やあやあ、さむらいである。
先日、とあるお店の店主様のXのポストで、プチ炎上されていたのを見て、色々な意見があるなと思った次第。
その内容と言うのが、味見もせずにいきなり調味料を掛けるのは作り手側として残念であると言うもので、先ずはそのままの味を楽しんで頂きたいと、とても丁寧に書かれていたのに炎上していたのである。
内容もおっしゃる通りだと思うのだが、食べ手側の意見は、食べ方を強要するなら提供時に最初は調味料は使わずにお楽しみ下さいなど案内すれば良いとか、提供された時点で店主の手を離れているのだから、食べ手側の自由では?と言った意見も。
店側からすれば、残念に思いたくないからと言っていちいち一人一人に案内するのも大変であるので、説明はしない(出来ない)し、ポストされたのだと思う。
我輩はいきなり調味料を使うような食べ方はしないし、お薦めの食べ方などの案内があれば、その通りに食べ進めるようにしている。
一番手っ取り早いのは、調味料を卓上に常備せず、希望されたら提供し、その方だけにまずはそのままの味を楽しんでくれと案内すれば、こちらの店主様の場合は解決すると思う。
オペレーション上、それが出来ないのであれば、食べ方は食べて側の自由だと思うので、我慢するしかないのではなかろうか。
この話題でふと思い出したのが、YouTubeチャンネルの『ラーメン侍』で、作り手側であるはずの『せたが屋』の前島氏がいきなり調味料を掛けて食べ始めた回があり、塚田氏に怒られていたのを思い出したw
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2024年の4月に開店された
『燎』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は観月も半ばの頃。
この日は早めの時間帯に身体が空いたので、TRYラーメン大賞の新店部門に入賞されるとの呼び声高い話題のお店を目指し、築地へ向かう。
そのお店と言うのが、八丁堀の『七彩』や、代々木上原の『Japanese Soba Noodles 蔦』と言った有名店ご出身の
『燎』
である。
話題になっていたのは知っていたが、落ち着いてからと言うか、メニューが醤油らーめんの一択だったので、メニューが増えたら訪問するつもりであった。
しかし、待てども一向に新メニューが販売される様子はなかったので、一先ず醤油らーめんを頂きに伺う事にしたのであった。
燎
まずはお店の場所であるが、新富町駅を最寄りとするが、京橋駅、八丁堀駅や築地駅からも歩いて行ける距離となっている。
新富町駅の5番出口を出て徒歩3分、築地駅の4番出口から徒歩6分程で、我輩は日比谷線であったので築地駅から向かったのだが、築地と八丁堀の丁度中間位にお店はある。
ちなみに、店名の『燎』の読み方であるが、“かがりび”が正解。
平日であったが、店に着いたのは13:00過ぎと言う時間帯にも関わらず、先客は1人。
これだけ話題になっていて、更に昼時であるにも関わらず、待ちはないにしても1人だと?
入店して感じた正直な感想が、まさにそれであった。
店内に入ってすぐの所に券売機があり、食券を購入するシステムであるが、現金不可の完全キャッシュレスである為、ご注意を。
左上の法則で見ると、醤油らーめん(1300円)が位置し、味玉醤油らーめん(1500円)、焼豚醤油らーめん(1800円)、焼豚味玉醤油らーめん(2000円)と言ったラインナップ。
酒類の提供はなく、サイドメニューに卵かけご飯(400円)や、肉ご飯(500円)もあったが、この日は売り切れであった。
らーめん一杯が1300円と言うだけでも相当強気な値段設定であると思い、この日はデフォである醤油らーめんのみを購入する。
オープンキッチンで、調理されている姿を見ながら着丼を待つ。
麺はその場での手打ちで打ち立てと言う『七彩』スタイルだと思うが、注文から打つのではなく、ある程度タネまでは打った状態で、手切りから始まる。
大鍋で茹で上げ、平ザルで麺上げをするスタイルで、茹でている間にチャーシューを切ったりと、準備を進めていた。
およそ5分ほどで
『醤油らーめん』
が運ばれる。
トッピングはチャーシューに太めのメンマ、白ネギに青ネギが中心に盛られている。
まずはスープから頂くと、鶏油の香りが鼻を抜け、鶏をベースとした、いわゆる鶏水系と言われるスープで美味しいw
次に
『麺上げ』
を行うと、千切れる事なくしっかりとしたコシのある中太麺で、もっちり感と瑞々しさもあって流石は『七彩』ご出身と言うだけはある。
最後に
『チャーシュー』
であるが、部位は肩ロースかな?味付けは胡椒が付いたパストラミ風でスープへの変化も楽しめ、技ありな一品であった。
レベルの高い逸杯で、完飲完食するのであった。
総括
いやはや、我輩は美味しかったが、“またおま”と言われてしまう鶏水系で勝負されたのは余程の自信があったのだろう。
一つ心配なのは、この値段で醤油らーめんのみの一本勝負だと、リピーターの獲得が難しいのではと心配になってしまう。
話題にはなっているので、ミシュランや海外のメディアに取り上げられれば、海外のインバウンド客で繁盛しそう。
美味しいのは間違いないので、新メニューや今後の展開に期待したい。
本日はこれにて御免!
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