やあやあ、さむらいである。
久々の記事更新となるのだが、また不具合が出てエラー画面が表示されるのではないかと、ビクビクしている。
最近、記事更新出来ていなかったのはブログに不具合が発生し、サイトが表示されないと言った事象が度々起こっており、その対策に追われていた為である。
更にエラー解除をしている中で、何をやらかしたのかわからぬが、らぁ麺ブログにアクセスしているのに、別のメインブログに接続してしまう不具合が発生してしまったのであった。
そう言った経緯で、復旧するのに2,3日を要してしまったのである。
まだ、白画面のエラー画面になってしまう事象の原因が解消されていないと思われるので、開けなくなる可能性も有ると思われる。
さて、気を取り直して本日であるが
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると、4年連続で選ばれている
『つけ麺 道』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は青水無月も半ばを過ぎた頃。
緊急事態宣言が解除された頃であったと記憶しているが、梅雨入り宣言はされていないのに夏日が続いていた。
こんなに連日暑いとなると、“らぁ麺が食べたい”熱は冷めてしまう反面、つけ麺が食べたくなるのであるw
つけ麺の銘店はいくつもあるが、その中でも我輩がピカイチに評価しているお店があったので、久々に訪問してみる事に。
そのお店と言うのが、JR常磐線の亀有駅を最寄りとする
『つけ麺 道』
である!
こちらの店主であるが、『東池袋大勝軒』系の“麺屋こうじグループ”で修行されていたそうで、あの『麺処ほん田』の本田氏と兄弟弟子となり、『麺処ほん田』をお手伝いしていた時期も有ったとか何とか。
つけ麺の生みの親と言われている『東池袋大勝軒』の山岸氏の孫弟子となるが、果たして!?
つけ麺 道
『つけ麺 道』に行ったのは昨年の夏。
昨年は昼時のピーク時間を外し、14:00以降に行ったのにも関わらず、10名程列が出来ていて、着丼まで50分待ちであった。
時間をずらしても混雑しているイメージであったので、この日は更に時間をずらし、15:00に伺うと、外待ち5名となり、そこまで並んでいなかった。
お店はカウンター8席なのだが、4名づつの完全入替制となっているので、2回転で入店出来る計算。
そして、待つ事15分程で店内に案内される。
先に券売機で食券を購入するのだが、メニューは至ってシンプルでつけ麺のみ。
素つけ麺が750円となっていて、トッピングが付く通常のつけ麺が1000円、トッピングが豊富な特製つけ麺が1250円となっている。
塩つけ麺(950円)や塩らーめん(900円)と言った押しボタンもあるが、売り切れとなっていて、この日はサイドメニューの白めしも売り切れであった。
麺量は並盛の茹で前で200gとなっていて、中盛(100円)で300g、大盛(200円)で400g、特盛(300円)で500g
、男盛(400円)で600gとなっている。
特別に女盛(100円)と言うのも有るのだが、麺量は150gと少なくなるが、デザートの杏仁豆腐かクリームブリュレが付いていて、こちらは女性か小学生以下のお客様限定となっている。
我輩は迷いなく、特製つけ麺中盛(1350円)と、瓶ビール(500円)を購入し、席に着く。
しばらくすると、キンキンに冷えた
『一番搾り中瓶』
が運ばれ、これが嬉しいおつまみ付きw
炙られたチャーシューなのだが、お皿が熱くなっておりますのでお気を付け下さいとの気の利いたご案内。
店内に目を配ると『東池袋大勝軒』の山岸氏が“参った”と書かれた書が掲げられている。
この日は厨房に立つ店主と持ち回りのスタッフさんがおり、二人体制だったのだが、作るのは店主のみ。
先にお盆に“ネギと薬味”が配膳され
『本日の薬味ですがニンニク醤油となっています』
と先付けされる。
そんな最中、4名分の麺を一気に茹で上げ、冷水で締めて皿に盛る。
続いて運ばれたのが
『特製トッピング』
