やあやあ、さむらいである。
先日、39県の緊急事態宣言が解除された。
東京都を中心とした都内近郊は継続となってしまったが、ここで無理くり解除して感染拡大となってしまっては、大人しくしていた1か月間が無駄になってしまうのである。
ただ、休んでいたお店も中にはこのタイミングで営業を再開しているお店も見受けられる。
アルコール消毒の徹底や、座席数を減らしたりと言った感染対策を講じ、営業時間の短縮をしながら営業しているようである。
この後、緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐに以前のような生活に戻るかと言ったらそうではない。
我輩もすぐに居酒屋に行ったりはせず、感染者数の増減を見ながらジワジワと生活を戻して行こうと思っている。
飲食店を始め、他業種に関してもまだまだ、厳しい状況が続くと思われるが、今しばらく辛抱して新型コロナに打ち勝とうではないか。
落ち着いたら美味しいらぁ麺屋巡りでも楽しんで頂こうと言う趣旨で、本日も記事を綴らせて頂こうと思う。
と言う訳で本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
21店舗目となる本日は
『カネキッチン ヌードル』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は皐月も初めの頃。
ゴールデンウィークはほとんど出掛けず、唯一出掛けたのはどうしても外せない用事が有った日のみであった。
外に出ても人は少なく、電車に乗っても一車輛の乗客は角の席を全てを埋めても空きがある程度の人数であった。
平日であろうと日中に、こんな車輛は見た事がないので、本当に緊急事態なのだと言うのを思い知らされた。
そんなゴールデンウィークが終わったタイミングで、5月6日まで休んでいたお店が営業を再開した。
以前から行こうと思っていたそのお店とは、西武池袋線は東長崎駅を最寄りとする
『カネキッチン ヌードル』
である。
こちらの『カネキッチンヌードル』はローソンでカップ麺にもなっているので、名前だけでもご存知の方は多いのではなかろうか?
間借り営業から、2016年にこちらの東長崎で独立し、2019年の“ミシュランビブグルマン”に選出されると、2年連続で掲載されているお店である。
我輩が来店するのは2回目となるが、このようなご時世でどう言った営業を行っているのであろうか?
カネキッチンヌードル
ゴールデンウィークが明けた平日であったのだが、電車に乗るとゴールデンウィーク中よりも人が多いのがわかる。
仕事が再開となった人も多いのだからこれは、致し方ない。
池袋駅で西武池袋線に乗り換えると、各駅停車に乗り、目的の東長崎駅は2駅目。
南口から出て少し進み、右に曲がってすぐ先のマチテラス南長崎の2階に店舗はある。
歩いても2分ほどの距離で、ミシュランの旗や、上の映像のような看板が掲げられているので気付かれるとは思うが、2階なので見落とさぬよう。
2階に上がると待合席が並んでいるが、そこは空席で店内にも5名程と、数える程の人数しかいない。
やはり、新型コロナのせいでしばらく休んでいた影響は大きいようである。
新型コロナ対策として、マスクをしていない方の入店はお断りしており、営業時間も短縮して、夜は20:00までの営業となっている。
店の入り口は開放して換気を良くしていて、すぐ横にはアルコール消毒液も有る。
左手には券売機が有り、我輩は一番の売りであろう地鶏丹波黒どり特製醤油らぁめん(1250円)と、お得なランチ肉飯(150円)、ビール(500円)を購入する。
ソーシャルディスタンスを考えてか、先客のお客人と離れた席に案内される。
待っていると先に
『ハートランド小瓶』
が配膳される。
美味いらぁ麺屋はハートランドが多いと勝手に思っている訳であるが、こちらのお店ではエビスビールと、2種類の中から選ぶ事が出来る。
ビールを楽しみながららぁ麺を作る姿をと厨房に目をやるが、厨房は一段上がった場所に位置し、視点が高い為に見る事が出来ない。
先に運ばれたのはランチ限定で頼めるお得な
『ランチ肉飯』
が配膳される。
このボリュームでありながらランチ限定とはなるが、150円で頼めるのでお腹に余裕が有る方は頼んだ方がお得であるw
そして、すぐさま
『地鶏丹波黒どり特製醤油らぁめん』
が配膳された。
スープは醤油が濃い目に見えるも、煌びやかに光っている鶏油がたまらない。
具材は特製と言う事も有り、肉々しい。
上から鴨チャーシュー、鶏チャーシュー、肩ロースの吊るし焼きチャーシューに低温調理チャーシューと言った4種類のチャーシューが並び、極太メンマと味玉、上には三つ葉が載っていて、白ネギは正方形に切られている。
白ネギを正方形に切る切り方は何という呼び名か調べてもわからなかったのだが、たまに出会うが、結構好きな食感である。
スープを一口、頂くと鶏の重厚な味わいが口に広がり、他にも豚のゲンコツや香味野菜と言った複雑な味わいで、ほのかに貝系の後味も感じられる。
いやはや、美味い。
次に麺を掴むと、こちらが
『麺上げ』
の様子であるが、麺には全粒粉が練り込まれた細麺で、仕上げは加水率多目なのか、少し柔らか目。
スープとの相性を考えると我輩は加水率低めのパッツン系よりもこちらの方が好みである。
チャーシューを上から食べていくのだが、何処で肉の事を学んだのかと思う程、一つ一つが美味い。
ただ、見た目のせいも有るのだろうが、上から食べてしまうと、せっかくの低温調理チャーシューが、スープに浸かってしまい後回しになりがち。
レアが好きな方は先に低温調理チャーシューからやっつける事をお薦めする。
味玉は
『ドロっと系』
と、我輩好みで中までしっかりと味が浸み込んだ逸品であった。
総括
いやはや、最後まで美味しく頂く事が出来たのであった。
美味しかったのでお土産らぁめんも購入して帰る事に。
醤油、塩、煮干しの3つの味から選ぶ事が出来、具なしのかけらぁめんであるが、“2食で1500円”となっている。
塩らぁめんや煮干しらぁめんも気になるが、次に頼みたいと思っているのは昆布水の淡麗つけ麺である。
店主は魚介と動物系のWスープのつけ麺の代名詞とも言える『六厘舎』出身であるのに、それとは違ったらぁめんとつけ麺を提供しているのである。
我輩は魚介と動物系のWスープと言ったつけ麺よりも、淡麗系のつけ麺の方が好みなのである。
時折、限定麺をやったり、他の店舗でのらぁ活も店主はTwitterで上げているので、要チェックとなっている。
ちなみに、我輩もTwitterをやっており、更新情報の他、ブログには載せないらぁ活や、家らぁ麺なども上げているのでフォローして下さると嬉しい限りである。
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本日はこれにて御免!
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