やあやあ、さむらいである。
ここ最近は寒い日が続いているが、皆様方におかれましては如何お過ごしだろうか?
コロナもあるが、インフルエンザが蔓延しているようで、中には正月明けても学級閉鎖している所もあるそうな。
我輩も先日鼻風邪をひき、ラーメンを食べていると鼻提灯が出来るような状態であったが、何とか回復。
ひいてからでは遅いので、手洗い、うがいを怠る事なく進めて頂き、予防して健康を維持して頂きたいと思う。
さて、本日は
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。
様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は昭和51年に創業された
『大勝軒 祖師ヶ谷大蔵店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は大月も半ばの頃。
この日は月に一度の西側へ遠征する日であった。
実は、明日がまさに月に一度の西側へ遠征する日なので、前日から何処のお店へ行こうか楽しみなのであるw
どのように決めているのかと言うと、まず行きたいと思っている西側のお店の中から選択するのであるが、その日の食べたいらぁ麺の気分で候補を絞っているのであるw
どうしても優先したいお店がある時は例外となるが、基本的には記事になりそうな行きたいと思っているお店をその日の気分で決めているのである。
そしてこの日の気分は町中華だったようで、それならばと選んだのが
『大勝軒 祖師ヶ谷大蔵店』
であった。
こちらは日本最古ののれん会と言われている丸長のれん会に所属しているお店である。
丸長のれん会と言えば、代表する荻窪の『丸長中華そば店』が先日閉店したばかりであった。
日本最古と言われるだけあって老舗が多く、いつ閉店を余儀なくされるかわからないともあって、後悔無きよう行けるだけ行っておきたいと思っていたのもある。
この時『丸長中華そば店』はまだ長期休業中で、今後の営業が危ぶまれる中であったが、11月に閉店が告げられたのであった。
大勝軒 祖師ヶ谷大蔵店
お店の場所であるが、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅を最寄りとし、北口を出て商店街を右手へ進むと、とんねるずの木梨憲武氏の実家である木梨サイクルが右手に見えてくるが、その少し先の左手側にお店はある。
『大勝軒』と言えば、山岸氏の特製もりそばのイメージが強いが、こちらのお店はどとらかと言うと町中華に振った佇まいであった。
平日の13:30頃であったと記憶するが、お店に着くと店内は満席で他に待ち客はいなかったが、10分程外で待つ。
2名席のテーブルに案内され、壁に貼ってあるメニューを見て注文を決め、後会計と言ったシステム。
まずメニューを見てビックリしたのが、値段である。
ラーメン、つけそばが550円と言う破格の値段なのであるw
一先ず、ビール(600円)と餃子(350円)と言いたい所であったが、お店のお客の半数の方が唐揚げ定食を食べているのに気付くw
見ると、通常の唐揚げ定食は800円であるが、ミニ唐揚げ定食(650円)と言うのがあったので、つまみがてらに餃子ではなく、ビールとミニ唐揚げ定食を先に注文する。
すぐに
『キリンラガービール中瓶』
が嬉しい枝豆付きで運ばれる。
ビール飲みながら何を頼むかお連れ様と協議した結果、我輩はワンタンメン(650円)を選択し、お連れ様はつけそばチャーシュー入り(750円)と、どうしても食べたいと言うので半チャーハン(500円)も注文する。
ちなみに、普通のチャーハンが650円なので、お腹に余裕があるなら普通のチャーハンの方がコスパは上がるw
厨房の様子を見ていると、ご家族で経営されているようで、メインで調理されているのは息子さんと思われる若い方で補佐役のご高齢の親父さんに、配膳は女将さんと言った感じであった。
まず、つけそばよりも先に
『ワンタンメン』
が運ばれる。
おつまみの唐揚げよりも先に麺類が来てしまったが、ここでビールを追加。
具材はワンタンの他にチャーシュー、青菜、メンマ、なると、半切れの海苔と言った感じで、ネギが散りばめられている。
スープは少し醤油の酸味を感じる味わいで、ノスタルジックで良い感じw
次に
『麺上げ』
を行うと、自家製の中太麺が顔を出し、こちらはモチモチな仕上がりで美味いw
こちらはお連れ様が頼んだ
『つけそばチャーシュー入り』
であるが、麺はラーメンと同じ物であった。
続いて
『チャーシュー』
であるが、バラロールのチャーシューで、手を抜く事なくしっかり美味しいw
最後に
ワンタン
であるが、薄皮に包まれた肉餡は少なめではあったが、これが5個位入っていたので、これまたコスパが良すぎるw
先に頼んでいたのが
『ミニ唐揚げ定食』
がやっとこ運ばれる。
正直、ごはんも普通盛りだし、どの辺がミニなのかわからないが、恐らくは唐揚げの量が違うのであろうw
そして、これが頼んで正解!
むっちゃ美味いw
確かに客の半分が頼むだけはあると感じた次第w
最後に忘れられているならキャンセルしようかと思ってた
『半チャーハン』
が運ばれる。
何ともオーソドックスな仕上がりで、しっとりよりもパラパラ寄りとなり、美味しかったw
総括
二人でこれだけ頼んでもお会計は3750円と言う破格の値段に、再度ビックリであったw
少し酸味を感じるスープであったが、丸長っぽさも出ていて凄く美味しかった。
しかし、一番美味しかったのは唐揚げであるw
そう言えば、一緒に食べた白飯も美味しかったのを今思い出したw
いやはや、しかしこれだから町中華はやめられないw
この値段でやれるのは家賃が掛からないご自宅の店舗で家族経営と言うのが大きいと思うが、値上げしても良いので、長く続けて頂きたいと思ったお店であった。
本日はこれにて御免!
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