やあやあ、さむらいである。
先日、『麺処 ほん田』さんの水曜日特別営業で、クラシックなつけ麺の最上級と言うコンセプトの限定麺を頂いたのだが、思えばこのジャンルをあまり深堀りした事がなかった事に気付き、この際、勉強させてもらおうと思い立った。
と言うのも、我輩は『池袋 大勝軒』を食べた経験がないのである。
遥か昔に食べに行こうと思って池袋に行ったのだが、店が見つからずに断念したと言う経験がある。
その当時は、スマホはもちろん、携帯すら持っていたかどうかと言う時代なので、場所を知らなければ人に連れて行って貰うか、近所の人に聞いて回るしかない。
その味を知る前にお店は閉店となってしまった。
他の地域にある『大勝軒』を食べた事はあるが、それが本物かどうかは知れず終い。
そんな『池袋 大勝軒』の創業者である伝説的な人物と言えば山岸殿であり、山岸殿が『荻窪丸長』で修行時代に賄いで食べていたのがつけそばの始まりと言われており、『池袋 大勝軒』でつけそばを売り出すと瞬く間にヒットし、そのつけそばを逆輸入したのが『荻窪 丸長』であるという。
『荻窪 丸長』でつけそばをと考えたのであるが、現在休業中となっていたので、一番弟子とも言われている目白の『つけそば 丸長』へ行って来た。
『麺創庵 砂田』さんが、『○長』をリスペクトしたと言う、ざる中華を平日夜限定で提供を始めたと言うので、こちらも勉強させて頂きに行って来た。
その内また、記事にさせて頂くのでお楽しみに。
昭和を彷彿させるお薦めのクラシックなつけそばをご存じの方が居れば、コメントで教えてくれると嬉しい限りである。
さて、本日はであるが
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は総武線の錦糸町駅を最寄りとする
『漢ラーメン 室』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は木葉取月も半ばの頃。
この日は今はなき、盗まれてしまった自転車で錦糸町駅に降り立った日であった。
まだ、桜も残っており、良いサイクリング日和であった。
1軒目に伺ったのは、牡蠣ラーメンで有名な『麺や 佐市』であった。
こちらは牡蠣出汁と鶏白湯を合わせたスープで、濃厚な牡蠣ポタージュと言った印象であったのだが、記事にするにはパンチが弱い気がした。
それならば、気にかけていた家系ラーメンのお店に行って記事にしようと相なった訳である。
そのお店と言うのが
『漢ラーメン 室』
であった。
店の場所は錦糸町駅を最寄りとしており、駅を降りたら目の前のビル1階に入っている。
目の前の自転車置き場に自転車を停めて店に入るのであった。
漢ラーメン 室
店に入ってすぐの券売機を見ると未だに(4月19日現在)、ラーメン並が650円と言う料金設定なのは有り難い。
更に店主は『武蔵家 大井町店』での修行経験があるそうで、その遺伝子を引き継いでいるのかライス無料と言う漢気は健在であった。
我輩はラーメン並(650円)に漢増しトッピング(350円)を購入する。
生ビール(500円)もあったが、連食であったので我慢をし、ライス無料なので、半ライスでお願いする。
17:00と、普通のお店なら休憩に入っているような時間帯の訪問であったが、待ち客はなく、店内も4組のお客人。
調理している姿を見ながら待っているも一つ違和感が。
漢ラーメンを謳っているのに、調理場で麺上げを行っているのは職人気質の女性であった。
作業を見ていると大鍋で麺を茹で上げ、平ザルで麺上げを行なっていた。
先に
『半ライス』
が運ばれ、無料で頂けるカッパの漬物を添えてみた。
そのすぐ後に
『ラーメン並漢増し』
が着丼する。
家系ラーメンと言えば、お約束の海苔、ほうれん草、チャーシューと言う基本のトッピングに、漢増しにした事で全ての具材が増され、チャーシューは4枚、海苔が7枚となり、そこに味玉が付くようである。
スープを見る限り獣っぽさ全開の色をしているが、一口頂いてみると、濃厚でスープが舌にまとわりつく感触であったが、口の中に骨粉が残る苦手な感触。
これは時間帯であったり、タイミングに寄って大きく違うので、たまたま我輩が伺った時間帯が悪かったのかも知れん。
続いて
『麺上げ』
を行うと、酒井製麺の短い中太麺が顔を出す。
次に
『肩ロースチャーシュー』
であるが、もう一つは
『脂身が付いたチャーシュー』
が2枚づつあり、こちらは何処の部位だろうか?
『腕肉かな?』と思って聞いてみると、これはどちらも肩ロースであるが、漢増しでは脂身の多い方と2枚づつ入れているのだそう。
2軒目であっても家系ラーメンにごはんは必須と、海苔で巻いて食べたり、チャーシューと一緒に食べたりと、漢増しはお代わりしたくなる程のトッピングであった。
総括
今回、空丼の写真はあまり綺麗ではなかったので割愛させて頂いたのだが、それだけ濃厚と言う事かも知れん。
『武蔵家 大井町店』はマイルド系なイメージであったが、こちらの『漢ラーメン 室』は獣っぽさが残るワイルド濃厚系であった。
好みか好みではないかで言うと、好みではない方かも知れないが、反対側にある『武の極み』よりはこちらの『漢ラーメン 室』の方が断然好みであった。
ラーメン並が650円とコスパ最高な上にライス無料のおまけ付き。
漢らしい女将さんは接客も良い上にコスパも良く、近くなら間違いなくローテーションに入る実力店であるとお薦め出来る。
この値段で食べられるのも今だけかも知れないので、お近くの方は是非ともお試し下され。
本日はこれにて御免!
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