やあやあ、さむらいである。
せっかくのゴールデンウィークであるが、緊急事態宣言が発出された事で何処にも出掛ける事が出来なくなった。
元々、人が多いのは苦手なので大型連休に出掛けたりする習慣はなかったのだが。
いざ、出掛けてはいけないとなると、出掛けたくなってしまうのはなぜだろう。
とは言え、不要不急の外出をする事は控えねばならないと思っているので、近場のらぁ活のみでしのごうと思っている。
何とか、11日で解除される事を願っている。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると、4年連続で選出されている
『こうかいぼう』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は弥生も月末の頃。
実はこの日、『麺屋吉左右』に訪問した日で、近くで連食出来る店はないかと探した結果、『こうかいぼう』を思い出したのである。
『麺屋吉左右』は東陽町駅であったのだが、一つ隣の門前仲町駅に食べログ百名店に選出されていたお店があったなと。
1駅なので歩いて向かい、少しでも腹を空かせようと徒歩で向かうのであった。
もし、門前仲町駅から向かう場合であるが、6番出口を出たら目の前の大通りを右手に進み、深川一丁目と言う大きい交差点を渡ったら右へ曲がるとその通り沿い左手側にお店が見えて来る。
東陽町からだと逆方向からの到着となるのであるが、我輩が14:30頃到着すると、店内の待ち席に1人待ちと言う状況であった。
こうかいぼう
店内の待ち席で待っていると店員さんからメニューを渡され、注文を決めているとすぐにカウンター席に案内される。
券売機はなく、注文を取り、最後にレジで精算するシステムであった。
とりあえず、らーめんは味付きたまごらーめん(800円)にし、記事にするつもりであったので生ビール(460円)もお願いする。
ランチタイムだけでなく、ちゃーしゅーごはんセット(950円)と言うお得セットを終日で提供しているのでサイドメニューを頼みたい方には持って来い。
この日、我輩は2杯目であったので、流石にご飯物は控えるのであった。
とは言え、前の『麺屋吉左右』でもビールを頼んでいて、こちらでもビールをお願いしているので、腹はパンパンであった。
我輩にとってビールは水と変わらないのであるが、腹持ちは良くなってしまうので、連食する時は普段からビールは控えていたのであるが、どちらのお店も記事にしたいと言う思いからどちらでもビールを頼んでしまっていた。
ビールはまだかな~?と待っていたが、こちらのお店はご夫婦で営まれているようで、らーめんを作る手を止める訳にはいかないのか、先客にらーめんを配膳してからビールを用意するのであった。
そんなこんなで少し待たされてから
『生ビール』
が運ばれる。
こちらのお店では生ビールはカールスバーグとなっているのだが、ハートランド中瓶(600円)や、モルツ中瓶(560円)も取り扱っていた。
ハートランドも美味いが、カールスバーグも飲みやすいので、中々美味い。
しかも、チャーシューの端肉のおつまみ付きとは有り難いw
待っている間にカウンターに貼られているお店のご紹介を読んで見るとそこに書いてあったのは“とにかくらーめんが大好きで毎日食べたい店主がほんとうに毎日食べられるらーめんを追求し続け研究に研究を重ねて辿り着いた一杯です”との事。
これはとても気持ちがわかる。
我輩もこれだけらぁ麺が好きなのであれば、自身でらぁ麺屋をやったら良いではないかと、言われる事がある。
確かにらぁ麺は好きだが、作るのが好きなのではなく、食べるのが好きなのである。
今日は清湯系が食べたいと思ったら清湯系の店に行き、豚骨系が食べたいと思ったら好みの店に赴く。
我輩はその日に寄って食べたいらぁ麺が変わってしまうので、毎日食べても飽きないらぁ麺を作るにはその日に寄って味を変えるしかないではないか。
これが出来るなららぁ麺屋も面白いなと思うのだが、毎日味を変えずに飽きずに食べられるとなると、相当難易度は上がってくるではないか。
正直、これまでに美味しいと称されるらぁ麺を食べ続けてきたが、毎食でも飽きないらぁ麺が有ったかと問われると一つの味なら“ない”と言える。
だからこそ、自身でらぁ麺屋をやるなど以ての外なのである。
それでもこちらの店主はその境地のらぁ麺を提供する為に、辿り着いた一杯だと言うなら楽しみで仕方がない。
ビールを飲み干して間もなく
『味付きたまごらーめん』
が運ばれた。
手前には太目のメンマが並び、中心には小ぶりのチャーシューが鎮座し、その上に白ネギが散りばめられ、海苔で蓋をされたような佇まいで横に味付きたまごが横たわっていた。
濁ったスープを見て、すぐに分かったのは魚介×動物系だと言う事。
先程食べてきた『麺屋吉左右』もこの、魚介×動物系だったのである。
細かいリサーチをしていた訳ではないので、まさかの同系統に自身の店選びのセンスを疑ったが、美味しければ良いではないか。
そう思いながらスープを一口頂くと、確かに『麺屋吉左右』と同系等ではあるものの、こちらの方が魚介感が強く感じた。
スープは豚骨と鶏ガラ、昆布、煮干、香味野菜、鰹節などから炊いているそうである。
続いて
『麺上げ』
をすると出てきたのは、菅野製麺所の特製たまご麺で、切り刃20番との事。
切り刃20番と言われてもイメージが沸かないかも知れんが、細めのイメージなのに、こちらの麺は少し、太めに感じるのであった。
スープの持ち上げ良く、スープとの一体感が良い。
味玉以外はデフォルトなので、少々物足りないかも知れんが
『チャーシュー』
は小ぶりでボリューム感はないが、柔らかく、口の中で溶け出すような味わいであった。
味玉もトロっと溶け出す程の半熟具合で美味しかった。
一軒目の『麺屋吉左右』でもビールを注文した上でスープも完飲完食で、こちらでもビールを頂き、お腹は一杯のはずが、最後まで完飲完食するのであった。
総括
いやはや、美味しかった。
ただ、『麺屋吉左右』の記事でも触れたが、魚介×動物系のらぁ麺と言うのは、どうしても味が想像出来てしまう。
想像出来た上でその想像を超えてくるらぁ麺ではなかった。
美味しいし、そうそう、そうだよね~と言う感じなのである。
こればっかりは我輩のバカ舌がいけないのかも知れないが、大きく差が生まれるものではなかったと言うのが正直な感想である。
ただ、連食で同系統のらぁ麺を食した感想として、『麺屋吉左右』と『こうかいぼう』とではどちらがさむらいの口に合ったかと言うと、『こうかいぼう』に軍配が上がる。
正直に言ってどちらも美味しかったのであるが、差が出たのは麺であった。
『麺屋吉左右』の麺は自家製麺なのだが、スープとの一体感が若干、感じられなかったのに対し、『こうかいぼう』は麺とスープが有っていたと感じたのである。
味覚は人それぞれなので、我輩の感想が絶対ではないが、一つの参考になれば幸いである。
本日はこれにて御免!
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