やあやあ、さむらいである。
更新が一日遅れてしまい、申し訳ない。
実は、我輩の年齢は公表していないのだが、およその年齢は我輩の『さむらい物語』を読めばお察しの通りとなっている。
敢えて、リンクを貼ったりはしないので気になる方は『さむらい物語』を検索してみて下され。
そんな良い歳の我輩が昨日、久々となる友人の結婚式に呼ばれたのである。
この歳になってもまだ、呼ばれるのかと驚いたが、めでたい席なので参加させて頂く事にしたのであった。
本来は昨年行われる予定であったのだが、コロナのせいで延期となり、仕切り直して今月やる予定になったのに今度は東京は緊急事態宣言となり、開催される地元の神奈川もまん延防止措置となって、酒類の提供はなしと言う状況になってしまった。
結婚式で酒飲めないのは厳しいなと思いつつも、こんな厳しい状況下で1年待って結婚式を挙げる決心をした友人に敬意を称し、参加したのであった。
そんなこんなで更新が遅れてしまった言い訳をしつつ、暗いニュースばかりの中、明るいニュースをお届けしたのであった。
さて、本日であるが
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると4年連続で選出されている
『麺屋ひょっとこ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は花残月も半ばの頃。
この日は銀座に訪問する用事が有ったので、何処か記事に出来そうなお店はないかと考えていると、思い出したのがJR山手線の有楽町駅を最寄りとする
『麺屋ひょっとこ』
であった。
こちらの『麺屋ひょっとこ』であるが、有楽町駅の駅前にある、パスポートセンターが入っている東京交通会館と言う名のビルの地下にあるのだが、ここの地下には洋食の『キッチン大正軒』や、とんかつの『あけぼの』と言った有名店が連なっている場所の一角にあるのだ。
そんな一角の目立つ場所に『麺屋ひょっとこ』が存在感を示しているのであるが、つい2~3年前は時間を問わず、常に行列を成していたイメージであったが、この日は14:00過ぎに伺うと、カウンター半分が埋まる程のまばらな客付きであった。
目立つ場所にむき出しの狭いカウンター7席のお店。
間仕切りも置けない程の狭いスペースなので、感染対策は微妙と言えるが、皆黙食を心掛けていて、店主も無駄な言葉は一切ない。
こちらのお店は食券を購入してから並ぶスタイルなのだが、この日は空いている席に着席するのであった。
麺屋ひょっとこ
狭いカウンターであるが、中の厨房はもっと狭い。
良くこんな狭いスペースで商いが出来るなと思ったが、仕込みはまた別のキッチンで行っているようで、時折、具材を補充をしている姿を目にする。
それでも、調理に携わっているのは店主と思われる初老の方と、主に片付けを担当されている方のみ。
我輩が購入したのはお店の一推しとなる和風柚子柳麺(760円)とサイドメニューの茶飯(沢庵付き180円)。
こちらのメニューは和風柳麺(690円)と和風柚子柳麺の2種類のみとなっていて、それぞれ+200円で焼豚柳麺にする事が出来る。
そして、アルコールの提供は緊急事態宣言関係なく、こちらの店舗では扱っていない。
席に座ると厨房で作っている姿は丸見え状態。
丼は有田焼にこだわっているようで、壁で様々なデザインを紹介されているのだが、当たりハズレでもあるかのように、どの丼で運ばれるかはお楽しみと言った演出がなされているようであった。
着席してすぐに運ばれたのは
『茶飯(沢庵付き)』
であった。
作っている姿を見ると決して丁寧には見えず、雑な手つきで調理を進めているが、無駄な動きは一切ない。
こんな雑な調理では仕上がりはたかが知れていると懸念したが
『和風柚子柳麺』
が運ばれたのを確認すると、雑な調理とは裏腹に意外と綺麗な仕上がりw
これが職人技で流石と言うべきなのか微妙なラインであったが、一先ず受け入れる。
見た目は塩なのか、白醬油なのかわからぬが、白濁としたスープに、中心には綺麗に成型された厚めのバラ肉の焼豚が横たわり、三つ葉に白ネギと薬味が入り、メンマの下に半玉の茹で玉子が隠れ、真ん中には黄色くおろされた柚子がスプーン一杯分程、掛かっていた。
正直、雑に見えた調理とは打って変わって意外と綺麗に仕上がった柳麺(らーめん)はであったが、茹で玉子は見えて欲しかった。
手前からレンゲでスープをすくい上げ、一口頂くと『これぞ和風!』と言った風味が鼻から抜け、良い塩梅の出汁加減はとても美味しく、柚子との相性も抜群であった。
これに合わせた
『麺』
を持ち上げると、少し縮れた細麺が顔を出す。
啜り心地も良く、スープの持ち上げも良いので、この和風出汁のスープに良く合っている。
また、三つ葉も良い仕事をしていて、柚子と三つ葉で交互に香りの変化をもたらしながら、食感を楽しませてくれていた。
メンマは在り来たりな味付けであったので、これと言った感想はなかったが、分厚く切られた焼豚は存在感も大きく、しっかりとした味付けがなされ、ホロホロと言った噛み応えで、ボリュームも有って美味しい。
3回位に分けて食べたのだが、焼豚柳麺にするとこの焼豚が3枚も入ってくるので、相当なボリュームになってしまう。
焼豚好きなら問題ないが、我輩は途中で飽きてしまうので、いつも焼豚柳麺は頼まないようにしている。
しかし、この焼豚と茶飯の愛称はすこぶる良いので、お腹に余裕が有って焼豚好きならセットで茶飯を頼めば飽きずに平らげる事が出来るだろうw
総括
塩らぁ麺系はあまり頼まない我輩であるが、美味しかったのである。
こちらの柳麺(らーめん)は選択肢が柚子入りか否かしかなのであるが、以前営業していた銀座店には醬油柳麺が有ったのである。
オープン直後に伺ったのだが、それも美味しかった。
特製焼豚醤油柳麺生姜付を注文したにも関わらず、肝心の生姜が付いてこず、帰宅してからそう言えば生姜なかったなと、思い出したのは良い思い出であるw
そんな銀座店もコロナの影響からか、敢え無く閉店となってしまい、醤油柳麺は幻となってしまったのであった。
こちらの店舗はキャパが狭いのでメニューを増やすのは難しいかも知れんが、コロナが落ち着いたらまた、支店を出して頂き、醤油柳麺と再会させて頂ける事を切に願うのであった。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