であったのだが、通常のつけ麺もトッピングは別皿で運ばれていた。
特製トッピングには、部位の異なるチャーシューが1枚づつ、食べ易くした穂先メンマにつくね2個に味玉と海苔3枚がのっていた。
ちなみに、常連さんっぽい方が素つけ麺を頼まれていたが、こちらはネギと本日の薬味のみのトッピングであった。
麺が運ばれると、熱々にされたスープが配膳され
『特製つけ麺中盛』
が完成したw
スープの器が熱くなっていますのでお気をつけ下さいとお気遣い。
まずは、麺だけを頂いてみたのだが、しっかりと締められた極太麺は小麦の風味をしっかりと感じつつ、甘味も出ていてこれだけで美味い。
熱々のスープにくぐらせたこちらが
『麺上げ』
した画像であるw
スープはいわゆる、“魚介×動物系”なのだが、言葉では言い表せない程、美味い。
ここは流石に
『で、あるか!』
が発動したw
表現に困るが、我輩にとって“魚介×動物系”は好きだし美味いのだが、味の想像が出来てしまうので、好んで食べる事はあまりない。
『東池袋大勝軒』のような“端麗系”のつけ麺と比べると、飽きが早い。
“魚介×動物系”の歴史を辿ると、川越の『頑者』が発祥ではないかと言われている。
次いで、『六厘舎』や『TETSU』と言ったチェーン店が台頭してきたイメージなのだが、後発組は何処かオリジナル性が欠けているように感じていた。
えぐ味や苦味を砂糖の甘味で誤魔化していたり、魚粉で誤魔化していたり。
これは我輩の勝手な独断なので辛口なのはご容赦頂きたいが、チェーン店となれば味がブレてはいけないので、そうなりがちなのは致し方ないし、それでも十分美味しい。
そんな中で、“魚介×動物系”なんて大体何処も一緒でしょと、こちらの『つけ麺 道』を食べるとぶん殴られたような衝撃を受ける。
スープは雑味と言った余計なものを一切排除したスープとなっていて、他とは比べられない、格別なのである。
どちらかと言えば甘味は強めで、これがスープに寄るものなのか、麺に寄るものなのかわからない。
麺とスープだけでもこれだけの完成度なので満足してしまうが、トッピングのそれぞれも美味しく、特に馬鹿に出来ないのが先付けされていたネギ。
薬味と言ったイメージが強いネギであるが、このネギがいちいち美味い。
瑞々しく、歯応えもシャキシャキしていて、麺とスープとの絡みも最高なのであるw
後から座ったお客人がネギ抜きと頼んでいたのを見て、とても残念に思った。
もしかしたらここのネギを食べて今までの概念が変わり、ネギが好きになっていたかも知れないのに、と。
好みは人それぞれなので、強制したりは出来ないのだが、我輩は嫌いな食材でも出されたものは食べるようにしている。
炒飯にグリンピースが入っていても、我輩が食べた事がないようなグリンピースかも知れないし、苦手なパクチーが入っていても頼んだからにはと、覚悟して食すように心掛けている。
これは我輩の嫌いが好きに変わるかも知れないと言う期待を込めて行っているのである。
こんな無駄話をしている間に気が付けば完食間近。
途中から今日の薬味のニンニク醤油をのせて食べてみたり、卓上のフルーツ酢を掛けて味変をしてみたり楽しみ、最後はスープ割りをお願いする。
スープは途中で温め直しもしてくれるし、スープ割りの際も温め直ししますか?と尋ねられる。
我輩は温め直しをお願いし、最高のスープを最後まで楽しむのであった。
総括
退店時に外には4名しか待ち客がいなかった。
正直に言って、『つけ麺 道』レベルのお店でほぼ待ちなしと言うのは滅茶苦茶ラッキーであると思う。
これがコロナに寄るものなのかわからぬが、美味しい“魚介×動物系”のつけ麺を求めているなら是非とも行って欲しいお店である。
初めて来た時もそうであったが、美味し過ぎて帰り際にはお土産用のつけ麺も追加購入していたw
はっきりしているので言うが、都内で食べる“魚介×動物系のつけ麺”と言うジャンルなら我輩は一番にお薦めするお店なので、是非とも行って欲しい。
本日はこれにて御免!
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