やあやあ、さむらいである。
アフターコロナとなりしばらく経つが、電車の中でもマスクをしない人が多く見受けられるようになった。
海外からの旅行客も増え、深夜営業を控えていたお店も、多くのお店が以前の営業形態に戻っているように感じる。
我輩が良く行くサウナで、鶯谷駅を最寄りとする『萩の湯』と言う銭湯があるのだが、深夜1:00までの営業となり、その後行くお店と言えば『日高屋』位であった。
『日高屋』のクオリティには満足しているのだが、南口側と逆側で遠いと感じていた中で、北口に新たなお店が出来た。
『博多ラーメン 福や』と言うお店で、文字通り博多ラーメンのお店となっているが、お酒やおつまみメニューも充実しており、深夜1:00まで営業しているようなので、『萩の湯』の帰りに丁度良いお店となっている。
味の感想はまぁ、チェーン店と言う事で控えるが、『日高屋』と同じ感覚で利用するのが宜しいかと。
個人的には『信濃路』の24時間営業の復活を望むが、それまでは北口で重宝出来そうであると思ったのでこちらで紹介させて頂いた。
さて、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は総武線の小岩駅を最寄りとする
『横浜家系ラーメン 作田家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は青水無月も初めの頃。
前回更新させて頂いた、『麺 ふじさき』の記事はお読み頂けただろうか?
やあやあ、さむらいである。 台風直撃と聞いてビビっていたのであるが、何とか熱帯低気圧に変わったようで何より。 何をビビっていたのかと言うと、2週間程前から飲食店の予約をしており、キャンセルは100%徴収されるとあったので、ビビっていたの[…]
実は『麺 ふじさき』に伺う前に訪問していたのが
『横浜家系ラーメン 作田家』
だったのである。
では、何故時系列が変わったのかと言うと、前々回の記事で『麺家 龍 ~Ryo~』を扱っており、2連続で“さむらい流家系道”が続いてしまうと思い、先に『麺 ふじさき』の記事を更新したと言う訳である。
少し違和感を覚えるかも知れないが、ご容赦を。
と言う訳で、この日、まず意を決して向かったのは小岩であった。
意を決してと言うのは少々大袈裟かも知れないが、我輩の活動圏から、小岩は中々の遠征地であった。
ってか隣はもう千葉県なのでw
小岩に向かった目的はただ一つ、『横浜家系ラーメン 作田家』である。
意を決してと言うのにはもう一つ理由があり、それは営業時間が短い事が原因であった。
昼営業は12:00~13:30までとなり、また夜営業も18:30~20:00までの1時間半づつしか営業しないのである。
身体が空いたからと言って行ける訳ではなく、この早めの時間帯内に訪問しなくてはならず、ハードルが上がってしまう為、意を決しないと中々伺えないと言う訳。
そんな中、この日は昼過ぎ早めに身体が空いたとあって、以前から宿題店としていた『横浜家系ラーメン 作田家』に向かうのであった。
横浜家系ラーメン 作田家
小岩駅に到着したのは13:00前なので、多少迷っても間に合うはず。
お店の場所であるが、小岩駅の北口を出て右へ進み、二つ目の路地の小岩中央通りを左へ曲がり、信号を右へ進むと上記画像の赤いお店が右手に見えてくる。
お店に着くと待ち客はおらず、そのまま入店。
店に入ると券売機があり、先に食券を購入するスタイルであるが、高額紙幣非対応の券売機であったので、伺う際は予め細かいお金を用意しておこう。
お店は横浜家系ラーメンを謳っているが、券売機には横浜家系ラーメンの他に、極とんこつなるメニューがある。
横浜家系ラーメンと言えば、基本的にラーメンのみのお店が多いので珍しいと思うが、お店のホームページを拝見すると、店主様は横浜の『六角家』の他に、博多での修行経験があり、至極の豚骨ラーメンを完成させ、『極濃麺家初代 一本氣』と言うお店を開いたそうな。
紆余曲折あって初志貫徹、原点回帰と言う事で、横浜家系ラーメンに立ち返り、『作田家』が生まれたそうな。
そんな理由から、家ラーメン(880円)と極とんこつ(780円)の二枚看板のお店が出来上がったようである。
極とんこつは次回訪問時のお楽しみにしておくとして、我輩は全部のせ系の家オールスター(1200円)を購入。
昼時は通常120円の小ライスが無料となり、通常250円の肉飯が、150円で変更可能となっている。
アルコール類の提供はなかったので諦め、食券手渡し時に好みは全て普通でお願いし、サービスの小ライスも頼む。
待っている間、厨房の様子を伺っていると、麺上げは寸胴平ザルではなく、茹で麺機を使ったテボザルであったが、これは豚骨ラーメンとの二枚看板のお店と言う事で納得。
卓上調味料は胡椒、胡麻、ニンニク、生姜、豆板醤、紅生姜と豊富。
茹で時間は結構長いなと思っていると、やっとこ
『家オールスター』
が着丼し、ご対麺。
追ってすぐに
『小ライス』
も到着し、お新香代わりに紅生姜をのせるw
スープの色だけで見ると、ワイルド系ではなく上品系のように見え、トッピングは横浜家系ラーメンのお約束となるチャーシュー、ほうれん草、海苔が鎮座。
家オールスターにする事でチャーシューが3枚になり、海苔も6枚となり、味玉が付く模様。
まずはスープから頂くと、見た目の上品さとは裏腹に中々の濃厚さでありながらバランス系となっていて、美味い!
如何にもな横浜家系ラーメンと言うよりも、確かに豚骨ラーメンとのハイブリット感も感じる。
続いて
『麺上げ』
を行うと、酒井製麺とは違った印象の中太麺が顔を出す。
横浜家系ラーメンと言えば、酒井製麺がお約束ではあるが、特徴は短めな中太麺と言った印象の中、こちらの麺はそれよりも弾力もあって少し太く、長さもある。
お店にあった麺箱には大橋製麺多摩と書いてあったので、調べてみると川崎の製麺所で50年以上の歴史があるそうな。
多摩は東京の多摩市ではなく、川崎市の多摩区のようである。
こちらの
『チャーシュー』
であるが、横浜家系ラーメンには珍しいしっとり系のレアチャーシューとなっていて、柔らかくて美味しく、スープにも合っていたw
遠征と言う事で次のお店も行くつもりであったが、しっかりと完飲させて頂くのであった。
総括
濃厚バランス系でありながら、骨粉感は最後丼の底に残る程度であった。
横浜家系ラーメンと言えば、我輩はライス必須であると思っているが、無料のお店も多い。
ただ、無料であっても資本系ではパサパサで美味しくないお店も多い中、こちらはしっかりと炊き上がっていて美味かった。
営業時間が短いのが難点ではあるが、一度は伺っておきたい都内の横浜家系ラーメンの一つであると思った次第。
この後、予定していた小岩のお店に伺うも、まさかの臨時休業に遭い、亀戸に移動し、『麺 ふじさき』へ伺うのであった。
本日はこれにて御免!
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