やあやあ、さむらいである。
寒くなったり、暖かくなったりを繰り返して段々と春に近付いていく中、如何お過ごしだろうか?
我輩の住んでいる近くのホテルがコロナ患者の受け入れをしており、そこの明かり(稼働率)を見れば感染者数が増えているのか、減っているのかがわかる。
最近の様子を見る限りは大分減った様子で有り、3月13日以降はマスクも個人の判断で良いと言う。
マスクが邪魔で仕方がなかった我輩としては、すぐさま外すつもりであったが、考えてみるとモロ花粉症の季節。
花粉症対策として薬を飲んでいるので、マスクにどれだけの効果があるかわからんが、花粉が落ち着くまでは外せないかも知れん。
同調圧力が大きい国民性だけにどうなるのかわからんが、我輩は周り関係なく積極的に外していくつもりである。
皆様はどうお考えだろうか?
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2018年に“百名店”に選出されると、5年連続で選ばれている
『はつね』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神楽月も月末の頃。
この日はミシュランガイド東京2023が発表された直後とあって、初受賞で未だに未訪問であった西荻窪の『佐々木製麺所』を目指していた。
しかし、売り切れ早閉まいとなってしまい、急遽お店変更を余儀なくされる。
中々来れない遠征地であり、『麺尊RAGE』や、『西荻燈』と言ったミシュラン店もあったが、兼ねてより気になっていた
『はつね』
へ伺う事に。
ほとんどの客がタンメンを注文すると言う、タンメンのみで“食べログ百名店”に選出された実力は如何に?
はつね
『佐々木製麺所』の売り切れ早閉まいを確認したのが、14:30前。
そこから直接『はつね』へ向かい、到着したのが14:40頃であった。
『佐々木製麺所』とは逆側の南口側で、駅からは徒歩1分と言った場所にある。
こちらのお店は11:00~16:00頃まで営業してくれているので、アイドルタイムに入っても伺えるのが有り難い。
店前には6人の外待ち客がおり、最後尾に着く。
見た所、カウンターのみの小さなお店で2人体制であったのだが、途中から1人上がってしまったのか1人体制に。
回転率は良いようには見えず、実際に着丼まで掛かった時間は50分待ちであった。
しかも、我輩の前で待っていた1人の女性客がいたのだが、後から来た男性が今着きましたと横入りされる。
いわゆる、代表待ちと言う行列店ではやってはいけない御法度行為。
客同士のトラブルの元であり、我輩は決してやらないし、固く禁止しているお店がほとんどである。
ここで我輩の選択肢は二つ。
代表待ちを注意するか、黙認するかである。
この時思い出していたのはかまいたちと言うお笑い芸人の横入りした奴を注意しろと言うネタであったw
お互いに美味しいらぁ麺を食べに来ているのに、注意して最後尾に並び直せと言っても、黙認しても気持ちが悪い。
常識的に考えても普通はやらない行為であるが、ルールを知らないだけで、それを店員に告げ口しても結局は気持ち良くない。
どっちにしろ、我輩のモヤモヤが晴れる事はなく、互いに気持ち悪くなると言う最悪な着地を考えたら、我輩が黙認する事で前の方が気持ち良く美味しいらぁ麺を食べて帰れるのであれば、それで良いのかな?と思い立った。
この後、席へ案内されて驚いたのが、前の方が結構な常連客のようで、店員と仲良くお喋りしている事であった。
我輩の出した答えが正しかったのかどうかをこの後も考えていたので、皆様ならどうしていたか是非とも聞いてみたい。
そのせいもあったかも知れないが、結局席へ案内されたのが40分程経った頃であった。
券売機のようなものはなく、注文を聞かれたら口頭で注文し、後会計と言うシステム。
メニューは壁に掲げられたもののみ。
ラーメンは650円、ワンタンメン、タンメン、もやしそばは750円で、チャーシュー入りは+350円。
大盛は100円増とあったが、他にサイドメニューやアルコールと言ったものは、一切なかった。
兎にも角にも、タンメン推しのようなので、我輩はタンメンチャーシュー入り(1100円)を注文する。
ワンオペながら調理の手際は大したもので、2~3人前となる大量の野菜を中華鍋で火を放ちながら振っていた。
それでもワンオペでは、調理が一段落するまでお会計出来ないと言った不便もあって、やはり回転率は良いとは言えない状況であった。
手元は見えないが、麺はテボで茹でているのか?
丼に野菜を盛った後も、細かく量や配置を気にして調整しているようであった。
そして、ようやく
『タンメンチャーシュー入り』
が着丼する。
普通なら中華鍋の焦げやらが浮いてそうであるが、この澄んだスープは他店では見られない芸術品である。
タンメンの野菜炒めには肉は入っておらず、野菜のみでその上にチャーシューが6枚のっているだけのシンプル構成。
まずはスープから頂くが、らぁ麺特有の香味油感は全く感じない、超薄味のタンパクなスープであった。
無味ではないが、カエシも感じないもはや、野菜だけで取ったスープなのだろうか?
次に
『麺上げ』
を行うと、写真はちょっとボケてしまったが、少し縮れた中細麺が顔を出す。
野菜炒めはもやしとキャベツでシャキシャキであったが、味付けはやはり淡白で薄味。
こちらの
『チャーシュー』
はモモだろうか?
やっとこ塩味を感じれたが、こちらもらぁ麺を邪魔しないように最低限の醤油味であった。
総括
タンメンを売りとするお店の中では、過去一薄味であった。
結局、代表待ちの件でイライラしてちゃんと味わえなかっただけかも知れんがw
しかし、これだけ澄んだスープも味わった事がなく、不思議な感覚ではあった。
また行くかと言われたら一度味わえたら満足であるが、タンメン好きにはヒットするかも知れんのでお試しあれ。
本日はこれにて御免!
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