やあやあ、さむらいである。
いよいよ、新シリーズを発表させて頂く日が来たのであるw
まず我輩はテーマに沿ってシリーズ化し、記事を綴っており、“さむらい流ミシュラン道”であれば、ミシュランに掲載されたお店を。
“さむらい流新店道”であれば、オープンして間もない話題のお店を記事にしている。
我輩の地元のご当地ラーメンである横浜家系ラーメンをテーマにした“さむらい流家系道”も人気のテーマであるが、この度、ラーメン二郎をテーマにした新シリーズとなる
『さむらい流二郎道』
を発足させる事にした。
知っている方も多いと思うが、元々我輩は二郎系が苦手なジャンルで、食べに行く事自体が滅多にないのであるが、それでもジロリアンと言う文化があり、これだけの人気を誇るのには理由があると思っており、それを知る上でも食べ続けてきたのである。
そして、この度とうとう総本山に突撃して来たので、初回にふさわしい
『さむらい流二郎道』
をお届けしようと思う!
さむらい流二郎道とは?
“さむらい流二郎道”とは、『ラーメン二郎 三田本店』から始まった、全国数ある“ラーメン二郎”を名乗る店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“ラーメン二郎”と言う屋号は商標登録されており、二郎インスパイア系は“ラーメン二郎”を名乗る事は出来ない。
“さむらい流二郎道”では、二郎系と呼ばれる二郎インスパイアは取り上げず、“ラーメン二郎”で暖簾分けを許され、“ラーメン二郎”の冠を持つお店だけを取り上げていく。
本日は都営線の三田駅を最寄りとする
『ラーメン二郎 三田本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も初めの頃。
以前からこの“さむらい流二郎道”を始めたいと思っていた。
また、始めるにあたり、初投稿のお店はどうしても総本山である
『ラーメン二郎 三田本店』
でなければならないと言う思いがあった。
しかし、『ラーメン二郎』は、どうしても1人で行くには勇気がいる。
お店に寄って並び方やハウスルールがあったりと、我輩のような二郎初心者にとって、敷居が高いのである。
なぜ、この日に意を決したのかわからぬが、今日は何処のラーメンを食べようかと言ういつものルーティーンで、なぜか
『よし、ラーメン二郎 三田本店に行こう!』
となったのであった。
ラーメン二郎 三田本店
お店の場所であるが、一番の最寄駅が三田駅となるのであるが、我輩は山手線の田町駅から徒歩で向かう事に。
田町駅南改札を出て左、三田口西口へ進み、陸橋のまま左奥の階段を降り、左へ。
突き当たりの三田通りを右に進み、三田二丁目の交差点を渡って真っ直ぐ進み、慶應義塾大学の正門を過ぎると右手に見えてくる。
田町駅からは徒歩10分程の距離であった。
平日ながら14:20着で外待ち28人と言う行列に、一瞬ヒヨる。
ただ、これまで培ってきたオペレーションを信じ、並んでみると1時間待たずして座る事が出来た。
ここで三田本店の並びルールを。
まず店先から建物を回り込むように行列を作って行くので、そのまま最後尾に着く。
我輩はいつも最後尾と思われる方に、『こちらが最後尾ですか?』と尋ね、トラブルがないように努めているのである。
わかっていてもこうする事で、親切な方はそこで色々ルールを教えてくれる事もあるのでお薦めである。
並びが進み、自動販売機の前まで来ると、前の方から食券を購入し始めるので、順番に購入しよう。
券売機は懐かしいプラスチックのタイプで、左上にはラーメン(600円)、隣にぶたラーメン(700円)、ぶたダブルラーメン(800円)があり、それぞれプラス50円で大ラーメンに出来る。
ちなみに、『ラーメン二郎』では、基本的に麺量が半端ではなく、“少なめ”と頼んでも通常のお店の大盛位の量となり、“半分”でやっとこ通常レベル。
万が一、知らずに大ラーメンを頼んでしまうと、フードファイトレベルが来るのでご注意を。
