーメン横丁』
であった。
『オープン前じゃねえか!』とお思いだろうが、6月9日より4店舗だけ先行オープンしていたのである。
そのお店と言うのが、『風雲児』、『豚山』、『がっとん』と、『中華そば 長岡食堂』であった。
『風雲児』以外はチェーン店のイメージであり、その後オープンする店もチェーン店が主軸の模様。
今回、我輩が選んだのは町田駅や、横浜駅で店舗を構えている
『中華そば 長岡食堂』
である。
我輩はご当地ラーメンの中でも、横浜家系ラーメンに次いで、長岡生姜醤油ラーメンが好きだからと言うのが選んだ理由である。
時刻は既に16:00過ぎであったが営業しており、待ちはなく、すぐに案内して頂ける状況であった。
中華そば 長岡食堂 東京ラーメン横丁店
まず先に“東京ラーメン横丁”の場所をご案内したいと思う。
何故なら、我輩が激しく迷った挙句に行くのを諦めた日があったからである。
実は“東京ラーメン横丁”を目指すのはこの日が2回目であった。
1回目は、散々Googleマップに踊らされた挙句に辿り着けなかったのである。
何気に隠していたが、我輩は方向音痴であり、地図を見るのも苦手な方。
とは言え、Googleマップと言う強い味方が出来てからは、迷う事は左程なくなったのであるが、問題は地下街であった。
地下街と言うのは住所や位置情報で案内されるのが難しく、Googleマップと言ったアプリを使うと、余計に迷子になってしまうと言う罠があるのだ。
改めて、この日はフォロワー様の投稿を頼りに伺うと、無事に辿り着く事が出来た。
まず、東京駅八重洲北口を出て真っ直ぐ進み、大丸の間のエスカレーターで地下へ降り、そのまま真っ直ぐ進む。
すると、八重洲地下街に入るのだが、それを奥に進み左へ入ると左手側に“東京ラーメン横丁”がある。
一見、簡単に聞こえるだろうが、東京駅を侮るなかれw
方向音痴の方々にとっては、紛れもなく迷路である事は間違いないw
何とか無事に辿り着くと、先に食券を購入してから並ぶような案内が外に出ているのであるが、外側に券売機は見当たらない。
とりあえず、お店まで伺うと、店内に券売機があったので、行列時は店内で食券を購入してから並べと言う事なのだろう。
この時は時間帯もあってか、待ち客はなく店内も4組程。
券売機の前に立つと、まずは醤油か塩の選択となり、醤油を選択する。
せっかく長岡生姜醤油ラーメンを楽しむならチャーシューメンは必須と思い、フルトッピングにしようと味玉も決めていたのだが、味玉醤油半チャーシューメン(1000円)はあるのに、味玉醤油チャーシューメンの購入ボタンがない。
チャーシューメンの場合は味玉食券を別に購入しなければならないようである。
金額に差はなく、手間だけなのであるが、我輩が選択したのは味玉醤油半チャーシューメン大(1100円)であった。
味玉チャーシューメンにライス(100円)で自家製チャーシュー丼でも作って食べようと思っていたのに、味玉半チャーシューメンにしたのは、分けて買うのが面倒だったからと言う理由である。
我輩が特異なのかも知れんが、少なくともワンプッシュで買える味玉醤油チャーシューメンのボタンがなかった事に寄って、分けて買う事はせずに、味玉醤油半チャーシューメンをポチったのであった。
もしかしたらメニューが有り過ぎるのも選択肢が増え、何を買って良いかわからんと言う心理に陥る可能性もあるので、味玉醤油半チャーシューメンを決め打ちとしているのかも知れん。
どう言う戦略かはわからないが、少なくともワンプッシュで味玉醤油チャーシューメンを買えるボタンがなかった事で売り上げが下がっている事実がある事をお伝えしておく。
ビールは先にお持ちしますか?と聞かれそのようにお願いすると
『一番搾り小瓶』
が運ばれた。
画像は上げないが、ここで一つ懸念材料が。
ビールと共に運ばれたグラスが濡れていたのである。
曇っていたのでちゃんと冷蔵庫で冷やしていたであろうに、台無しであった。
提供前にすすいだのならまだ良いが、食洗機で洗った物を拭く事なく冷蔵庫で冷やし、そのまま出したのなら食洗機の水滴が付いている事になる。
ここにビールを注げと言うのだろうか?
何の害もない水であってもビールが薄まるだけで何の得もない。
店員さんに言ってコップを交換して貰う事も出来たのだが、自身で持っていたティッシュで拭いてからビールを注いだのであった。
先行オープンと言う事で、むしろプレオープンみたいなものなので、言ってあげた方が良かったかと逆に後悔していた。
テンション駄々下がりの中
『味玉醤油半チャーシューメン大』
が着丼する。
丼からはラードの香りが込み上げてくる。
スープの表面にはラードが覆っているが、既に固まり始めていたのが気になる。
チャーシュー6枚に、細メンマ、青菜、海苔、味玉に中心にはなるとが添えられている。
まずはレンゲでスープをすくい、一口頂くと生姜よりも先に甘さが際立ち、後味に生姜の香りが鼻を抜ける。
ん〜、しっかりと生姜醤油ラーメンではあるのだが、何よりカエシが甘過ぎる印象。
拘りを読んでみると、厳選した超特選醤油に椎茸、昆布をふんだんに使用して長時間熟成させた再仕込み製法に拘ったタレとある。
続いて
『麺上げ』
を行うと、少し角張ったもっちり感のある中細麺でスープの色が麺に移っていた。
これは自家製麺なのかな?我輩の位置からは麺箱の確認は出来なかった。
忘れられているのかと不安になった頃にちょっと遅れて
『ライス』
が運ばれた。
出来はB玉だろうと言う仕上がりの味玉を半分とチャーシューをライスにのせ、自作のチャーシュー丼にして食べる。
最後に
『チャーシュー』
であるが、こちらは脂ののった腕肉を使用しており、美味しい。
やっぱり、長岡生姜醤油ラーメンで、切り立てのチャーシューは重要な役目である。
甘い甘いと文句を言いながらも、完飲完食するのであった。
総括
色々と細かい事を言ったが、まとめるとビールを注ぐグラスが濡れているのはダメって事と、ワンプッシュで味玉醤油チャーシューメンが買えるボタンがないのは機会損失ではないかと言う事である。
ただ、我輩を案内して下さった店員さんの接客は良かったので勘違いせぬように。
長岡生姜醤油ラーメンをこよなく愛する我輩としては、少々甘過ぎるスープが気になったが、それが好きと言う方もきっとおられると思う。
本日、6月29日がグランドオープンと言うので時系列を無視して当日にこちらの記事を上げさせて頂いた。
激戦区の東京駅で、新たなラーメンスポットと成り得るのか?
本日はこれにて御免!
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