さむらい流スロプロ道のさむらいがらぁ麺を語るブログ

【らぁ麺 すぎ本】鷺ノ宮は老朽化により閉店!?新天地となる青葉台で移転オープン!

やあやあ、さむらいである。

緊急事態宣言が明けた2020年7月中頃であったか、衝撃のニュースが舞い込んだ。

なんと、“らぁ麺の鬼”と呼ばれた佐野実氏の最後の弟子とされる

『らぁ麺 すぎ本』

が建物の老朽化を理由に鷺ノ宮での営業を終了したのである。

我輩は店主のTwitterで知る事となったのだが、不用意な混雑を避ける為にギリギリの発表であった。

と言うより、事後報告に近い発表であり、業界に激震が走ったのである。

言い過ぎかも知れないが、少なくとも我輩にとっては衝撃的なニュースであった。

しかも、移転すると言うのにこの時点での発表はなかったのである。

果たして、何処に移転したのか?

はたまた、オープンして1ヶ月以上が経過した現在の混雑状況とは?

さむらい流ミシュラン道とは?

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“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、ビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”さむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。

目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。

本日は2017年から4年連続でミシュランビブグルマンに選出されていた

『らぁ麺 すぎ本』

の新店舗に訪問した時のお話である!

訪問日

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時は長月も半ばの頃。

『らぁ麺 すぎ本』が閉店したと言う衝撃のニュースから一転、8月21日に新天地での移転オープンのTwitterが更新されたのである。

新たに店を構えたのは田園都市線の青葉台駅を最寄りとし、なんと、我輩が生まれ育った地元でのオープンだったのである!

