やあやあ、さむらいである。
このお盆の時期と言えば、原爆の日であったり、日航機墜落の日であったり、終戦記念日であったり、と暗い話題が多い中、我輩は断然甲子園である。
何処の高校かは伏せさせて頂くが、今年の甲子園に我輩の母校が出場してくれたので鼻高々なのである。
我輩も小学生の頃に少年野球をやっていたので、野球とは縁がある。
しかし、センスはなかったので続かなかったが、社会人になってお遊びで草野球をやっていた頃は非常に楽しかった。
一度は野球から離れたのに、草野球をやろうとなったきっかけも甲子園を見て感化されたからであった。
毎日、大谷翔平選手の活躍であったり、高校球児の熱い戦いが見れるだけで感謝である。
現在はまた野球から離れてしまっているが、たまにはキャッチボールがしたいなと思ったり。
センスはないので暴投ばかりであるが、それでもよければ、どなたかお付き合い下され。
さて、本日は久々に
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。
様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は1929年に創業された
『中華そば 萬福』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は田草月も月末の頃。
この日はお連れ様と銀ブラした日であったが、昼飯を食いそびれたので、ここまで来たら17:00に夜営業を開始する『中華そば 萬福』を待とうではないかと提案。
その提案は採用され、到着したのが16:40頃だったのだが、見ると店内で準備している様子はない。
先客はおらず、本当に営業するのか不安になり、正面の果物屋さんに聞いてみると、いつも夜営業しているからするのではないか?との事。
人影はないが、暖簾は掛かっていたので待っていると、17:00を迎えても店内はまだ暗い。
後続にお客が並び始めたので、もしかしたらと期待していたら5分程過ぎた頃にやっとこ店内の明かりが点き、案内されたのは17:10頃であった。
中華そば 萬福
まずお店の場所であるが、東銀座駅を最寄りとし、A7出口から徒歩3分程の場所にある。
昭和通りを真っ直ぐ進み、銀座東二丁目の交差点を左に行けば銀座松屋、それを右に曲がると左手に『中華そば 萬福』が見えてくる。
店頭には待てるベンチもあるが、食事と言うよりは飲み客も多くいるので回転率はあまり良くないイメージ。
テーブル席へ案内され、一先ず瓶ビール(600円)を注文する。
ビールを待っている間にメニューを見ていたのだが、我輩が頼むのは中華そば(800円)に決めていた。
これは記事にする為と言うのもあるが、昔ながらのノスタルジックな中華そばと言う事でお薦めされていたからである。
待っていた客を店内に案内すると
『赤星中瓶』
が運ばれる。
この時、後は適当におつまみをいくつか頼もうと思っていたので、その中で豆苗炒め(750円)、春巻2本(440円)、それに海老好きのお連れ様の要望で海老玉小(1050円)を注文する。
一先ず、中華そばは後で良いと伝えて待っていると、先に
『春巻2本』
が運ばれる。
大したコメントは出来ないが、こちらは衣がサクサクして餡はしっとりして美味しく、イメージ通りと言った感じ。
次に運ばれたのは
『豆苗炒め』
で、こちらは中華と言うよりもタイっぽい味付けのように感じたが、これまた美味いw
そして、お連れ様ご要望の
『エビ玉小』
も運ばれる。
ここいらで追加のビールと、中華そばを作ってくれるよう頼む。
エビ玉小は、プリプリの海老と半熟玉子が合わさって、濃過ぎない丁度良い塩加減で美味しく、お連れ様も満足の様子w
そして、メインとなる
『中華そば』
が着丼する。
見た目はシンプルであるが、チャーシュー、ほうれん草、メンマ、なるとに少量のネギが浮き、これこそ『中華そば 萬福』の中華そばと言わんばかりの
『三角の卵焼き』
と言ったトッピング。
スープは鶏ガラをベースとした如何にもなスープであるが、ノス感感じる美味しいスープ。
続いて
『麺上げ』
を行うと、縮れた中細麺が顔を出す。
少し柔めの茹で加減であるが、我輩は柔麺派なので問題なく美味しく、昔から変わらないと言う中華そばを堪能。
最後に
『チャーシュー』
であるが、こちらはモモかな?
煮豚タイプでしっとり系で町中華の中ではしっかりとした印象であった。
総括
今回はおつまみ系の方が多めであったと思うが、如何だっただろうか?
とあるラーメン評論家の方が、『中華そば 萬福』は炒め物が美味しいとお薦めされていたので試してみた。
我輩もお連れ様も大満足であった。
銀座の地でありながら町中華のスタイルを貫き、早94年の歴史は伊達ではない。
銀座の地で町中華価格で食べられる『中華そば 萬福』は、並んででも食べるべし!
本日はこれにて御免!
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