やあやあ、さむらいである。
皆様は、“日本三大ラーメン”をご存知だろうか?
諸説有るかも知れないが、良く言われているのが札幌ラーメン、博多ラーメン、喜多方ラーメンのご当地ラーメンを“日本三大ラーメン”とされているそうな。
関東圏に良くある醤油ラーメン的なものが、喜多方ラーメンに属し、北の味噌ラーメンに南の豚骨ラーメンと言う事で、中々バランスが取れているなと思った次第。
そんな中でも同じように“東京三大中華そば”と称されるお店がある。
荻窪の『春木屋』はまず入るだろうと思いきや、入らない。
では、何処が入るのか?と言う事でご紹介させて頂くのが、本日ご紹介するお店である。
と言う訳で、本日は
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。
様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は1956年に創業された
『中華そば 共楽』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は睦月も初めの頃。
こちらのラーメンブログを綴って早、2年が経過すると言うのに、“東京三大中華そば”を食していないと言うのはもぐりではないか?
そう思って、年明けに訪問したのが銀座一丁目駅を最寄とする
『中華そば 共楽』
であった。
“東京三大中華そば”と言うのはこちらの『中華そば 共楽』の他に、『たいめいけん』、『一寸亭』が“東京三大中華そば”と言われているそうな。
知名度などを考慮すると有名なのは『たいめいけん』である。
しかし、有名なのはオムライスと言った洋食や、茂木店主の色黒さであり、ラーメンのイメージはあまりないが、実は昭和20年来からお店の看板メニューの一つとなっている。
残念ながら、『たいめいけん』は再開発などが原因で一時閉店と言う事になり、場所を変えて再オープンを目指しているそうなので、再オープンされた際は改めて訪問させて頂きたいと思っている。
と言う訳で、本日は『中華そば 共楽』に赴き、記事にさせてい頂こうとなった訳である。
1956年に創業されたと言う事で、老舗道としても扱えるお店であるが、果たして。
中華そば 共楽
銀座一丁目駅を最寄としているが、有楽町駅からも近く徒歩5分程の場所にある。
こちらに訪問したのは正月休みが終わるか否かの時期であった為、世間は比較的落ち着いていた時期。
お店に寄っては正月休みを取っているであろうタイミングであったのだが、14:00過ぎながらも外待ち3人と言う状況。
とは言え、そこまで待たされる事もなく、10分程で席へ案内される。
こちらのお店で一つ変わっているのが、券売機は有るのに口頭で注文し、お金を渡して女将が券売機で購入すると言うのがいつもの流れとなっている。
我輩が注文したのはチャーシューワンタンメン(1300円)の大盛(50円)を注文し、ビール(600円)とおつまみで竹の子(150円)もお願いする。
メニューは中華そばか、麺なしのワンタンのみでご飯物はないし、餃子と言ったサイドメニューもないので町中華と言うのもちと違う気もするが、気にする事なかれw
先に運ばれたのは
『ラガービール中瓶』
であった。
少し遅れて、おつまみでお願いしていた竹の子も到着する。
こちらのお店では、メンマを竹の子と表現して提供しているのであるが、これがまた甘目の味付けで美味しいのである。
ただ、ビールを注文したせいか、我輩よりも後に座ったお客にどんどん中華そばが運ばれて、一向に我輩の元へは来ない。
ワンタンにしたせいかとも思ったが、我輩と全く同じチャーシューワンタンメン大盛が後の客に運ばれている。
ビールも飲み終わったので、さすがに声掛けしようと思った矢先、女将が気付いてくれたようで“チャーシューワンタンメン大盛ですよね?”と確認した後、厨房に声を掛けて下さった。
順番が前後したのは、ビールを飲んでいたせいであると言い聞かせ
『チャーシューワンタンメン大盛』
とやっと、ご対麺する。
チャーシュー4枚に薄皮のワンタン、竹の子に白ネギと言った、いかにもシンプルな中華そばと言った構成。
スープをレンゲですくい、まずは一口頂くと、鶏ガラに煮干が下支えしているこちらもまたシンプルなスープ。
美味しいけど何処か物足りないと感じるも、何が足りないのかわからず、あっさりしてるなと言う味わいであった。
続いて
『麺上げ』
を行うと、自家製の中細麺が顔を出す。
ツルモチ食感の中細麺で、茹で上げは若干柔めなのは我輩好みで良いが、硬めが好きな方は硬めで注文した方が良いかも?
しかし、このご時世なのに大盛で50円は大変有難いw
次に
『ワンタン』
を持ちあげると、こちらは薄皮で餡も少なめではあるが、ツルッとした食感が良く、味は普通に美味しいw
最後に
『チャーシュー』
であるが、こちらは脂身の少ないモモ肉かな?
わずかにピンク掛かっていて、しっとりした口触りでこれも中々美味。
重くなく、あっさりなのでペロッと完飲完食するのであった。
総括
我輩の感想としてはあっさりした美味しい中華そばと言った感想であるが、、正直に言うと特段秀でた部分は見当たらなかった。
近所に有ったら間違いなくローテーションに入るお店であるとは思うが、ここが“東京三大中華そば”と言われると、誰が決めたんだろう?と思ってしまった。
残す2店の『一寸亭』と『たいめいけん』も伺って、忖度なく記事にするつもりであるので、お楽しみに。
本日はこれにて御免!
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