やあやあ、さむらいである。
我輩が愛して止まない店と言うのはいくつかあるのだが、その中の一つにときわ台の『Soupmen』がある。
我輩がブログを作った時に一番最初に記事でご紹介したのがこの『Soupmen』であった。
このお店は毎日異なったスープを炊いて、毎日違ったらぁ麺を提供していた。
いくつかパターンはあるが、毎回ブラッシュアップされるので同じ味と言うものがない。
更に驚くのが、毎日違う食材でスープを炊くのに料金が安いのである。
我輩の記憶では一杯500円から高くても700円まで。
そして、『Soupmen』の代表作と言っても良い、冬の時期になると良く作っていたのが牡蠣塩らぁ麺であった。
そんな『Soupmen』であるが、コロナが始まった当初は店での提供を止め、テイクアウトのみと言う営業に切り替えたのだが、コロナが深刻化すると休業してしまい、現在も店は閉じたままとなっている。
しかし、それはより、多くの方に『Soupmen』のらぁ麺を提供する為の準備であったと言うではないか。
何と、『Soupmen』の牡蠣塩らぁ麺が楽天市場で買えるようになったのである!
我輩も早速、購入して作ってみたのであるが、こちらが我輩が作った
『牡蠣塩らぁ麺』
の調理例である。
具材は入っていないので、店に寄せる為に味玉を自作し、チャーシューはハムで代用し、鍋用牡蠣と岩海苔をトッピング。
最後にバジルを振り掛けて完成したのだが、これがまた美味かった!
家で作るらぁ麺と考えると限りなく、店の味を再現出来ている逸品である。
麺量も1食160gと多めで、“3食1080円”と言う破格のお値段なのである。
しかも、これが送料込みと言うではないか!w
毎日18:00から販売しているようなので是非ともお試し下され。
楽天の公式サイトはこちらから
さて、前置きが長くなってしまったが、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の10月に渋谷の『209スタンド』の間借り営業で開店された
『麺処 図鑑』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は霜月も半ばの頃。
この日は代々木に用があったので、近くの行きたかった宿題店をリサーチする。
そして、候補に上がったのが、渋谷の『麺処 図鑑』であった。
夜は居酒屋で営業しているお店の昼間、使っていない時間帯を間借りしてらぁ麺を提供すると言った営業をされるお店も多い。
独立を目指す職人が開業する前に行う有効な手段である。
こちらのお店は『209スタンド』と言うお店の昼間の時間帯を間借りし、『麺処 図鑑』として営業をスタートさせた。
我輩もフォロワーさんの投稿を見て、美味しそうだからと行ってみたいお店として登録していたのであった。
麺処 図鑑
渋谷駅から道玄坂方面へ進み、右の路地へ入ると『209スタンド』が左手に。
『麺処 図鑑』の看板は出ているが、営業しているのは1階ではなく、2階のスペースなので少し進んだ所に階段があるのでそこを上ると店員さんが声を掛けてくれた。
普段は外観の画像を上に貼っているのだが、我輩とした事が撮り忘れてしまった為、ビールの画像で失礼致すw
平日の12:45頃の到着であったが、待ち客はなく、店内も4名程と、そこまで混雑した様子はない。
券売機はなく、口頭で注文し、料金は後払いとなっている。
メニューを見ると、“鴨の編”と書いてある通り、全て鴨系で、端麗鴨だし中華そばの醤油か塩、そして限定の岩手がもと煮干の白湯そばと言った3枚看板で全て900円となり、特製トッピングで1200円となる。
お店の一番の売りは塩なのか、メニューの一番最初に書かれていたが、我輩は特製鴨だし中華そば醤油を注文し、連れが淡麗鴨だし中華そば塩を。
そして、忘れてはならないと、ビール(450円)も注文する。
ご飯物と言ったサイドメニューはなく、大盛もしていないと言う話だが、店員さんと話していると、連食はOKと言う事なのでお腹に余裕が有ったら限定の岩手がもと煮干の白湯そばも頼んでみようと言う話に。
すぐに生ビール(上の画像)が到着する。
銘柄はキリンラガービールのようなのだが、流石はお酒を扱うお店の生ビールとあって、ジョッキもキンキンに冷えていて美味いw
丁度、ビールが飲み終わろうかと言うタイミングで
『特製鴨だし中華そば醤油』
が運ばれた。
スープは黒々しく、表面には綺麗に鴨油が光っている。
特製にした事で味玉と鴨チャーシューが7枚も入っていいて、その上に九条ネギ、柚子おろしが乗っている。
早速、スープを一口頂くと鴨の旨味が口に広がり、見た目とは裏腹にそこまで醤油は濃くなくキレを感じる味わい。
岩手がもの胴ガラ、丸鶏、名古屋コーチンの丸鶏、羅臼昆布(一等)、干し椎茸、ドライトマト、長葱、玉葱、人参、白菜、リンゴなどからスープを取っていると言う。
ただ、少し気になったのが岩手がも100%で取ったと言う鴨油だが、少し、獣臭が鼻に残る点。
これは好きな人は好きかも知れないが、我輩は減点対象。
次に
『麺上げ』
を行うと、全粒粉が少し混じった細麺が顔を出す。
低加水のパッツン系で啜り心地は良く、小麦の風味を感じられる麺であった。
自家製麺なのかわからぬが、北関東のきぬの波と北海道産の全粒粉ブレンドとある。
鴨チャーシューはモモとムネの2種類が入っていてどちらもジューシーで美味い!
味玉も茨城県の奥久慈卵を使用し、半熟具合も丁度良い。
一心不乱に食べ進めていたが、腹具合を確かめるともう一杯いけそうなので、限定の岩手がもと煮干の白湯そばを注文する。
我輩は食べ終わり、連れの淡麗鴨だし中華そば塩の残りを頂いていると
『岩手がもと煮干の白湯そば』
が到着する。
食べ掛けではないかとお気付きの方もいるだろうが、我輩が連れの塩を食べている間に撮影が済んでいないのにも関わらず、連れが食べ進めてしまった為であるw
こちらのトッピングはチャーシュー2枚に九条ネギを白髪ネギ風に千切りに切ったものが添えられていて、柚子おろしは見当たらない。
連れが先に柚子おろしを溶かしてしまっていたら申し訳ないw
少し粘度のあるスープを飲むと、鴨の次に煮干の魚介の味わいが口に広がり美味しいのだが、やはり鴨油の匂いは気になる。
啜り心地が違ったので
『麺上げ』
を撮ったのだが、勘違いだろうか?
醤油に浸かった事で麺の色は異なるが、若干、細く感じた。
こちらは二人でシェアして平らげるのであった。
総括
上の画像は連れが頼んだ淡麗鴨だし中華そば塩であるが、具材が違う。
ネギは角切りされたもので、青菜も添えられている。
そして、正直な感想として、我輩の一番の好みはこちらの淡麗鴨だし中華そば塩であった。
鴨油の臭いは気になったが、これは日に寄っても変わってくるので気にしないとなると、総じてレベルの高いらぁ麺であったと言える。
何より、気に入ったのが店員さんの接客なのだが、これが元気があって凄く良い。
今後の流れを聞くと“鴨の編”だけでなく、季節に合わせた逸杯を提供していくそうである。
今、考えているのは次に“牡蠣の編”を考えていると言う。
営業日は日曜から水曜の11:30~14:30となっているのでご注意を。
本日はこれにて御免!
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