やあやあ、さむらいである。
我輩の個人情報であるが、生まれは世田谷で、小学2年生の時に横浜市青葉区に引っ越しをし、『ご出身は?』と聞かれた場合、一番長く過ごした地元である横浜とお答えしている。
横浜と言えば、まさに市役所のある中区とか、桜木町辺りを想像しがちなので、正確に言うと『青葉区が横浜名乗るなよ』と言われても、仕方がない程離れているw
分かってはいるが、青葉区で通じない可能性を考えると、横浜とお答えする方が相手にも伝わりやすいので、そうお答えしているのである。
『横浜の何処ですか?』と聞かれた場合は、相手もある程度の知識を持ち合わせていると判断し、正直に青葉区とお答えしている。
何故、今回このような話をしているのかと言うと、今回ご紹介するお店が地元ではないけれど、我輩の幼少期に良くお世話になった土地であったからw
それが鷺沼(さぎぬま)で、川崎市なので横浜市のお隣になり、鷺沼プールと言う市民プールがあったのだが、夏場になるとしょっちゅう訪れていた懐かしい場所なのであるw
川崎市民の子供は特別料金で入れたので、横浜市から伺う我輩達はアウェーの洗礼(通常料金)を受けていたのだが、それでも良く行って水遊びをした記憶がある。
地元ではないが、本日はそんな思い出の地のお店をご紹介したいと思う。
と言う訳で、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“ラーメン百名店”は北海道エリア・東京エリア・神奈川エリア・大阪エリア・EASTエリア・WESTエリアの六つに分かれて表彰されている。
本日は2020年に“百名店”に選出されると、5年連続で選ばれている
『麺処 懐や』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は夜長月も半ばの頃。
この日は南町田のグランベリーパークへ買い物に行く予定であったので、地元近くのお店を探す。
我輩が育った市ヶ尾には『麺処 秋もと』があり、狙っていたのだが、残念ながら臨時休業に。
何処か途中下車で行きたかったお店はと探していると
『麺処 懐や』
を思い出す。
『麺処 懐や』と言えば、“天空落とし”の湯切りで有名になった『中村屋』ご出身のお店で、期待が出来る。
現在、『中村屋』は日本での営業を終了し、アメリカのニューヨークでのみ営業している。
かなり昔、過去に一度食べた事があるはずなのだが、味は全く覚えていないw
果たして、“天空落とし”は引き継がれているのか?
麺処 懐や
まずはお店の場所であるが、東急田園都市線の鷺沼駅を最寄りとし、北改札口を出て左へ進んですぐ右手に曲がると、前方にお店が見えてくる。
この日は平日の13:00頃の到着であったが、特に並びもなく…と思いきや、入り口へ近づくとお店の脇に待っている方がw
外観の画像の黄色い三角看板の左奥に列を作るのが、ルールのようである。
入れ替わりのタイミングだったようですぐに中に入ると、中にも5人の待ち客がいたが、中は座って待つ事が出来る。
徐々にズレて行き、待ちの先頭の位置に券売機が設置してあるので、ここまで来たら食券を購入する流れ。
券売機の左上には特しょうゆ(細麺)が位置し、それが850円なのだが、驚いたのはデフォのしょうゆが650円なのであるw
味はしょうゆか塩となり、麺は細麺か平打から選び、特なら850円、デフォで650円となり、更に小もあってそれが600円となっているw
普段なら左上なのだが、お連れ様は特塩(細麺)にすると言うので、我輩は特しょうゆ(平打)を選択し、サイドメニューのネギチャーシューごはん(250円)を。
更にビール小瓶(380円)を購入し、おつまみメンマが100円だったので買いたかったが、残念ながら売り切れであった。
席へ案内されたのが13:40頃で、入店時には味玉ごはん(250円)は売り切れだったが、このぐらいでごはんもの全般が売り切れになった模様。
席へ着いてからしばらくして
『スーパードライ小瓶』
が運ばれる。
調理をしている店主と、奥様かな?配膳される女将のツーオペ体制で、回転率は決して早くはないが、丁寧な仕事ぶりが垣間見える。
大体2杯づつ作っていて、都度チャーシューを炙ったりと、小忙しいのに落ち着いた手際であった。
流石に天空落としのような派手な演出はなかったが、程なくして
『特しょうゆ平打ち』
が運ばれる。
見た目は優しめな清湯スープで、チャーシュー2種4枚にメンマ、ほうれん草、海苔、味玉、ネギと言ったトッピング。
正に俗に言う特製トッピングで、これが850円だと!?
鷺沼の土地が安いのか?物価が違うのか?とてもじゃないが、都内では昨年閉店された『中華そば さわ』でも900円が1050円に値上げされていたのに、それよりも安いw
流石にここまで安いならスープで調整されているのだろうと思いきや、一口頂くと久々の
『で、あるか!』
が発動したのであった!
『で、あるか!』は我輩の最上級の褒め言葉で、滅多に発動しないので年に数回あるかと言うリアクションである!w
スープは動物系主体ではあるが、厚みがあり節の効いたノスタルジックな美味いやつw
間をおいて
『ネギチャーシューごはん』
が運ばれたが、このチャーシューも提供前に七輪で炙っていたので、非常に香ばしくて美味しいw
続いて
『麺上げ』
を行うと、少し縮れの入った平打ち麺が顔を出す。
こちらは変わっていなければ、三河屋製麺の麺だそうで、スープのりも良くて美味しいw
チャーシューは
『大判な肩ロース』
と
『ヒレかモモかな?』
白河ラーメンのかぶり肉のような感じで、どちらも美味しかったな〜w
総括
いやはや、まさかの『で、あるか!』が発動したのは、我輩も驚きであったw
まさかこれだけ物価が高騰しているご時世で、この値段でこのクオリティなのが驚きであったからこそ発動したのかも知れん。
我輩としては長く営業を続けて欲しいので、閉めるくらいなら値上げして欲しい派であるw
実はまだ出てくるのに時間が掛かると思い、ビールは追加して2本飲んでいるw
回転率は決して良くないので、待つ事は多々あると思うが、店内の空間は少し時間がゆっくりに感じるので、そこまでイライラしないはず。
待つ価値のある値段と逸杯であると思うので、是非とも一度足を運んでみて下されw
改めて、『中村屋』が食べたくなったw
本日はこれにて御免!
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