やあやあ、さむらいである。
いきなりであるが、丸長のれん会をご存知だろうか?
日本最古と言われるのれん会となり、『丸長』を始めとする互助組織で、『丸長』、『丸信』、『栄楽』、『大勝軒』、『栄龍軒』を始めとする5つのお店が始まりとなり、暖簾分けされた多くのお店が属している。
店主の高齢化で事業継承が出来ないお店は、閉店を余儀なくされ、店舗が縮小傾向にある中、新店舗ながら丸長のれん会に入会を許されたお店があると話題になったのだが、それが今回ご紹介する『航龍』であった。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2023年の5月に開店された
『航龍』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は師走も初めの頃。
荻窪の『丸町中華そば店』が閉店して大分経つが、『丸長』ファンとして、新規で丸長のれん会に入会出来たお店があると聞けば、行かない訳にはいかない。
そう思いながらも、一年以上の月日が流れてしまっていた。
とは言え、『南与野って何処よ!?』と言うくらい知らない土地なので、何処かの休みを使って行くしかなかった。
そんな中、とある休日にお連れ様の“担担麺が食べたい”と言う提案から
『航龍』
の存在を思い出し、訪問する事に。
今の所、丸長のれん会と担担麺の繋がりは不明であるが、果たして。
航龍
まずはお店の場所であるが、埼京線の南与野駅を最寄りとし、東口を出て左、線路に沿って行くと小川に沿った小道があるのでそこを進むと、突き当たりにゴルフの打ちっぱなし場があるので、右へ曲がりすぐの角を左に入り、開けた通りに出ると、お店が目の前に見える。
この日は、平日の14:00と言うピークを過ぎた時間帯だったせいか、店内はノーゲス。
券売機で食券を購入するスタイルで、左上には特製つけそば(1250円)が位置し、隣に並ぶのは特製坦坦麺(1330円)であった。
デフォのつけそばは900円となり、坦坦麺は980円、ラーメンは800円で特製にするとチャーシュー2枚と味玉が付く。
我輩は特製つけそばを購入し、お連れ様は坦坦麺で、ビール(600円)と隣にあったザーサイ(200円)を思わずポチり。
すぐに
『赤星とザーサイ』
が運ばれ、更に嬉しいメンマのおつまみ付き。
ザーサイだけでも結構な量だったので、メンマが付くなら要らなかったかも?w
厨房の調理場が少し離れているので、様子を見る事は出来ない為、ここで小話。
こちらの店主さんは、『荻窪らーめん 栄龍軒』で修行された後独立し、丸長のれん会への加盟も認められたとの事。
そして、その修行元である『荻窪らーめん 栄龍軒』の看板メニューがつけそばと担担麺なのである。
とは言え、『荻窪らーめん 栄龍軒』は、我輩はまだ訪問した事がないのであるがw
そんなこんなで
『特製つけそば』
が着丼。
つけ汁は清湯と言うよりも濁ったスープで、ネギとメンマ、短冊に切られたチャーシューが入り、麺の上にチャーシュー2枚と味玉、海苔がのる。
スープは動物主体ながら節系も感じる味わいで、甘辛酸で言うと酸強めとなるが、辛さは卓上の一味で調整可能。
お次は
『麺上げ』
を行うと、自家製の平打ちっぽい中太麺でツルシコ系で美味いw
何より、ちゃんと『丸長』っぽさを感じられるのが嬉しくもあったりw
続いて、インパクトのある
『チャーシュー』
であるが、大判の肩ロースかウデ肉かな?ホロホロ系でこれまた美味w
つけそばの麺量は、並で240gとなり、ラーメンは160gとの事。
並でも結構な量だが、ペロリと頂け、最後はスープ割をお願いする。
ちゃんと温め直してくれたのだが、何と手元が滑って器を落としてしまったらしく、元のつけ汁を具有りで提供して下さったのであるw
何だか、こちらが申し訳ない思いであったw
総括
上記画像はお連れ様が食した坦坦麺でピリ辛系となるのだが、消費に困っていたザーサイとの相性も良く、助かったw
ちゃんと『丸長』っぽさを感じられる逸杯で、満足であった。
『南与野って何処よ!?』と思っていたが、埼京線だし、そこまで遠くなかったw
荻窪界隈の方はそちらで楽しめると思うが、埼玉寄りで丸長のれん会とはあまり縁がない方は、一度お試し頂き、歴史を感じてみては如何だろうか?
本日はこれにて御免!
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