やあやあ、さむらいである。
先日挙げた記事で“第23回TRYラーメン大賞2022-2023”が販売されたと宣伝させて頂き、我輩も早速ポチったのであるが、執筆現在未だに届いていないw
本来はここで我輩が“新店道”で取り上げて来た面々が入っている事を声高らかに自慢する予定であったのだが、予定が狂ってしまった。
10月20日にポチり、翌日には発送したと言うメールを受け取っているのであるが、3日経っても届いてないのである。
送料無料のメール便にしたせいだろうか?
はたまた、週末を挟んだせいなのかわからんが、ちゃんと届かなかった事はないので、明日届かなかったら問い合わせしてみようと考えている。
まだ、買っていないよ、もしくは本屋に売ってなかったよ、と言う門下生(読者様)はこちらから
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は東京ラーメンストリート内にある“ご当地ラーメンチャレンジ”の第5弾となり、2022年の10月に開店された
『中華そば ひらこ屋』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も初めの頃。
『支那そばや』で始まった“ご当地ラーメンチャレンジ”であるが、今回で第5弾となる。
期間は10月5日から1月16日までと、およそ3ヶ月と言う期間限定店舗なので、なるべく早くご紹介しようと、時系列を無視して優先的に記事にしている。
まず、お店の場所であるが、東京駅八重洲南口の改札を出てすぐ左の階段を下った先にある東京ラーメンストリート内にある。
“ご当地ラーメンチャレンジ”の場所は、毎回同じで、『つじ田味噌の章』のお隣となっている。
並び方もこれまでと同様に、先に券売機で食券を購入してから最後尾に付くと言うもの。
この日は平日の16:00と言う事で、並びこそなかったが、店内はほぼ満席状態であった。
中華そば ひらこ屋
入店前にまずは食券を購入するのであるが、まずこちらの『中華そば ひらこ屋』さんのご紹介から。
本拠地は青森県青森市に店を構え、青森のご当地ラーメンでもある煮干そばを売りとした人気店。
現在こちらのお店は、基本的に濃口煮干そば(950円)とあっさり煮干そば(850円)の二枚看板のお店となっている。
JR駅構内と言う事もあって、Suicaと言った交通系IC対応の券売機となっていて、券売機を見て真っ先に目に付いたのは、丼を覆い尽くすチャーシューがトッピングされたあっさりバラ煮干そば(1200円)であった。
しかし、券売機の左上の法則で見ると、濃口特製煮干そば(1300円)が位置していたので、後ろ髪を引かれる思いで濃口特製煮干そばを選択する。
サイドメニューには数量限定と書かれているニボ炊きご飯(300円)と、賄いチャ飯(300円)が有り、数量限定に惹かれ、ニボ炊きご飯、そしてお約束となる瓶ビール(550円)を購入する。
店頭の案内の方に食券を手渡し、テーブルを片付けた後、すぐに席へ案内される。
連携が良く取れているようで、席に座ってすぐに
『一番搾り小瓶』
が運ばれた。
立地もあるが、10月で何処のビールメーカーも一斉に値上げされたようなので、小瓶で550円と言う値段にも、納得しなくてはならないご時世なのだろう。
着丼を前に
『ニボ炊きご飯』
が運ばれた。
煮干も入った煮干出汁の炊き込みご飯と言った感じ。
そして、メインである
『濃口特製煮干そば』
が運ばれる。
ニボラーの我輩としては、セメント色とまではいかないが、中々そそられるスープの色となっており、トッピングにはチャーシューが2種に、結ばれたメンマ、トロロ昆布に味玉、ネギは長ネギと玉ネギの荒微塵切りが入り、チャーシューの上には味変用と思われる煮干し粉がのっている。
まずは丼から漂う煮干の香りは、煮干好きには堪らない。
レンゲでスープをすくい、一口頂くとかなり強めの酸味が口の中に広がり、煮干の旨味も感じるが、よくある濃厚系煮干そばとは違う味わいを感じる。
これが青森の煮干そばの味わいなのだろうか?
そもそも、よくよくメニューの表記を見てみると、濃厚煮干そばではなく、濃口(こいくち)煮干そばであったw
なるほど、これは全くの別物と言う事であったw
スープには、自家製の平子鰯を含め、片口鰯、うるめ鰯、姫いりこ鰯、鯖と言った煮干を用い、焙煎石焼干しとあり、カエシに使う醤油は、香川県小豆島のマルキンしょうゆに青森県十和田のワダカンしょうゆを使用しているそうな。
次に
『麺上げ』
を行うと、切り刃16番を使用した中太麺が顔を出す。
東京で俗に言う煮干そばは、『伊藤』の影響からか、低下水のパツパツとした食感の細麺が主流となるのであるが、我輩は中太麺の煮干そばも好きw
一番驚いたのが、こちらの
『結ばれたメンマ』
である。
メンマは煮干の出汁で炊いていて、更に燻製感が出ていて美味しい。
チャーシューで窯焼きチャーシューと言った燻製感を出すお店はあるが、メンマを燻製にするのは新しく、これがまた美味いw
チャーシューはモモと思われる
『薄切りレアチャーシュー』
と、厚切りの
『バラチャーシュー』
の2種類がのるが、丼を覆い尽くすチャーシューがトッピングされたあっさりバラ煮干そばに比べると、インパクトにも欠け味わいも可もなく不可もなくと言った感じであった。
トロロ昆布や、荒く切った微塵切りの玉ネギもスープにアクセントを加えてくれて良かったのであるが、肝心の煮干し粉はスープに溶かしても特に変化を感じられずであった。
総括
これが青森県を代表する煮干そばなのかと、しっかりと味わう事が出来た。
我輩の個人的な感想であるが、美味しいけどちょっと酸味の主張が強過ぎると感じた。
また煮干し粉の存在価値は、目で見るエンタメと言う意味では期待感があっただけに、ちと残念であった。
逆にあっさりで作られたあっさりバラ煮干そばは、どう言った構成なのか気になったので、期間中にもう一度足を運んで試してみたいと考えている。
先日、土日に伺おうと行ってみたら東京ラーメンストリート自体が大変な盛況ぶりで、どの店も行列必至であったので、平日訪問する事をお薦めする。
本日はこれにて御免!
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