この大ニュースを伝えねばと、地元の友達のグループラインに投稿したのであるが、らぁ麺を並んで食べる習慣がないので誰一人として行こうとしなかったのであるw

だとしたら、我輩自ら地元に帰り、地元のみんなと、門下生(読者様)に伝えようと訪問する事に。

本来、我輩の居住区から青葉台まで電車で行くと1時間は掛かってしまうのだが、この日は我輩のらぁ麺仲間が車を出してくれたのであった。

青葉台駅を降りて、目の前の道を右に真っ直ぐ進むと、10分強歩いた所に桜台と言う交差点が有り、そこの交差点に

『らぁ麺 すぎ本』

の新店舗がある。

駅からは少々、歩く場所なのであるが、車だと目の前のコルモピアと言う商業施設が有り、そこの駐車場が時間貸ししているので車での訪問も可能である。

我輩が訪問した9月半ばの情報であるが、8:00~20:00までの駐車場料金は30分220円であった。

路上駐車や近くのコンビニなどには停めず、ちゃんと時間貸しの駐車場を利用しよう。

ちなみに、コルモピアで買い物すると、1時間無料になると言う。

車を駐車し、店前に行くと平日の13:20だと言うのに店前には24名の行列が出来ていたのであった。

らぁ麺 すぎ本

らぁ麺すぎ本外観

移転して1ヶ月が経過した平日だと言うのに、この行列には驚いたが、ここまで来て食べない選択肢はない。

もっと、遅くに行けば良かったのかとも思うが、そうでもなく14:05には準備中となり、この時点でも25名の行列が出来ていた。

常に20名以上の行列が出来ているイメージなので、確実に食べたいと言う遠くから来る方は時間に余裕を持ってくる事をお薦めする。

店に入ってすぐ右側に券売機が有るのだが、食券は並んでいるとタイミングを見て店員さんから買うように案内されるので、一先ず行列に並べば良い。

並んでいる間に食券は回収されるので、着席してすぐに配膳される感じとなり、そのお陰で通常よりも早めに捌けているようである。

店に入ったのは14:10と、人数の割には早く入れた方であった。

友人との4名での来店であったのだが、4名掛けのテーブル席に案内される。

その他に、2名掛けのテーブル席が2つ有り、カウンターは余裕の6名席であった。

待っていると早速、我輩に

らぁ麺すぎ本瓶ビール

『スーパードライ中瓶』

が運ばれる。

事前に食券を渡していると、ビールがちゃんと運ばれるかが不安になるが、忘れられる事無くちゃんと運ばれた。

ビールスーパードライ中瓶(500円)となり、移転前と変わらず、料金も据え置きであった。

ちなみに、この場で飲んだのは我輩のみで運転手を含む、他の面子も次なる決戦を見て、サイドメニューすら頼んでいなかったw

せっかくの遠出なのでもう1軒、はしごしようと言う話になっていたからであったw

まず我輩は『らぁ麺 すぎ本』の提供するらぁ麺に集中する事にする。

移転営業と言う事で、大幅に業態変更をする店も珍しくないが、券売機を見る限りは移転前とメニューは変わらず、料金も据え置きであった。

ブラッシュアップも含め、期待して待っていると

らぁ麺すぎ本醤油特製らぁ麺

『醤油特製らぁ麺』

が運ばれる。

トッピングはチャーシュー2種鶏チャーシューに、ワンタン味玉穂先メンマ九条ネギと言った感じで金額も1200円と据え置きで、見た目も大きく変わっている様子はない。

しかし、よくよく見ると、チャーシューロースチャーシューの他にレアチャーシューが以前はあったのだが、これがレアチャーシューっぽくない。

一先ずは、スープを一口頂くと、名古屋コーチンやブランド地鶏から取ったスープは健在で、他にも乾物系やカエシの相まって、めちゃくちゃ美味い。

鶏清湯系の中でもやはり、トップクラスの出来栄えと言える。

移転先が神奈川県なので、都内トップクラスと言えなくなっただけであるw

佐野実氏から譲り受けた製麺機であるかはわからぬが、大きな製麺室が見えるのでは変わらず、自家製麺と言う事であろう。

続いて

らぁ麺すぎ本麺上げ

『麺上げ』

を行うと、には全粒粉と見られる粒が見られ、平打ちっぽい断面で、啜りがいがある長めの中細麺であった。

まずは

らぁ麺すぎ本鶏チャーシュー

『鶏チャーシュー』

から頂くと、これも以前と変わらず、柔らかく鶏の旨味が広がる仕上がり。

続いて

らぁ麺すぎ本ロースチャーシュー

『ロースチャーシュー』

を頂くが、これも以前と同じ煮豚と言った仕上がりなのだが、もう一方の

らぁ麺すぎ本吊るし焼きチャーシュー

『吊るし焼きチャーシュー』

には驚いた。

我輩は『らぁ麺 すぎ本』の提供するレアチャーシューに一目置いていたのだが、それがなくなり、吊るし焼きチャーシューに変わっていたのである。

しかも、吊るし焼きチャーシューと言えば、香薫が楽しめるはずなのに、八角の匂いが。

八角と言えば、中華系のチャーシューに使われる事が多いのだが、吊るし焼きチャーシューには初めてで、これには違和感しかない。

正直に言っても我輩は以前のレアチャーシューの方が断然好みであった。

こちらの

らぁ麺すぎ本ワンタン

『ワンタン』

は特出して言う事はなしで、可もなく不可もなくと言った感じ。

変わっていなかったのは名古屋コーチンの味玉で、値段も100円の据え置きでありながら、変わらず黄身にしっかりと味が浸み込み、半熟仕上がりであった。

総括

らぁ麺すぎ本空丼

サイドメニューは頼んでいないが、名古屋コーチンの玉子かけご飯(250円)や、チャーシューご飯(300円)は健在であった。

全体的に大きな変化はないが、チャーシューだけは変わっていた。

個人的には吊るし焼きチャーシューよりも以前のレアチャーシューが復活してくれる事を望む。

もしくは、吊るし焼きチャーシューでも八角は止めて欲しい。

あくまでこれは、我輩個人の感想であり、味覚は十人十色であると思っている。

こうは言っても仕上がりは、佐野実氏が認めただけの事はあり、さすがの一言である。

合わせて、地元が盛り上がってくれて嬉しい限りなので、遠方となってしまったが、是非とも伺って欲しいお店である。

本日はこれにて御免!

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