やあやあ、さむらいである。
東京オリンピックの興奮が冷め止まぬ状況の中、今年は夏の甲子園が開幕した。
昨年はコロナの影響により、中止となってしまい、挑戦すら出来なかった高校球児の事を考えると居た堪れない。
そんな中であるが、先日、いきなり大興奮の試合があった。
我輩の地元は神奈川県は横浜市なのだが、神奈川県の代表は横浜高校。
神奈川県と言えば強豪校が集う激戦区であり、横浜高校と言えば過去に春夏合わせると5回優勝している名門校で、出場数でも県で一番の高校である。
そんな横浜高校が初戦で対戦したのは広島県代表の広島新庄高校。
我輩は広島カープファンなので複雑な心境で、どちらも頑張れと戦いの行く末を見ていた。
広島新庄が2点リードで迎えた9回裏、ランナーは1・3塁と言う状況ながら2アウトとなり、あと1人抑えればと言う場面で迎えたのは1年生ながら1番を任されていた緒方選手。
野球は9回2アウトからと言っておきながら、正直に言って、我輩は諦めモードであった。
それなのに何と、1年生の緒方選手が逆転スリーランと言う偉業をやってのけたのである!
ご本人は初めてのホームランと言う事であったが、これまでにない過去最高の当たりだったと言う。
やはり、甲子園は面白い。
広島新庄も強く、接戦であったのでどうか胸を張って地元に帰って欲しい。
負けてしまったチームにもドラマがあるので、今年も熱闘甲子園だけは見届けるつもりである。
さて、本日であるが、新企画となる
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではない。
様々なご当地らぁ麺が誕生する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言うと、定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は浅草地域で大衆的な町中華として愛されている
『あさひ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は女郎花月も半ばの頃。
ずっと、温めて来た企画があった。
先程も語ったが、地元に愛された大衆的な町中華も我輩の独断と偏見で書き下ろしたいと言う思いが有ったのである。
と言う事で、普段食べているらぁ麺とはまた違った町中華を攻めるにあたり、最初の1店舗目に選んだのが、浅草駅を最寄りとする
『あさひ』
である。
ここなら町中華フリークも納得のお店であると思っている。
最寄り駅を浅草駅としているが、東武線の浅草駅からはちと遠く、10分程歩くのだが、5656会館のちょっと先にお店はある。
以前に伺った時はタイミング悪く、改装中であったのでリベンジ訪問であった。
あさひ
この日は祝日と言う事で、混雑が予想されたので14:00過ぎに伺うと、外に6名程の待ち列が。
暑い中であまり並びたくなかったが、最後尾に着く。
そこまで待たないだろうと踏んでいたが、意外と待たされ、回転率は決して良いとは言えない。
厨房には調理を担当する方が二人おり、持ち回りの方もいるので3人体制であったのだが、こればっかりは町中華あるあるなのかも知れん。
やっとこ座れたのは、並び初めて30分程の事であった。
周りを見ると頼んでいるメニューはほぼ同じ。
この店の看板メニューとなり、期間限定ではなく通年で頼めるようになった冷やしそば(850円)と、しょうがそば(750円)に、お腹に余裕がある方は半ちゃーはん(550円)と餃子(500円)を頼んでいたのである。
我輩は汁好きなので、しょうがそばを注文し、連れは冷やしそばを、そして半ちゃーはんを注文したのだが、昼最後の客であった事もあり、ご飯物は売り切れだと言う。
仕方なく、餃子を注文し着丼を待つ。
緊急事態宣言下と言う事で、酒類の提供はなし。
記事の看板写真は冷やしそばにさせて頂いたので参考にしてほしい。
先に到着したのは
『しょうがそば』
であった。
まず、目に入るのは丼の中心に山盛りされた生姜、そして散りばめられたネギとメンマ、実は生姜の土台となっているチャーシュー。
スープは鶏ガラの風味が香る、如何にもな中華スープでありながらしっかりと生姜が後味をスッキリさせてくれる。
次いで
『麺上げ』
を行うと、縮れた中華麺と言った細麺が顔を出す。
啜り易い短めな細麺で、縮れている事でスープの持ち上げも良い。
徐々に生姜を溶かしながら生姜の濃度を高めていく。
食べ終わる頃には生姜ががっつり浮いているような状況なのに美味いw
忘れられていたのか、ほとんど食べ終わった所で餃子が運ばれたw
正直、お腹一杯であったが、食べようと醤油さしに醤油を注ぐと水でにじむではないか。
町中華あるあるかも知れないが、洗った後に濡れたままで運ばれた皿に醤油をたらせばそうなるのは当たり前。
これって、水を拭いてから配膳してくれればこんな嫌な気分にならずに済むのに、何処の店も気になるなら自分で拭いてくれと言った感じで運ばれる。
イラっとしたせいか、餃子の写真を撮り忘れてしまった。
店で拭いて出すか、客が拭くかと言っただけの話しなのであるが、どうすべきかは一目瞭然なのではなかろうか。
総括
いやはや、とは言え餃子も美味しく頂けたのである。
冷やしそばも生クラゲが良い食感となり、美味しかった。
生姜そばも美味かったので、後はちゃーはんを食べたらコンプリートなので、これはまた、日を改めてリベンジしたいと思う。
今後も町中華も攻めて、『さむらい流町中華道』をお届けしたいと思っているのでお楽しみにw
本日はこれにて御免!
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