やあやあ、さむらいである。
これまで『さむらい流ミシュラン道』と言う事で“ミシュラン東京2020”に選出されている店を実際に訪問し、記事にして来たが、全22店舗中、17店舗を紹介しており、今回で18店舗目となる。
残す所4店舗となった訳だが、コロナの影響で3店舗は未だ行けていない。
そんな中、メインブログの更新を一先ず、控える事にした。
まだ、こちらのらぁ麺ブログであれば更新を進める事が出来るが、こんなご時世なので無理はせず、まったりと更新を進めていきたいと考えている。
と言う訳で本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
18店舗目となる本日は、“一つ星”を獲得している
『SOBAHOUSE 金色不如帰』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
4月の頭に新宿近郊へ伺う用事が有り、それならばと伺ったのが丸の内線の新宿御苑を最寄りとする
『SOBAHOUSE 金色不如帰』
であった。
以前は幡ヶ谷に店を構えていたが、2018年にこちらの新宿御苑に移転。
“ミシュラン東京2020”に選出されているらぁ麺屋の多くの店がビブグルマンと言う評価である。
ビブグルマンと言うのは“星”は付かないが、安くて美味しい店と言う評価なのだが、4年連続ビブグルマンに選出され、2019年にとうとう、“一つ星”を獲得したのがこちらの『SOBAHOUSE 金色不如帰』なのである。
この時期は桜が満開の頃だと言うのに新宿御苑は残念ながら、新型コロナの影響で閉園していた。
新宿駅からでも歩けぬ距離ではないが、この日は新宿御苑から向かう。
新宿御苑駅からだと、新宿通りを新宿方面へ進み、路地を少し入った所に店はあるのだが、駅から5分程で到着する。
お昼時と言える13:00過ぎに到着したのだが、外には待ち客は居ない状況で、さすがに新型コロナの影響で客足も遠のいているのかと、店内に入るのであった。
SOBAHOUSE金色不如帰
入店すると入口入ってすぐに券売機が有り、食券を購入する。
今時期だけなのか、大盛・連食禁止と言う張り紙が貼ってあった。
こちらのお店の一番のお薦めとされているのが、真鯛と蛤の塩そば(950円)なのだが、我輩は2回目の訪問であった為、煮豚醤油そば(1200円)に味玉(100円)をトッピングし、肉めし(250円)も購入。
食券を回収され、店内の待合席に案内されたのだが、そこは4名がぎゅうぎゅうに詰めてやっと座れる程の狭さなのだが、更に向かい合わせのベンチとなっており、そこに8名の密が出来ていた。
緊急事態宣言前であったが、この時既に密集は避けなさいと言う報道が激しくされていた時期であったのにわざわざ、密を作って店内で待たせる必要があるとは思えない。
せめて、ベンチに座らせるのは3名づつ位にし、2名は表で待って頂いても問題ないはずではないか。
その後は対策しているのか気になって調べてみると緊急事態宣言以降、4月13日より、休業しているようである。
カウンター7席に奥に2名掛けのテーブル席が2つあり、特に席数を減らして感染予防に努めている様子はなかった。
我輩は連れが居たのでテーブル席に案内され、同じタイミングで隣のテーブル席にもカップルが案内される。
いつもならここでビールと行きたい所であったが、この時は抗生物質を飲み、ピロリ菌の除菌治療をしている最中であった為、酒は控えていたので我慢。
ちなみに、ビールはハートランドの小瓶(500円)である。
そして、入店から20分程で
『煮豚味玉醤油そば』
が配膳される。
まずはスープを頂くと、動物系ベースに蛤と言った貝の香りが。
テーブルにはどう言った食材を使っていると言った案内があるのだが、それを見ると醤油だれには島根県産非加熱無濾過丸大豆醤油に長野県産杉桶丸大豆醤油、石川県産非加熱醤油、白醤油をブレンドし、数種類の畜肉、海産物の旨味を添加した醤油だれだそう。
具材はトッピングした味玉の他に煮豚がバラ肉チャーシューと肩ロースの2種類が有り、穂先メンマに白ネギと青ネギと言った所。
バラ肉チャーシューの上に載っている黒いのがタルトゥファータ(黒トリュフソース)であろうか?
タルトゥファータ(黒トリュフソース)、ポルチーニオイル、ポルチーニフレークと言った特製ソースが掛かっており、食べ進める内に味の変化が楽しめるようになっている。
そしてこちらが
『麺上げ』
の様子であるが、こちらの麺は『春よ恋』を主体とした全粒粉入りの自家製麺となっている。
喉ごしも良く、スープをしっかりと持ち上げてくれ、美味い。
こちらの
『肉めし』
であるが、若干、肉感は少なく感じるものの、ガーリックチップが掛かり、タレも美味い。
味玉は我輩が一番好きな
『黄身がドロっと系』
であった。
我輩が先に食べ終わり、連れは醤油つけ麺を頼んでおり、スープ割りを頼んだのだが、そこで驚くべき事を言われるのであった。
総括
スープ割りを運んでくれた直後、その店員が我輩達に言ったのか、隣のカップルに言ったのか定かではないのだが、どちらも完食はしていない状況下で
『お待ちのお客様がおりますのでご協力をお願いします』
と去り際に言ったのである。
正直言って大変、驚いた。
我輩達のテーブルはスープ割りを頼んだ直後であり、まだ食事中である事は明白で、同じタイミングで案内されたカップルも男性は食べ終わっていたが、女性はまだ、食事中であったのだ。
どちらのテーブルに言ったのかと、隣のテーブルの方と顔を見合わせてしまった。
そんな事を言われては長居する気も起きず、つけ麺のスープはほとんど頂かずに離席したのであった。
正直に言って、感染予防対策と最後の接客には疑問が残ってしまった。
最後の印象が強過ぎて味の事が思い出せないと言うのが正直な感想である。
先に案内したように緊急事態宣言下の現在は休業しているようなので、伺う方は営業が再開されているかをTwitterなどで確認してから伺うようにお願い申し上げる。
本日はこれにて御免!
『た、食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!