やあやあ、さむらいである。
先日、“ミシュランガイド東京2021”が販売された事で、未訪問であったお店に訪問し、記事にしてきた。
今回、初掲載されたのは『生粋 花のれん』、『キング製麺』、『ねいろ屋』、『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀』、『神保町 黒須』の5店舗であるが、一応は全店舗記事にする事が出来たのである。
しかし、せっかくなので改めて記事にしたいと思ったのが、今回ご紹介する
『神保町 黒須』
である。
なぜなら、我輩は過去に『神保町 黒須』を2回取り上げており、ミシュランに一番近い店と公言していたお店なのである!
それが今回、正式にミシュランビブグルマンに選出されたとあっては、記念に取り上げない訳にはいかないではないか。
と言う訳で、本日も
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
今回、新たにミシュランガイド東京2021が発表されたので、近日中に全20店舗を制覇させて頂く。
もちろん、“さむらい流ミシュラン道”では過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくのである。
本日はミシュランガイド東京2021で初めてミシュランビブグルマンに選出された
『神保町 黒須』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は霜月も月末の頃。
11月も月末と言う事で、12月頭には今年のミシュランが発表される直前の訪問であった。
毎年、冬場の恒例とも言える牡蠣を扱ったらぁ麺を限定で販売され始めたので今年も頂こうと伺ったのであった。
ちなみに、昨年の
『牡蠣蕎麦』
がこちら。
ブログを開始する前に食したものなので、細かい記録はないのだが、春菊が添えられ、カボスが効いて大変、美味しく頂いたと記憶している。
果たして、今年の牡蠣蕎麦は如何に?
神保町 黒須
我輩がこちらの『さむらい流らぁ麺道』を立ち上げてもうすぐ、一年が経とうとしているのだが、一つの店舗を3回取り上げるのは、今回で初となる。
それだけ、我輩の『神保町 黒須』に対する信頼が、高い証拠である。
ミシュランに掲載された事でより、更に混雑される事が予想されるのだが、この時はまだ、ミシュランが発表される前の話。
しかも、この日は先に他の店舗へ訪問し、連食しようとしていた。
その為、ビールやサイドメニューは控えているのでご了承下され。
今一度、場所をおさらいしておくと、神保町駅のA1出口を出て左手に進み、大きい交差点を渡った先の城南信用金庫の裏路地に入ると右手にお店がある。
この日はもうすぐ、ランチ営業が終わろうかと言う時間帯であった為、待つ事なく入店出来た。
購入したのは広島県産牡蠣の塩蕎麦(1350円)を牡蠣増し(300円)で。
いつもは待っている間に事前に食券を渡しているので、着席してから左程待たずにらぁ麺が運ばれるのだが、この日は待ちがなかった為、いつもよりは待たされたが、それでも早いw
早速
『広島県産牡蠣の塩蕎麦(牡蠣増し)』
が運ばれた。
牡蠣の旨味エキスが滲み出ている緑掛かったスープに、大振りの牡蠣が4個も乗っている。
外側に揉先メンマ、薄切りチャーシュー2枚に青ネギが添えられている。
早速、スープをと頂きたい所であるが、食べ方にお薦め手順がある。
提供されている牡蠣はほぼ、生牡蠣となっているので、スープに沈ませてスープで軽く火入れしてから食すのが、黒須流の食べ方とされているのである。
まずは麺の下に牡蠣を忍ばせ、レンゲでスープをすくい上げ頂くと、牡蠣の磯の香りが鼻を抜け、牡蠣の出汁が溶け込んだスープで旨味が口に広がると、後味に程良いコハク酸の苦みが舌を刺激し、一口で
『で、あるか!』
が発動した。
昨年のに比べると春菊やカボスと言った香りの強い食材に頼っていた感があったが、今年のは完全に牡蠣のみで仕上げてきており、今年もまた、ブラッシュアップされたなと感銘を受けた。
麺はパツパツとした食感の細麺で、細麺ながらも小麦の風味が感じられ、これもスープとよく合っている。
そしてこれが、メイン食材である
『広島県産の牡蠣』
である!w
スープで程良く、火が入った半生の牡蠣はプリプリで美味いw
実は貝系で当たった経験のある我輩は苦手食材なはずなのだが、『神保町黒須』の牡蠣は絶品なので、牡蠣増しまでしているのであるw
昼飯で2軒目の連食と言う事で、お腹は一杯で有りながらも、スープも完飲してしまうのであった。
総括
実は記事作成している12月29日が2020年の年内最後の営業で更に、牡蠣蕎麦も今月一杯とあった為、訪問して来たのである。
混雑を避け、14:00過ぎに訪問すると、残念ながら牡蠣蕎麦は売り切れであった。
と言う訳で、これまで未食であった、上記の
『特製煮干蕎麦』
を初注文。
見た目ではわからないが、少し粘度のあるスープに焦がした香味油が浮き、パッツンとした細麺が良く合った逸杯であった。
『神保町黒須』が煮干を扱うとこうなるよと言った、お手本のようならぁ麺であった。
年明けは1月7日から営業を再開されるようであるが、一つお知らせが。
素材に拘り更なる美味しさを追求する為、若干の価格改定を来ない、値上がりをするとの事。
とは言え、値上がりしてもプライスに恥じず、むしろ安いとさえ感じさせてくれる逸杯を頂けるので安心して訪問して下され。
兎も角、黒須殿、ミシュランビブグルマンに初選出おめでとう!
過去に投稿した『神保町黒須』
本日はこれにて御免!
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