やあやあ、さむらいである。
ラーメンファンにとって、嬉しいニュースである。
9月28日に、『TRYラーメン大賞全国版』が販売されたのである。
『TRYラーメン大賞』とは、業界最高権威と称されていて、“東京で一番うまいラーメンを決めよう”と言う趣旨で始まり、毎年その年の最高の一杯を決めている。
その『TRYラーメン大賞』の審査員が一都三県以外の全国のラーメンをお薦めしているそうなので、楽しみで仕方ない。
その知らせを知り、早速ポチって購入したのであるが、まだ届いていない。
皆様もすぐにポチれるよう、リンクを貼ったので、買い忘れがないようにしよう!
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の6月に開店された
『手打麺祭 かめ囲』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は秋風月も初めの頃。
この日伺ったお店は、兼ねてよりずっと行きたかったお店だったのだが、オープンしてから1ヶ月以上が経ってしまっていた。
そのお店と言うのが、『煮干しつけ麺 宮元』ご出身である亀井氏と、めんまちゃんが独立店としてオープンさせた
『手打麺祭 かめ囲』
であった。
亀井氏と言えば、『煮干しつけ麺 宮元』の二毛作として、『手打中華蕎麦 亀庵』と言う屋号で、限定営業していたのであるが、一度だけ並んで食べさせて頂いた事があった。
売りは打ち立ての手打麺と毎回変わる、めんまちゃん特製のメンマめし。
その時のらぁ麺が美味し過ぎて忘れられず、独立したら絶対に伺おうと思っていたのであった。
ただ、お店が少々遠い事もあってタイミングを伺っている内にコロナに侵されたりと、色々あって時間が経過していた。
なので、コロナから回復したら、まず伺おうと思っていたのであった。
手打麺祭 かめ囲
『手打麺祭 かめ囲』は京王線の柴崎駅を最寄りとし、北口を出て駅を背に甲州街道方面へ真っ直ぐ進み、甲州街道を渡って左へ進むと、歩道橋脇の右手に見えてくる。
『手打中華蕎麦 亀庵』の時は、正直『煮干しつけ麺 宮元』よりも並びが凄い事になっていたので、大行列が出来ているのかと予想していたのであるが、1ヶ月以上経過して落ち着いたのか、13:10着で外待ちはなく、店内に2組待っているだけであった。
まずは、店内に入ってすぐの券売機で食券を購入するシステム。
至る所に亀が在るので、どれだけ亀推しなんだよと、心の中で突っ込んでみる。
デフォルトメニューである手打ち中華蕎麦が醤油と塩、あぶらそばがこってり醤油、こっさり煮干共に980円と言う値段設定。
この値段設定には少し驚いたが、これから更に原材料が高騰していく事を考えると、オープンして間もないのにすぐに値上げしたと言う方が、悪い印象を持たれてしまうかも知れないので、妥当な選択と言える。
メンマめしの代わりとなる日替わりの気まぐれ肉ごはん(380円)とセットにした、平日限定の○亀セットだと、お好きな麺類4種とのセットで1250円で提供され、110円も得するのに、更に特製○亀セットだと1600円となり、130円もお得なのである。
我輩は迷う事なく、特製○亀セットとましメンマ(200円)を購入し、気になっていた鴨肉寿司(320円)と、選べるお酒(400円)を購入し、頼むのはもちろんビールであった。
食券をめんまちゃんに渡すと、早速
『ハートランド小瓶』
を運んで下さり、これまた嬉しいおつまみ付きであった。
めんまちゃんは『煮干しつけ麺 宮元』を始め、『らーめん飛粋』や、『中華そば 和渦 TOKYO』と言った有名店で掛け持ちで働いていた方で、恐らくではあるが亀井氏と一緒になって、独立した模様。
ただの共同経営者かも知れんし、これ以上はプライベートの事なので我輩もわからんw
さて、ビールを楽しみながら待っていると、びったん、びったんと麺を打っている亀井氏の姿が見える。
打ち立ての麺をそのまま茹で上げ提供している模様。
続いておつまみになりそうな
『鴨肉寿司』
が運ばれた。
山葵とネギで食べるものと、バルサミコソースで食べる2種類の食べ方があるようだが、連れが山葵を選んだので我輩はバルサミコソースで頂いた。
箸置きも亀だなと思いながら箸を置く。
次に待ってましたと
『特製手打中華蕎麦醤油ましメンマ』
が着丼する。
これまた亀色の緑の淵の丼には、圧倒される量のメンマが並んでおり、通常2個の所ましメンマにすると、5個増量されるので、全部で7個にw
そのお陰で他のトッピングが沈んでしまっているが、チャーシュー3種に亀色のワンタン、亀の家紋の焼き印が入った味玉に、中央には九条の白髪ネギに角切りされた白ネギも。
まずはスープから頂こうとレンゲで一口頂くと、鶏主体のスープに、乾物系などの重層的な旨味、若干甘めにも感じるカエシが合わさり、ほのかに鴨の香りが鼻を抜け、総じて美味いっ!w
時折、スープと一緒にレンゲに流れ込んで来る角切りのネギが、これまた名脇役な仕事をしてくれていた。
そして、この店の一番の売りと言っても過言ではない
『自家製手打麺』
であるが、茹で上げる前に手揉みが加えられていて、不揃いにウェーブが掛かっている。
啜り上げると、これは『亀庵』でも頂いた、我輩が大好きなモチモチの食感の手打麺であった。
よくよく拘りを読んでみると、うどん粉麺祭を主体に薄力粉かめ特上や胚芽など数種の小麦を配合し、踏みと寝かしを繰り返して二日間掛けて作り上げた加水率58%の純手打麺との事。
少し遅れて、この日の気まぐれごはんである
『炙りわさびマヨ肉ごはん』
が着丼。
これは流石に味覚に影響が出そうなので、後半にとっておく。
気になる『亀庵』時代から提供されている
『極厚黒メンマ』
であるが、一枚一枚丁寧に成形したと言う四角い形で、一週間掛けて作る、めんまちゃん拘りのメンマとなっていて、これがまた美味いw
チャーシューはこちらの
『鴨チャーシュー』
に始まり
『吊るし焼きチャーシュー』
と
『レアチャーシュー』
が一枚づつ入っていて、どれも美味しいw
最後に亀色した
『ワンタン』
であるが、こちらも自家製のモチモチの皮となっていて、餡はちょっとスパイシーでこれまた美味しかったw
総括
とりあえず、何かと美味しかったとしか表現出来ていないのは、いつもの我輩の語彙力のなさである。
ただ、正直な感想を言うと、『手打中華蕎麦 亀庵』で食べた時の方が美味しかったと感じた。
むしろ、『亀庵』で提供されたメンマめしは米が生煮えで食べられたもんじゃなかったのに、らぁ麺はすこぶる感動してその失態を打ち消した程であった。
間違いなく、今年の『TRYラーメン大賞』の新人賞候補として挙げさせて頂く。
『TRYラーメン大賞』の2022年版ももうすぐ販売されるはずなので、楽しみで仕方ない。
本日はこれにて御免!
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