やあやあ、さむらいである。
衝撃のニュースが舞い込んで来た。
『麺処 篠はら』が、急遽8月28日を以って、現在の店舗での営業を終了すると言うのである。
『麺処 篠はら』と言えば、『麺処 ほん田』の一番弟子であり、ミシュランビブグルマンにも2017年から2年連続で選出された実績を持つ、実力店である。
自転車で行ける範囲の店を除けば一番伺っているお店であるし、美味しいらぁ麺屋を聞かれたら真っ先にお薦めしていたお店でもある。
そんな我輩が愛して止まない『麺処 篠はら』の食べ納めを金曜日に済ませて来た。
らぁ麺は作り続けるつもりではあるが、まだ新天地は決まっていないそうで、奥様と相談しながら決めるとおっしゃっていた。
我輩が伺った金曜日は13:20着で外待ち25人で1時間25分待ちと言う状況であったが、土曜日の夜は100食が19:20に売り切れと言う状況だったそうな。
最終日となる本日は10:00オープンとなるが、これまた100食での終了となるので、開店前には並ばないと食べられないやも知れん。
食べたいと思っていた方や、食べ納めしたいと言う方はラストチャンスとなるので、後悔なきよう。
さて、本日であるが
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日はミシュランガイド東京2015年にミシュランビブグルマンに初選出されると、翌年にはラーメン店では初となる“ミシュラン一つ星”を獲得し、4年連続で選出され続けた
『Japanese Soba Noodles 蔦』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は常夏月も月末の頃。
この日は代々木方面へ伺う用事があったので、近くに何処か行けるお店はないものかと探した所、らぁ麺をリニューアルしたと言う『Japanese Soba Noodles 蔦』の存在を思い出した。
『Japanese Soba Noodles 蔦』と言えば、巣鴨から代々木上原に移転してすぐに訪問し、カエシをリニューアルしたと言うので行って以来。
正確に言うと、オープンしてすぐに行った時に50人以上の並びで諦めた経緯があるので、3度行った事になる。
リニューアルした時に訪問した際の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 当ブログを読んで下さっている門下生(読者様)の皆様はらぁ麺が好きな方であると思う。 我輩が初めて並んで食べて衝撃を受けたのは20年前の『永福町大勝軒』であった。 並んででも食べたくなるようならぁ麺と出会い、[…]
昨今は原価高騰などにより、リニューアルをして値上げをするお店も多いが、果たして。
Japanese Soba Noodles 蔦
ご存知ない方もおられると思うので、お店の場所を説明すると、代々木上原駅を降りて改札を出て、駅構内を真っ直ぐ3分程進むと、東口の出口が見えるので、左手に。
線路沿いを右手に進むと数メートル先、すぐ左手に見えてくる。
お洒落な外観のお店であるが、混雑時は階段に並びが出来、外に列が続いているのですぐに気付くはず。
ただ、我輩が伺った時間帯が14:30と遅めだったせいか、待ちはなく、店内は5割程埋まっていた。
入店すると、すぐに空いていたカウンター席に案内される。
ホールにはテーブル席もあったが、現在はカウンター席のみで営業している模様であった。
メニューを見ると、前回来た時に値下げをして1050円で提供していた醤油Sobaが、1400円に値上がりしていたが、ここは想定内。
むしろ、移転直後は醤油Sobaが1300円であったのを値下げした方が驚いた。
なので、逆に戻ったと言う認識の方がしっくり来るかも知れん。
もしかしたら、我輩の存じ上げない所で細かい調整もあったのかもわからんが。
我輩が注文したのは、移転直後は1950円で提供していた、チャーシュー味玉醤油Soba(2000円)を注文し、サイドメニューはチャーシューご飯(500円)にビール(600円)をお願いする。
お水は基本的に常温のお水を提供しているそうで、冷たいお水を希望する場合はお声掛け下さいとの事であったので、冷たいお水をお願いする。
先に運ばれたのは
『ハートランド小瓶』
であった。
こちらは以前、700円で提供されていたので、600円に値下げをしていたのだが、以前はサービスで付いていた穂先メンマの羽根の部分のおつまみがなくなっていたので、相殺かな?
メニューの他に、こだわりなどが書かれたものを読みながら待っていると
『チャーシュー味玉醤油Soba』
が運ばれた。
チャーシューはバラとロースが2枚づつだったかな?それと、味玉に海苔、中心には九条ネギが盛られ、その下に黒いスパイスみたいなものが隠れており、食べ進めて気付いたが、太メンマも他具材の下に隠れていた。
以前のものは、デュクセルソースと、あんずのようなソース的なものが2種あったが、そう言ったものは排除されていた。
早速、リニューアルしたと言うスープを頂こうとすると、トリュフの香りが上がって来た。
一口頂くと、少し甘味のある醤油で、後味には貝系の琥珀酸を感じて、トリュフが鼻を抜け、美味しい。
最初はトリュフオイルかな?と思ったが、こだわりを見てみるとトリュフパウダーとの事なので、あの黒いスパイスがそのようである。
続いて
『麺上げ』
を行うと、ツルっとした細麺が顔を出す。
こちらは『Japanese Soba Noodles 蔦』の自家製麺となっていて、有数の国産ブランド小麦しか使用しておらず、天然由来のモンゴルかんすいに、青森シャモロックの有精卵を使用した自信作なのだそう。
やや柔らかめの茹で加減であるが、我輩は柔麺派なので丁度良く、一気に啜り上げるも、啜り心地は良いけど一息では啜り上げられない程麺が長いw
次は具材に行かせて頂くが、まずは
『ロースチャーシュー』
を頂くと、しっとりとしていて美味しい。
そして
『バラロールチャーシュー』
もまた、バークシャー種黒豚を使っており、それぞれが異なる味付けとなっていて美味い。
一通り食べ進めたタイミングと、少し遅れて
『チャーシューご飯』
が着丼し、これまたバークシャー種黒豚のロースチャーシューとバラチャーシューが1枚づつどんとのり、香辛料的なスパイスが振りかけられていた。
これを頼むならデフォの醤油Sobaで良かったかな?と思いつつ、完飲完食するのであった。
総括
総額締めて3100円であった。
前回伺った時、醤油Sobaは確かに1050円であったが、特製トッピングだけで1600円であったので、3850円と言うお会計。
それに比べたらむしろ、安くなっているとさえ感じた次第。
お会計は退店時にレジで済ますスタイルで、各種クレジットカードなども利用可能となっている。
何だか、お金の事ばかり語っているが、来る度に違うのが気になって仕方ないのでw
ちなみに、伺った時は6月末だったのだが、7月中旬にもまた、リニューアルしたとの情報もあったのだが、金額等には変更がなかったようなので、このまま記事にさせて頂いた。
我輩よりも更に細かい金額が気になる方は、最新情報をお調べの上、伺うようお願い申し上げるw
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