やあやあ、さむらいである。
2023年を迎え、昨年度の訪問ランキングをまとめてみた。
今年も訪問数1位を飾ったのは『麺処 晴』で、419杯中18杯であった。
近場で安定して美味しくニボチャージが出来るお店として重宝しているので堂々の1位であった。
次いで、2位は17杯の『中華ソバ ビリケン』となり、3位は『らーめん改』で16杯となった。
昨年は2位を飾った『麺処 ほん田 秋葉原本店』はと言うと、12杯となり圏外となったが、その理由は水曜日の特別限定営業をやらなくなったから。
その代わり、『麺処 ほん田 東十条店』で水曜日の特別限定営業をやるようになり、そこを合わせると『麺処 晴』と並ぶ18杯であった。
2023年は近場だけでなく、範囲を広げて宿題店を積極的に回っていきたいと思っているのでお楽しみに。
さて、本日であるが
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は中央線の中野駅を最寄りとする
『五丁目ハウス』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は初霜月も半ばの頃。
この日はらぁ麺仲間と車で遠征し、せっかく遠出しに来たので、もう一軒連食を試みる事に。
横浜家系ラーメン好きの仲間達であったので、二軒目は必然的に横浜家系ラーメンのお店が候補に上がる。
そんな中で候補に上がったのが、阿佐ヶ谷駅を最寄りとする『あさが家』と、こちらの『五丁目ハウス』であった。
多数決の結果、『五丁目ハウス』に決定し、お店に向かう。
中野駅周辺は路地が多いので、車で行くには不便であるが、少し離れた駐車場に車を停め、お店に向かう。
夜営業が、夕方17:00開店の所、15分程前に到着すると既に先客が2人居たのであるが、どう言う訳か一度その場を離れたので先頭に。
その後、開店と同時にその2人組が戻ってきて、その後は外待ちが出来る状態になっていた。
五丁目ハウス
明かりが点き、店内に案内されると、まずは先に食券を購入するシステム。
左上にはラーメン並盛が位置し、680円と言う破格の値段設定であるにも関わらず、ライスは無料であった。
並盛が160gで、中盛が240g、大盛が320gとなって、麺量が増える度に100円アップする。
そんな中、我輩は全部のせ並盛(980円)を選択し、瓶ビールを購入。
瓶ビールは小瓶が300円、中瓶が500円となっていて、我輩は小瓶を選択し、トッピングでキャベチャー(200円)も追加で購入、こちらは別皿で先にとお願いする。
キャベチャーと言えば、『吉祥寺武蔵家』でも提供があるが、茹でたキャベツとコマチャーシューを軽く味付けしたもので、トッピングで入れても良いし、ビールのお供にも最高の逸品なのである。
食券手渡し時にラーメンの好みを聞かれるのが、横浜家系ラーメンのスタンダード。
麺の硬さ、味の濃さ、油の量の好みをリクエスト出来るのであるが、我輩は初見のお店では、基本的に全て“普通”でお願いしているので、“普通”でオーダーし、サービスのライスは半ライスでお願いする。
まずは
『ビール小瓶とキャベチャー』
が先に配膳され、ビールの銘柄は一番搾りであった。
キャベチャーと調理姿をアテにビールを楽しんで待っていた。
横浜家系ラーメンの直系の多くは、テボザルではなく、大きな寸胴や鍋で一気に麺を茹でて平ザルで麺を湯切りしているイメージであるが、こちらのお店はテボザルの茹で麺器を使っていた。
カウンター5席の狭いお店なので、3杯か2杯づつ、調理している様子。
着丼を前に先に
『半ライス』
が運ばれ、卓上の辛子高菜は自由に取れる。
そして、ついに
『全部のせ並』
が着丼。
見た目は横浜家系ラーメンのお手本となるチャーシュー、海苔、ほうれん草と言った内容であるが、それぞれが増量されており、そこに味玉が付いているのが全部のせの模様。
まずはスープから頂くと、獣っぽさは皆無で、一言で言うと上品なマイルド系と言った感じで美味いw
二言になってしまったが、美味しければ良いではないかw
何処かでの修行経験があるのか調べてみると、前身は同じ場所で営業していた『煮干しらーめん青樹』の系列となる『五丁目煮干し』と言うお店で店長を務めていたそうだが、卒業と同時に居抜きで横浜家系ラーメンとしてオープンしたそうな。
その前に立川の『つばめ家』と言う横浜家系ラーメンでの修行経験もあったらしい。
続いて
『麺上げ』
を行うと、酒井製麺製よりも気持ち細めの麺が顔を出す。
この時点で酒井製麺ではないと気付いたが、店内にはヒントがなく、過去の投稿を調べてみると、三河製麺所の麺を採用していたそうな。
次に
『チャーシュー』
であるが、こちらは肩ロースの煮豚系のチャーシューとなっていて、柔らかく美味しい上に特製で4枚も入っていた。
二軒目であった事を忘れ、ビールを頂いているにも関わらず、完飲してしまうのであった。
総括
横浜家系ラーメンとなると、濃厚なお店がどうしても多くなるイメージであるが、空丼を見てわかる通り、綺麗なスープであった。
具材もいっぱいで、既にお腹いっぱいではあったがキャベチャーもあったので、ライスを普通盛りにしておけば良かったと、軽く後悔した。
とは言え、コスパと味とどちらも大満足の逸杯であった。
今更であるが、『五丁目ハウス』の由来は家系の家から来ていたのかと納得するのであった。
本日はこれにて御免!
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