やあやあ、さむらいである。
毎年、夏になると伊豆の下田へ行っていたのだが、コロナの影響でここ2年行けていない。
下田と言えば黒船来航で有名であるが、白浜海岸と言う綺麗なビーチの方が有名かも知れない。
おっさんなので、ビーチでナンパする訳でもないが、下田に半移住した幼馴染がいるので毎年遊びに行くのが夏の恒例行事となっていた。
海岸でビールを飲んで、暑くなってきたら海に入って涼み、上がったらまたビールを飲む。
毎年泊まっているゲストハウスで友人と夕飯を作っては、共有スペースのリビングでたまたま泊まっていた方々と一緒に飲めや歌えの宴会に発展する事もある。
当たり前に過ごしていた夏が、今となってはかけがえのない最高の時間であったとコロナで知る事となった。
来年こそは当たり前の夏を取り戻したいと願っている。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2018年に“百名店”に選出されると3年連続で選ばれている
『新橋 纏』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は弥生も半ばの頃。
半年程前に訪問した時のお話で申し訳ない。
緊急事態宣言下で思うようにらぁ麺活動が出来ていないと言う事もあるが、こちらのお店は記事にしようと訪問した店のはずなのに、埋もれてしまっていただけのお店である。
記録は残しているが、少々うる覚えなので、細かいレポートとは言えないかも知れないがお許しを。
この日は2回目の緊急事態宣言が明けた頃で有ったと記憶している。
夕方に新橋近辺に訪れた我輩であったが、日曜日の17:00と言う事で少々、早い時間帯であり、やっているお店も限られてくる。
何処か伺えそうな店はないものかと調べていると
『新橋 纏』
が17:30からの営業と言う事で、少し早いが開店前に並ぶ事に。
お店は山手線の新橋駅を最寄りとし、烏森口から徒歩3分となっている。
お店が小路地の奥ばった場所にあるので、初めての方は見つけ辛いかも知れんので、行列が出来ている時の方が逆にわかりやすいと思われる。
以前にも甥っ子と一緒に来た事があるお店で、その時も並んだので、どうせ並ぶだろうからと言う考えであった。
17:20頃に到着したのだが、既に店内は満席と言う状況で、外で待つ。
早めに開けてくれたのかと思ったが、コロナ禍と言う事で夜営業を17:00~20:00に変更していると言う事であった。
と言う事は、恐らく2回転目での案内だったようで、およそ10分程で店内に案内されるのであった。
新橋 纏
店に入るとすぐ目の前に券売機が有るので、そこで食券を購入する流れであるが、並んでいる最中に先に食券を購入するように案内されていた。
お店の看板メニューは平子煮干そば(800円)と、並んであるのが烏賊干鶏白湯そば(900円)と言う2枚看板のお店。
一応、濃厚鶏つけ麺(900円)もあったが、メインは上記二つと思われる。
トッピングは色々とあるのだが、味玉だけのトッピングでも120円の所、特製トッピングが200円と安価でチャーシュー、味玉、メンマ、海苔が増えるので大分、お得なトッピングとなっている。
緊急事態宣言が明けていたので、ビール(500円)も注文し、気になった炙りチャーシュー葱ごはん(300円)も購入していた。
席に案内されると、すぐに
『スーパードライ中瓶』
が運ばれた。
嬉しい事にこちらは、穂先メンマのおつまみ付きw
写真を撮り終えた所でビールを頂こうとするも、すぐさま
『炙りチャーシュー葱ごはん』
が運ばれる。
これはこれで葱がたっぷりで美味そうだと写真を撮ると、これまた間髪入れずに
『特製平子煮干そば』
が運ばれるのであった。
いやいや、まだビールに口すら付けていないのだけれどw
どうやら、並んでいる最中に食券を購入させたのは、先に作っておく為であったらしい。
もうちょっと、ゆっくりビールを飲みたかったなと贅沢な思いを持ちつつも、麺が伸びてしまうので早速、らぁ麺から頂く事に。
チャーシューは5枚入っており、味玉、海苔2枚と、隠れてはいるが穂先メンマが沈んでいて、少量のみじん切りされた玉ネギに真ん中には三つ葉が添えられていた。
少し魚粉っぽい粉が浮いているスープは、サラサラと言うより、トロっとした少し粘度が強めのスープとなっていて、煮干の香り高い匂いが鼻を抜ける。
煮干と言っても色々な種類があるのをご存知だろうか?
家庭で使う煮干は大体がカタクチイワシである事が多いが、らぁ麺店で使うものは色々な種類があり、マイワシであったり、鯵であったり、鯖、トビウオ(あご出汁)、キビナゴと言ったものがある。
更にその中でもブランドがあったり、様々な種類を組み合わせる事で無限大の表現が出来るのである。
ちなみに、平子煮干と言うのはマイワシの小魚で、マイワシが小さい時は身体が平たい為、平子と呼ばれているらしい。
ニボラーの我輩にはドストライクな味で、コクも有って若干のえぐ味さえ心地良い味わいで美味しい。
以前に伺った時は烏賊干鶏白湯そばを食べたのだが、我輩の好みは断然、平子煮干そばであった。
続いて
『麺上げ』
を行うと、三河屋製麺製のパツっとした細麺が顔を出す。
良くある煮干系のパッツン麺に近いが、茹で加減はしっかりしていて、若干柔め。
これはビールからの怒涛の流れを考えると少し時間が経っていたからかも知れんw
ここで、初めて水代わりにビールを一口頂くのであった。
続いて、手前にあった
『肩ロースチャーシュー』
を頂くと、ホロっとした感じで味付も控えめ。
結構厚めに切られており、食べ応えも十分な上にこれが5枚も入っているとはw
コスパも良く、有難いが正直飽きてしまうと思うので、2枚は別の部位のチャーシューの方が喜ばれそうだと感じた。
これだけでも腹パンパンになりそうだが、炙りチャーシュー葱ごはんも頼んでいたのだ。
こちらは味付けされたたっぷりの葱の下に、炙られたチャーシューが隠れていてこれまたボリューミーであったw
そして、飲むタイミングが難しいビールにアップアップしながらも最後はスープを完飲し、残ったビールを無理矢理飲み干すのであったw
総括
味玉もしっかりと味が入っていて美味しかった。
平子煮干と見ると煮干系が苦手な方は敬遠してしまいそうであるが、鶏や豚と言った動物系のスープも下支えしてバランスの取れたスープとなっているので美味しく頂けると思う。
特製トッピングのコスパは最高なので、お薦めしておく。
チャーシューのバランスと、あと和え玉があれば良いなと思う今日この頃。
とは言え、新橋と言う土地柄、日曜休みが多い地域で、日曜営業してくれているのでお薦めさせて頂く。
本日はこれにて御免!
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