やあやあ、さむらいである。
この記事を書いているのが朝方7:00となっていて、昼夜が逆転しているさむらいである。
早起きをして書いているのであれば、何も問題はないが、稼働を終えて風呂から上がり、書き進めて最後にこの冒頭の前文を綴っている次第である。
これから床に入り、起きるのは9:25。
こんな生活をかれこれ3年以上続けているのだから、我ながら自身の体が心配になって来た。
生活改善をするのが先である気がするが、近々人間ドックにでも行ってみようと思っている。
どうか、皆様方に置かれましても、ご自身の体調管理にはご注意下さるよう。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると4年連続で選ばれている
『麺処 銀笹』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は皐月も初めの頃。
この日は銀座方面へ伺う用事が有った為、以前から記事にしたかったお店へ伺う事に。
どちらかと言うと銀座よりも新橋や、築地市場駅を最寄りとするお店である。
我輩は新橋駅から向かったのであるが、銀座口を出て汐留方面へ進み、首都高速道路と交差する蓮菜橋と言う大きな交差点の歩道橋を渡った所のふもとにそのお店はあった。
一度だけ伺った事があったのだが、銀座界隈の中では上位に入ると言った感想であったので、改めて記事にしたいと再訪問を望んでいたのであるが、テレビに取り上げられてしまったりと中々、タイミングが合わずにいた。
そろそろ、落ち着いたのではないかと思い、伺ったのであった。
麺処 銀笹
この日はゴールデンウイーク明け直後の平日で、到着したのは13:45頃であったのだが、外待ちはなく、店内も8割程の埋まり具合であった。
店に入ってすぐ右側の券売機で、先に食券を購入する。
一番左上のボタンには塩ラーメン(880円)が鎮座し、続いて白醬油ラーメン(880円)、塩つけめん(920円)、白醤油つけめん(920円)の4種類がメインメニューとなっており、大盛は100円となっていた。
トッピングに味玉(120円)や炙りチャーシュー(220円)、わさび(20円)と言ったものもある。
サイドメニューには焼豚飯(380円)と言ったものもあるのだが、ここで頼むべきは鯛飯(380円)である。
連れが塩ラーメンを頼んだので、我輩は白醬油ラーメンとトッピングに味玉を選び、お互い半鯛飯(220円)を購入するのであった。
店内はカウンター席がなく、2名掛けや4名掛けのテーブル席が横並びに続いていて、間には間仕切りとなるパーテーションが設置され、感染症対策はばっちりであった。
緊急事態宣言下であったので、ビールはお預けであったが、お冷にはルイボスティー的なお茶が運ばれた。
お盆の上にはお箸やレンゲが先付けされていて、高級おしぼりも備え付けとなっていた。
しばらくすると、薬味が届く。
青さ海苔はわかるが、横には焦げた何かクルトンのようなものが有り、“こちらは最初は入れずに半分程食べ進めた時の味変用としてお使い下さい”との事であった。
残念ながら厨房の様子は見る事が出来なかったが、着丼を心待ちにしていると
『白醤油ラーメンと半鯛飯』
が運ばれた。
炙られたチャーシューがドンと構え、横にはつみれが2つ、メンマに味玉、薬味にネギと水菜に少量の糸唐辛子がのっている。
スープの見た目から魚介×動物系のようであるが、レンゲから一口頂くと、鯛出汁が前面に出たスープとなっていて、しっかりと醤油のキレも感じる事が出来る仕上がり。
こちらのお薦めである塩ラーメンであるが、塩でありがちなふんわりとした薄味ではなく、塩ながらもしっかりとした味わいなので楽しめるのだが、より濃口が好みと言う方は白醬油ラーメンの方が良いのかも知れない。
続いて
『麺上げ』
を行うと、縮れた細麺が顔を出す。
一気に啜り上げると、スープの持ち上げも良く、鯛の魚介感を感じる事が出来た。
ただ、正直なところを申すと、麺は少し安っぽい印象を覚えてしまった。
何というか、特段の拘りを感じられない、スーパーに売っている中華麺のような印象。
もちろん、スーパーに売っている中華麺が美味しくないと言っているのではなく、美味しいのだが、何処か勿体ない感じを覚えてしまった。
次にピンク色した
『つみれ』
であるが、おでんの練り物のようで、美味しく、こちらのラーメンに良く合っているw
そして、存在感の大きい
『バラロール炙りチャーシュー』
であるが、味付けもしっかりしていて、美味いw
ここで、半分程食べ進めたので薬味を入れて、味変を試みる。
鯛出汁と青さ海苔の組み合わせは間違いなく、クルトンも良い仕事をしている。
正直に言って、この焦げたクルトンの正体はわからなかったのであるが、単体で食べたら苦味が強かった。
味玉も我輩好みのトロっとした半熟加減となっていて、黄身にまでしっかりと味が入っていたので、味玉好きの方は注文必須である。
麺を食べ進めながら鯛飯をと行きたい所なのであるが、それはどうか一口二口で我慢して欲しい。
なぜなら、この店の一番の売りと言っても過言ではない(と勝手に言っているだけであるが)のが、残ったスープを鯛飯に掛けて
『お茶漬け』
として楽しむ方法である。
丼を見て違和感を覚えた方もいるだろうが、何と、丼には注ぎ口が付いていて、スープをこぼす事なく綺麗に注ぎ入れる事が出来るのである。
要は、こちらのお店のラーメンはお茶漬けとセットにして楽しんで初めて満足頂ける逸杯なのであった!
総括
サイドメニューには半白飯(120円)と言うメニューもあるので、お腹に余裕がない方も是非ともセットで食べて欲しいと願っている。
銀座界隈は有名ならぁ麺屋が多いので、悩まれる方も多いだろうが、こちらのお店は自信を持ってお薦め出来るお店の一つであると言える。
もし、この記事を店主様がお読み下さったとあらば、今一度麺と向き合って欲しいと切に願う。
本日はこれにて御免!
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