これらの麺量もお店に寄っても若干の差が生まれるので、我輩的にはチャレンジではあるが、基本は“普通”で行きたいと思っている。
順番が近づいて来ると食券を見せてと声を掛けられるので、ここで麺量の“少なめ”や“半分”と言う方は、このタイミングで伝えておく。
我輩の時には、席へ案内されると同時に
『ニンニクは?』
のコール。
ここでこれまた二郎ルールであるが、『ニンニク入れますか?』と言うコールのタイミングが来たら無料トッピングのチャンス到来。
基本的に無料でトッピング出来るのは、野菜、アブラ、ニンニク、そしてカラメ。
これも無料トッピングはお店に寄って変わり、アブラと共に、ラー油が入れられるお店があったりするので、来店する際は口コミなどを確認しておこう。
今回の我輩のコールは、“野菜、アブラ、ニンニク少なめ”でお願いする。
野菜は通常トッピングでもあるので増さない場合はコールせず、増やしたい時にコールしよう。
お店に寄っては、“野菜、野菜マシ、野菜マシマシ”と言った感じで増やせるが、“マシマシ”は相当な量になるので、頼めないお店も。
アブラは背脂を意味し、背脂を増やしたい時はコールしよう。
我輩は野菜のドレッシング代わりにアブラを注文しているw
そして、カラメと言うのは味を濃いめにしたい時のコールで、野菜などを増すと野菜の水分で味が薄くなりがちなので、濃いめで行きたい方はカラメで頼もう。
いよいよ、着席と言うタイミングであったが、席へ案内されると同時に
『ラーメン』
が着丼する。
毎度コールで緊張するのであるが、今回は緊張する間もなかったw
スープは微乳化タイプとなり、デフォでもアブラはしっかり入っていて、ぶたは野菜の下に隠れている。
ここでも二郎ルールが発動するのであるが、基本的にレンゲがないお店が多いw
なので、スープを頂く時は、丼から直接頂く事になるのであるが、これもまた“粋”であるw
スープを頂くと、暴力的な位、動物系全開のスープとなり、美味いw
『ラーメン二郎』では、スープでチャーシューを煮ていて、ぶたから出る煮汁がスープに出ているのである。
続いて、ある程度野菜を食べ進めてから
『麺上げ』
であるw
野菜を片付けないと、中々麺に辿り着けないのでw
基本的に『ラーメン二郎』の多くは自店で麺を精製しており、こちらももちろん自家製麺。
スープに負けないよう、太麺で仕上げていて、デロッとした柔らかめの茹で加減。
このデロッとした食感もまた店に寄るのであるが、我輩は柔麺好きなので、デロ麺大歓迎w
飲める麺と言うのが、わかる気がする。
食べ進めていくと
『ぶた』
が出てくるのであるが、普通のラーメンでも、しっかりとしたぶたが2枚入っている。
ぶたはほろほろで味もしっかりと染み込んでいて、美味いw
もっと安価な肉があるのに、昔から贔屓にしているお肉屋さんから高い豚を仕入れてそれを使っているそうな。
この麺量とトッピングで600円と言うのは、安過ぎるw
きっと慶應生に安く、お腹いっぱい食べてもらおうと言う、総帥の心意気でこの値段で提供しているのだろう。
総括
いやはや、思いの外大満足で美味かったw
思いの外と言うのは、我輩は最初に言ったように二郎系が苦手だったので、何が美味しいのかわからないと言うのがこれまでの感想であった。
二郎系と言えば、化学調味料を大量に使っているイメージであったが、意外にも『ラーメン二郎 三田本店』で食べたラーメンはそこまで化調感も強くないのに旨味をしっかり感じる事が出来たのである。
今年80歳となった総帥である山田拓美氏も厨房に立ち、声掛けされていたのであるが、とても感動した。
朝イチは総帥自ら麺上げをされているそうなので、総帥が作る逸杯を食べたい方は開店前から並んで食べよう!
今後も月に一度位のペースとなると思うが、“さむらい流二郎道”を更新していくのでお楽しみにw
本日はこれにて御免!
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